【ハイライト】ファッション業界が注目する海外フェス5選
今や、日本でも完全に定着した音楽フェスカルチャー。「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」に代表される大自然の中で楽しむフェスが人気を博す一方で、近年は街の延長線上にあるファッションに身を包み、音楽を楽しむ大規模音楽フェスが注目を集めている。例えば「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)」や「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(The Coachella Valley Music and Arts Annual Festival)」は、海外ではハリウッドセレブやモデルなどがこぞって参戦し、日本のファッション業界人からも注目を集める。さらに、今年はマイアミ発の世界最大級音楽フェス「ウルトラ・ミュージック・フェスティバル(Ultra Music Festival)」が日本初上陸し、益々盛り上がる気配だ。
ここでは、プロデューサー兼DJのバーバル(VERBAL)をはじめ、植野有砂「フィグ&ヴァイパー(FIG&VIPER)」クリエイティブ・ディレクター兼DJ、串戸ユリア「ジェイダ(GYDA)」プロデューサー、モデルの藤本奈月やYUUMI、横町さくらPR01. プレス兼カンナビス レディース プレス、ライターの津田昌太朗、フォトグラファー兼アーティストの井上真理、斉山陽子Ifca代表、そしてお笑い芸人の渡部建といった、ファッションに縁のある業界人や著名人が注目する海外フェスを紹介する。
「ソナー(SONAR)」は、スペイン・バルセロナを拠点とし、世界最大級の規模で開催される最先端音楽とメディア・アートの祭典。1994年6月にスタートし、アーティスティックなエンターテインメント性と実験性に溢れる姿勢を同時に兼ね備えていることもあり、ミュージックフリークからクリエイターまで幅広いファン層を獲得している。独特のフォーマットとコンテンツによって、異なるジャンルの交流が見られる点でも注目を集める世界屈指のビッグ・フェスティバルだ。
井上真理/フォトグラファー・アーティスト
「撮影で過去3回ほど訪問。開催地も都心からアクセスしやすいのも魅力の一つ。昼の特設会場では音楽産業におけるカンファレンスやプレゼンテーションが行われていたり、次世代音楽の構造を体感する機会を与えたりしてくれる」







