ファッション

レディー・ガガの脱衣ショーにくぎ付け 2019年「メットガラ」の全133カット公開

 米のニューヨーク・メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で5月6日(現地時間)、ファッション展覧会のオープニングイベント「メットガラ(MET GALA)」が開催された。2019年の展覧会テーマは、米国の批評家スーザン・ソンタグ(Susan Sontag)が語った悪趣味すれすれの美学を指す「Camp: Notes on Fashion(キャンプ:ファッションについてのノート)」。ゲストたちは同テーマのもとに用意されたコスチュームをまとい、大舞台のレッドカーペット(実際は“ピンク”カーペット)を闊歩した。

 共同ホストを務めたレディー・ガガ(Lady Gaga)は、「ブランドン マックスウェル(BRANDON MAXWELL)」の衣装で登場。ホットピンクのボールガウンドレスからクリスタルが散りばめられたアンダーウエアまで、衣装を脱ぎ続けて4ルックを披露したほか、階段に寝そべったり観客に向けてヒップを突き出したりと、テーマに沿ったパフォーマンスも交えて会場を盛り上げた。

 そのほかのゲストも“キャンプ”な世界観を余すところなく披露した。ビリー・ポーター(Billy Porter)は6人の男性が担ぐ棺桶に乗って登場し、彼のシグネチャーともいえる過剰なコスチュームを見せつけた。頭部からつま先までを金のスパンコールで覆った「ザ ブロンズ(THE BLONDS)」のジャンプスーツは、女優のエリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)が主演を務めた映画「クレオパトラ」(1963年公開)に着想したものだろう。またセリーヌ・ディオン(Celine Dion)は、フリンジがあしらわれた「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のドレスと、羽根がドッキングされたヘッドギアをチョイスして存在感を示した。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。