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髙梨沙羅が体験!“ヘアサロン版ベストコスメ”ヘアカラー部門史上初の3連覇「イノアカラー」

ロレアル プロフェッショナルが展開する「イノアカラー(INOA COLOR)」が、「WWDBEAUTY 2023 ヘアサロン版ベストコスメ」のヘアカラー部門において、3連覇を達成した。同賞は、都内の人気ヘアサロン50軒に、この1年間で実際に使用して良かった製品についてアンケートを実施し、その得票数でランキングを出したもの。その結果は、第一線で活躍する美容師が太鼓判を押したことの証でもある。

今回、スキージャンプの髙梨沙羅選手が、「イノアカラー」を体験した。髙橋さんは、バッサリ髪を切ったボブスタイルでカメラの前に立ち、モードな大人の女性として新たな魅力を発揮。ヘアデザインを手掛けた朝日光輝「サンバレー(SUNVALLEY)」代表と共に、新しいヘアスタイルの感想や、「イノアカラー」の魅力を聞いた。さらに受賞を受け、都内某所に“iNOA ギャング&エンジェル”と呼ばれる「イノアカラー」を知り尽くした7人のトップスタイリストが集結。プロからの目線で、同ブランドの実力を語ってもらった。

髙梨沙羅選手と朝日光輝「サンバレー」代表に聞く
「イノアカラー」の魅力

WWDBEAUTY(以下、WWD):かなり髪を切って、印象が変わった。

髙梨沙羅(以下、髙梨):約20cm髪を切りました。これまでハイライトを入れたり、インナーカラーを入れたり、部分的にブリーチしたことはありましたが、今回のように全部の髪をブリーチしたのは初めて。ここまで明るい色にしたことはなかったので、大丈夫かな?と不安もありましたが、想像していた以上に素敵な色に仕上げて頂きました。髪が短いほうが洋服もかっこよく着られるかなと、思い切ってカットしましたが、モードな印象になってすごく嬉しい。これからの色落ちも楽しみです。

WWD:カラー前の不安とは?

髙梨:全部ブリーチして髪が傷まないかも不安だったし、自分に似合うのかも心配でした。ブリーチしたら傷むという前提でトライしたのですが、仕上がったら透明感があるし、ブリーチしたことを忘れるくらい手触りもツルツルしていて、かなり驚きました。

WWD:今回のヘアカラーのポイントは?

朝日光輝「サンバレー」代表(以下、朝日): 髙梨さんからは、寒色系というリクエストでした。ブルー系なども含め検討し、前回の色の褪色具合なども見ながら、グレー3:ベージュ1の割合で寒色系を表現しました。根元は色も入っていなかったので暗くし、毛先に向かって明るくなるようグラデーションに。ブリーチする前には“メタルDX”のプレトリートメントを使用して、ダメージに配慮しました。

髙梨:仕上がってもう一つ驚いたのが天使の輪!頭部にできる天使の輪って、黒髪にできるイメージでしたが、こんなに明るいカラーでもちゃんとできていて、ビックリしました。

WWD:美容師の目から見た「イノアカラー」の長所とは?

朝日:出したい色によっては、2回ブリーチすることもありますが、ダメージが気になる人もいます。その点「イノアカラー」は、独自の“オイル デリバリー システム”で髪のダメージに配慮され、透明感と艶を与えながら希望の色を表現できるので、ヘアデザインの幅が広がります。最近は、大人でもハイトーンを好む傾向にありますが、髪のエイジングが気になる大人もダメージを怖がらずにトライできる素晴らしいカラー剤だと思います。

WWD:サポーターとして「髪色自由化プロジェクト」(働くすべての人が自分らしい髪色で働ける社会を目指すプロジェクト。詳細は下記参照)をどう思う?

髙梨:素晴らしい活動だと思います。個性やこうなりたいというイメージがあるのに、先入観によるルールや暗黙の了解でそれが制限されてしまっては、本当の姿が見えにくくなってしまいます。髪色に個性が出ていれば、それが目に見えて分かりやすいし、会話のきっかけにもなります。私自身も先日ある大会で、ピンクの髪色の選手に「ピンクにしたんだね。すごく似合っている」と声をかけました。応援するほうも、結果だけでなく、個性がある人のほうが応援したくなるだろうし、そういうキャラクターは存分に生かしたほうがいいと思っています。

