フォーカス

宮村浩気・代表が語る人気ヘアサロン「アフロート」の次なる展開

2015年のヘア業界でもっとも動きのあったサロン「アフロート」

 2015年のヘア業界を振り返って一番動きがあったサロンといっても過言ではない「アフロート(AFLOAT)」。15年1月、新宿に「アフロートルヴア(AFLOATRUVUA)」を出店、8月には10年間表参道で展開していた「シェルハ(Xel-Ha)」を銀座に移転リニュアルすると共に、新たに表参道に「アフロートディル(AFLOATD’L)」をオープンした。「『アフロートルヴア』は、新しい試みの店舗。新宿には男性が多いので、意識してメンズ客への取り組みを強化。ウェブなどで積極的にメンズスタイルを打ち出した結果、メンズ客比率は3割ほど。他の店舗が1割未満なのを考えると、かなりメンズ客が多く、女性のイメージが強い『アフロート』に新たなイメージを構築できた」と宮村浩気「アフロート」代表は語る。

 「アフロート」を代表する店舗だった「シェルハ」を表参道から銀座に移転した経緯については、「もともとビルの契約が10年と決まっていたこともあり、前から移転は決まっていた。『シェルハ』には大人のお客さまが多く、サロンに来た後は銀座で買い物や食事をするという話も聞いていたのと、ちょうど新築のいい物件が見つかったこともあり、銀座に移転した。表参道の『アフロートディル』は、『アフロート』を始めたのが表参道だったので、そこに店舗を残したいという思いと、お客さまの中にも表参道がいいという意見もあり、新しく作った」。

 かつて「アフロート」といえば、宮村代表をはじめ、その売り上げの高さでも話題だったが、最近では売り上げの高さよりも、いかにお客がリラックスできるかを重視しているというのも意外な話だ。「土日には多くのお客さまを入れて忙しいというのが一般的だが、『アフロート』では土日でも人数を制限して、なるべく平日にも来てもらう。そうして一人あたりにかけられる時間を確保し、お客さまにリラックスして、満足してもらうよう心掛けている」と語る。

 11月には会員制オンラインサロン「ジェネクション」を始動。「『ジェネクション』は、『アフロート』の持っているノウハウを多くの美容師に提供することで、ヘア業界を盛り上げつつ、自分たちも成長できると思い、始めた。基盤が固まってきたら、中国や東南アジアへの進出も考えている。ヘアサロン単体でこういった取り組みができるところは限られているので、早く海外に展開して、先駆者的として地位を確立したい」。

 これまで海外にはハワイや台湾、上海、深センなどへはFC店舗を展開しているが、今後は直営店の出店も構想中だという。「まだ具体的ではないが、やってみたいと思っているのはアメリカのLA。何度か訪れていて、雰囲気もいい。FCだと中国の深センでやっているスタッフが人気都市の成都に出す予定。国内だとFCで月島と海老名への出店はすでに決定している。中には自分はアフロートで働きながら、FC店の代表も務めるという新たな働き方を実践しているスタッフもいる。そういったFCのあり方も今後は増えていくはず」。

[rel][item title="ヘアサロン「アフロート」がオンラインサロンを開始。新たなムーブメントとなるか?" href="https://www.wwdjapan.com/beauty/2015/11/19/00018748.html" img="https://www.wwdjapan.com/beauty/files/2015/11/19/15_1119_afloat.jpg"][/rel] [rel][item title="「アフロート」が新たに2店舗をオープン 需要が高まる銀座での集客を狙う" href="https://www.wwdjapan.com/beauty/2015/08/28/00017773.html" img="https://www.wwdjapan.com/beauty/files/2015/08/27/D-001_600.jpg" size="medium"][/rel]

次ページ:カット料金を3万円にする狙いとは?▶