【ハイライト】ファッション業界が注目する海外フェス5選
今や、日本でも完全に定着した音楽フェスカルチャー。「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」に代表される大自然の中で楽しむフェスが人気を博す一方で、近年は街の延長線上にあるファッションに身を包み、音楽を楽しむ大規模音楽フェスが注目を集めている。例えば「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)」や「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(The Coachella Valley Music and Arts Annual Festival)」は、海外ではハリウッドセレブやモデルなどがこぞって参戦し、日本のファッション業界人からも注目を集める。さらに、今年はマイアミ発の世界最大級音楽フェス「ウルトラ・ミュージック・フェスティバル(Ultra Music Festival)」が日本初上陸し、益々盛り上がる気配だ。
ここでは、プロデューサー兼DJのバーバル(VERBAL)をはじめ、植野有砂「フィグ&ヴァイパー(FIG&VIPER)」クリエイティブ・ディレクター兼DJ、串戸ユリア「ジェイダ(GYDA)」プロデューサー、モデルの藤本奈月やYUUMI、横町さくらPR01. プレス兼カンナビス レディース プレス、ライターの津田昌太朗、フォトグラファー兼アーティストの井上真理、斉山陽子Ifca代表、そしてお笑い芸人の渡部建といった、ファッションに縁のある業界人や著名人が注目する海外フェスを紹介する。
「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(The Coachella Valley Music and Arts Annual Festival)」は、アメリカ・カリフォルニア州の砂漠地帯“コーチェラバレー”で行われる大規模野外フェス。毎年7月中旬に2週に渡って計6日間実施され、アメリカ3代ロックフェスの1つに数えられる。ロック・レジェンドのほか、古今東西のテクノアーティストも参加するジャンルレスなラインアップも魅力。女優のシエナ・ミラーからモデルのカーラ・デルヴィーニュまで数多くのセレブが集まることでも有名だ。
串戸ユリア/「ジェイダ(GYDA)」プロデューサー
「最も良い点はクラブミュージック、フォーク、ロックなど多彩なジャンルがあり、それぞれで最旬アーティストの音楽が聞けるところです。砂漠地帯に3日間は体力的に辛かったが、それを忘れさせてくれるくらい開放的で楽しかった」
斉山陽子/Ifca代表
「音楽だけでなく景色や雰囲気、ファッションなども素晴らしいです。元々、メキシコに留学していたこともあり、アートとラテンな雰囲気と強めの太陽が素敵なLAで開催されるのがとても好み。今年はLA在住の友人とメディアを連れて参加しました。セレブリティも多く集まるためか、トイレなどは非常に整備されています。但し、さすが砂漠。夜は砂煙が凄いので、バンダナをマスク替わりにした方がいいです。ちなみにコーチェラはパスがあれば出入り自由なので、好きなアクト以外はセレブリティやファッション関係者は同じパームスプリングス近郊で開催されているブランドパーティーに参加しています。今年は私も会場を抜け、地元カルフォルニアブランドの『フォーエバー21(FOREVER21)』のVIPパーティーに参加しました。地元LAで活躍するブロガーやアーティストなどオシャレな子が来て賑わってましたね。そこからダッシュでファレルに戻り、最後『HAPPY』を外人と肩組んで歌いました。カルフォルニアらしいヒッピーでラテンなガールと少しスポーツテイストがMIXされたようなポートランド的な男子が多い印象。日本人は相当少ないが是非行ってほしい」