朝日:私も接客していて、会社や上司の目を気にして、自分のやりたいスタイルを表現できていない人が本当に多いと感じます。他人の物差しで決められた枠からはみ出さないようにして生きるのは窮屈だと思う一方で、自ら言い出すのは難しい。そんな中、ロレアル プロフェッショナルさんが手を挙げ、声を出してくれたことで救われた人も多いだろうし、これから救われる人も多いのではないでしょうか。

髙梨:社会で働くのに、TPOにあった服装や容姿というのは大切だと思いますが、個性は生かしたほうが素敵だと思う。個性あるヘアカラーでも艶があれば清潔感はちゃんと出せるだろうし、お手入れされた艶のある髪はその人の魅力を増すと思います。

顧客にも自分にも「イノアカラー」を選ぶ
7人の“iNOA ギャング&エンジェル”が
その実力を語る

WWDBEAUTY(以下、WWD):「イノアカラー」の一番の魅力とは?

蜂須賀祐太「ワーカー」代表(以下、蜂須賀):なによりリピート力の高さ。一度体験すると「今回もこれにしたい」と、お客さまの方からリクエストされることが圧倒的に多い。「イノアカラー」が日本に上陸したのが2019年。それから多くのカラー剤が出てきたが、主成分の約60%がオイルで、オイルと水の反発力を使って髪を染める“オイル デリバリー システム”の価値は年々高まり存在感を増していると感じる。髪や頭皮にとってさまざまな外的要因がある昨今、カラーによるダメージに配慮したシステムであることは大きな魅力だ。

NATSUMI「アルバム」ディレクター(以下、NATSUMI):頭皮に配慮されているのも、お客さまの満足度とリピート率が高い理由の一つ。最近はハイトーンブームであり、艶髪ブームでもある。「イノアカラー」でカラーしたあとのほうが、カラー前より艶色髪に仕上がるのは、“オイル デリバリー システム”ならではの新感覚だと思う。

MANAE「バイオレット」副店長(以下、MANAE):たしかにブリーチオンカラーの時、しみやすいお客さまにも提案しやすいし、グレイカラーで頭皮の状態を気にされている方にもすすめやすい。「バイオレット」では2019年の日本上陸時から導入しているが、現在に至るまでリピート率は99%。

坂狩トモタカ「シア」代表(以下、坂狩):「シア」はパーマを得意とするサロンだが、「イノアカラー」はワンメイクで色がきれいに出るのが良い。

WWD:カラー剤の違いはパーマにも影響する?

坂狩:攻め方が違ってくる。「イノアカラー」は、そのほかの施術で使用するアルカリ剤を調整しなくていいので、美容師にとってスタイルの可能性を広げるアイテムになっている。

WWD:サロンユーザーが実感できるメリットは?

前坂美来乃「シア」ディレクター(以下、前坂):アンモニア無配合で、帰宅後にカラー剤特有のツンとした臭いがないことだと思う。私自身、ずっと「イノアカラー」を使っている。施術後、鏡を見てその艶色に感動してくださる方も多いし、髪に触れた時の触感も含め、総合的に満足度が高く「これだったら、少しくらい高くなっても続けたい」というお客さまが多い。

NATSUMI:「イノアカラー」は2~3日臭いが残ったり、ドライヤー使用時や枕に着いた臭いを気にしたりするようなストレスがないし、施術中も「臭いがないですよね」と自信を持って言える。サロンでも自宅でもストレスフリーというのが、喜んでもらえるポイント。

浅野宏明「ヴァイス」代表(以下、浅野):頭皮を気にする僕自身も使ってるからこそ、頭皮や髪のエイジングを気にされているグレイヘア世代の方にも自信を持っておすすめできる。

WWD:「イノアカラー」は、グレイヘアにもすすめやすい?

前原穂高「バイオレット」代表:カラーパレットの中に、ファッションカラーと一緒に白髪染めに適した色も入っているから「白髪染め」とお客さまに思われないところがいい。白髪が増え、それまでおしゃれ染めをしていた人が、いきなり「今日から白髪染めに変わってしまった」というのは、それだけでストレスのはず。白髪染め専用でないカラー剤を、何歳になっても使ってもらえるというのは、メンタル的にもかなりプラスだと思う。

坂狩:「シア」はグレイカラーも多いのでマスト。エイジングダメージに対して必要な油分をしっかり与えられ、頭皮にも配慮されている。“オイル デリバリー システム”はグレイヘアにマッチするし、カラー頻度も高く継続的に使用するから、結果がより見えやすい。

