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番外編って面白い

ラグビーワールドカップ2023の日本代表、負けちゃいましたね。でもアルゼンチン戦の日本選手のパフォーマンスは素晴らしく、ラグビーの魅力を伝えてくれました。そんな中で話題となったのが、NHKがラグビー中継の副音声で取り組んだ「#超ラグトーク」です。これは俳優でタレントの岡田准一さん、元ラグビー日本代表選手の五郎丸歩さん、お笑い芸人のケンドーコバヤシさんらが登場し、試合を“ゆるく”解説するというもの。

基本的には、難しいラグビーのルールを分かりやすく解説しているのですが、選手を紹介する際に「名古屋のレゴランドによくいるらしい」「鈴鹿サーキットの年間パスを持っている」「コンバージョンキックのときの顔がトイ・ストーリーのウッディに似ている」など、奔放なトークで中継を盛り上げていました。通常の音声とは異なる、言ってみれば“番外編”の副音声で、野球やサッカーと比べてまだ馴染みの薄いラグビーを、身近なものに感じてもらう取り組みですね。

今回紹介する記事は、ミラノ・ファッション・ウイークの取材記の番外編です。1時間以上遅れてスタートしたショーの舞台裏や、着替え中のモデルが飛び出してくるような演出のあったコレクションなど、“お騒がせした”ショーをピックアップして紹介しています。ラグジュアリーな印象の強いミラノコレも、少し身近に感じられそうですね。

「WWDJAPAN」 ヘッドリポーター
中村 慶二郎
NEWS 01

ドタバタミラノコレ日記・番外編

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ドタバタミラノコレ日記・番外編

ミラノ・ファッション・ウイークのドタバタ取材記。大雨でずぶぬれになった「ディーゼル(DIESEL)」の野外ショーや、全力ダッシュで向かったのに開催日を間違えていた展示会、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の会場でガードマンと張り合うも競り負けてうまく撮れなかったキム・ダミ(Kim Da-Mi)。今回も体当たりで頑張った取材風景から、コレクション日記では紹介しきれなかったこぼれネタまでをお届けする。(この記事は「WWDJAPAN」2023年10月9日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

9.19(TUE) 21:30
美尻に首ったけ「カルツェドニア」パーティー

公式スケジュールの初日、レッグウエアブランド「カルツェドニア(CALZEDONIA)」のパーティーにはミラノ中のパリピが集結。会場に入ると目に飛び込んできたのは、最新レッグウエアをまとったモデルの美脚、というか美尻。セクシーに動くミシュランマンのような謎のキャラクターも登場しカオスに。どセクシーでイケイケの来場者は次回のスナップに確定!

9.20(WED) 22:00
ファレルに会いたかった「モンクレール」イベント

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NEWS 02

高島屋、京都の新施設「T8」を公開 「カテゴリーミックス」「カルチャー」「アート」で滞在価値を生み出す

高島屋は17日、高島屋京都店に新たに専門店ゾーンを増床し、「京都高島屋S.C.」としてオープンする。12日、関係者向けに専門店ゾーン「T8」を公開した。

専門店ゾーン「T8」(1万2000m)は、既存の百貨店ゾーン(5万2000平方メートル)の地下1階〜地上7階に接続する。全51業態のうち、新業態が9店、関西初が8店、京都初が18店。

京都高島屋S.C.は、四条通と河原町通、2つの大通りの交差点に立地する。東には祇園や東山などの観光名所、西には烏丸通りにオフィスエリアが広がる。内覧会の記者説明会に登壇した村田善郎社長は、「京都高島屋S.Cは地元の人々、観光客、ビジネスマンなど多様な人々が行き交う“交差点”に立つ。どんな人も一度は立ち寄りたくなる、京都のシンボルを作っていきたい」と話した。

日本橋を先行事例に
カテゴリーミックスで編集

日本橋高島屋S.C.(19年9月開業)を先行事例に、「衣料品」「化粧品」「服飾雑貨」といった百貨店の商品カテゴリーにとらわれず、カテゴリーミックスでフロアを編集。「まるで一つの街を歩くような楽しさ」(村田社長)を演出する。“人と会う前の待ち合わせの時間”をテーマにした1階は、マッシュスタイルラボのフレグランス中心の新業態「ミュシャ」やドイツのタオルブランド「フェイラー」、銀座のショートケーキ専門店の新業態「cgf京都」などギフトに引き合いの高いショップが充実する。2階は“行きつけにしたい、頼れるスタッフに会いにいきたいフロア”。高島屋直営のショールーミングストア「ミーツ ストア」やトゥモローランドの「スーパーエーマーケット」、シロクが今秋スタートしたばかりの“黒米美容”のビューティブランド「ファス」、関西初出店のゴルフブランド「オブシティアン」など。高感度・上質な空間で、じっくりと接客を受けられるショップをそろえた。

カルチャーやアートで新客獲得
百貨店ゾーンとも相互送客

上層階はカルチャーやアート、エンタメを核に、若い新客を取り込む装置にする。蔦屋書店(5、6階)や任天堂のコンセプトショップ「ニンテンドー キョウト」をはじめ、マンガやプラモデルなどのコレクターズショップ「まんだらけ」、レコード店の「フェイスレコード」、ニッチなアーティストの作品などを売る「ヌーヌ キョウト」などが出店した。

各階の百貨店ゾーンとの接続部付近にはポップアップスペースを設け、話題性のあるブランドで相互送客のハブにする。オープンからは2階でブルーボトルコーヒー(10月17〜31日)、3階で「アー・ペー・セー ゴルフ」が期間限定ストアを展開する。

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最新号の読みどころ

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反した性質はどんな文脈から生まれているのでしょうか。