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【ハイライト】ファッション業界が注目する海外フェス5選

2014/09/22

 今や、日本でも完全に定着した音楽フェスカルチャー。「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」に代表される大自然の中で楽しむフェスが人気を博す一方で、近年は街の延長線上にあるファッションに身を包み、音楽を楽しむ大規模音楽フェスが注目を集めている。例えば「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)」や「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(The Coachella Valley Music and Arts Annual Festival)」は、海外ではハリウッドセレブやモデルなどがこぞって参戦し、日本のファッション業界人からも注目を集める。さらに、今年はマイアミ発の世界最大級音楽フェス「ウルトラ・ミュージック・フェスティバル(Ultra Music Festival)」が日本初上陸し、益々盛り上がる気配だ。

 ここでは、プロデューサー兼DJのバーバル(VERBAL)をはじめ、植野有砂「フィグ&ヴァイパー(FIG&VIPER)」クリエイティブ・ディレクター兼DJ、串戸ユリア「ジェイダ(GYDA)」プロデューサー、モデルの藤本奈月やYUUMI、横町さくらPR01. プレス兼カンナビス レディース プレス、ライターの津田昌太朗、フォトグラファー兼アーティストの井上真理、斉山陽子Ifca代表、そしてお笑い芸人の渡部建といった、ファッションに縁のある業界人や著名人が注目する海外フェスを紹介する。

 「グラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival)」は、イングランドの南西に位置する小村・ピルトンで、1970年から開催されている伝説的な音楽フェスとしてその名を轟かす。現代音楽だけでなく、演劇やサーカス、映画上映まで行われるなどジャンルレスな公演が特徴。広大な面積も特徴で会場の大きさは約3.6平方キロメートル。2007年には700を超えるライブが約80ステージで演じられ、18万人を超える観客が来場した。

津田昌太朗/ライター
「フジロックのモデルにもなったフェスだが、規模はもちろんそこに集まる人の多種多様さは桁違いであり、最大の魅力の一つ。個性的な観客も多く、アーティストやセレブはもちろん、ロイヤルファミリーを見かけるなんてことも」