NATSUMI:グレイヘアで、髪のボリュームがないことを気にされている方にもおすすめできる。私は世の女性のために、「イノアカラー」が、グレイカラー部門の1位になってほしいと思っている美容師の1人(笑)。グレイカラーは黒やブラウンなど暗くしなければいけない、というイメージがあるけれど、明るめの色でデザインできる。白髪が増えても、おしゃれを楽しむ可能性があることを提案したいし、美容師にとって「イノアカラー」はその提案を実現する武器の一つになると思う。

浅野:今は、白髪を黒やブラウンに染めるのではなく、目立たなければいい、それがデザインされていればいいという考えが主流。その一方で、白髪にコンプレックスがあり、地肌にしっかり塗らないと不安という方もいる。そういう方にも安心して使用できるのも、「イノアカラー」の良さ。

WWD:今年の秋におすすめしたいトレンドカラーは?

前坂:トレンドやおしゃれさでいうと、レッドブラウン系。赤みとブラウンみがあって、濁りが少ない色をすすめたいと思っている。

NATSUMI:今の時点でラベンダーや紫みは人気が高い。ラベンダー=艶みたいなイメージがあり、春に出た新色の“モカラベージュ”は使いやすい。ラベージュにバイオレットやピンクを足して提案するのもいいと思う。

浅野:秋口はラベンダーを求める方がグンと増えるので、僕もベースは“モカラベージュ”が多くなる。よりラベンダーを出したい時はパープルを加えたり、ナチュラル寄りの場合はブラウンを足したり。“モカラベージュ”は年齢を重ねた方でも、透明感がありつつ、艶っぽく、品のある感じに仕上がる。

MANAE:私もラベーシュ系の人気はそのまま続くと思う。ラベージュとモカを合わせるほか、私的には次に暖色がくると思うので、オレンジを最近よく使っている。

蜂須賀:僕はモカ推し。新色の“モカラベージュ”と“モカグレージュ”は発色が良く使いやすい。今も一番使っているが、秋も継続すると思う。

WWD:最後にロレアルが発信している「髪色自由化プロジェクト」についての感想は?

蜂須賀:「ワーカー」は愛知県豊田市にあるが、お客さまの髪色に対する自由化が進んでいるのを確かに感じる。今は、髪色が厳しい所はアルバイトも辞めていく時代。髪色で自由に自分を表現するということが、当たり前になればいい。

前原:とてもいいプロジェクトだと思う。別に奇抜にする必要はないが、自由に髪色を楽しむことで、感性も育つ。感性はファッションやヘアスタイルだけに限ったことではなく、さまざまなことに感じる力が育つということ。感性が揺れ動くという意味でも、いいアクションになると思う。

坂狩:頭皮に配慮されていて、ツンとした臭いも感じにくい「イノアカラー」は、髪色を楽しむ一歩であるファーストカラーリングにピッタリだ。カラーすることで清潔感が失われることを心配する声もあるようだが、艶も出るしカラーしたほうがきれいになれる可能性は高い。自分らしい髪色をどんどん楽しんでほしい。

髪のダメージへの配慮や臭いの軽減など
“ユーザーファースト”な「イノアカラー」

髪表面のダメージに着目し、ロレアル独自の先進テクノロジーであるオイル デリバリーシステム(オイルと水の反発力を使って染料を毛髪内部に届ける)で、手触りも滑らかに仕上げる。特徴は、“オイルグロスカラー”の愛称が示す通り、カラーリング後に艶感が出ること。加えて発色がよく、髪のダメージへの配慮や臭いの軽減など“ユーザーファースト”な機能も兼ね備えている。「WWDBEAUTY 2023 ヘアサロン版ベストコスメ」のヘアカラー部門で史上初の3連覇。

ロレアル プロフェッショナルが推進する
「髪色自由化プロジェクト」とは?

「イノアカラー」を展開するロレアル プロフェッショナルによる、全ての人が自分らしい髪色で働ける社会を目指すプロジェクト。勤務先や職種の都合で好きなヘアカラーを楽しめない人が多い現状に対し、企業ブランドを尊重しつつも、その人らしいスタイルや髪色で働くことができる社会の実現を目指すというもの。同社の調べによると、日本で髪色規定がある企業が約74%(8業種)にのぼるという。スキージャンプの髙梨沙羅選手が、同プロジェクトのサポーターを務める。

PHOTOS : ANNA MIYOSHI(TRON) ※髙梨さん・朝日さん,SOICHI ISHIDA ※iNOA ギャング&エンジェル
TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
ロレアル プロフェッショナル
03-6911-8321