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ミルクティーカラーは洋服で?それとも、そんな髪の毛に合わせる洋服で?

 リップではミルクティー、香水では抹茶や金木犀。ビューティでは、特定の色や香り、素材の商品が売れてトレンドになっています。

同じものは、ファッションでも流行らないものでしょうか?ミルクティーカラーの洋服、ダメですか?「ミルクティー コーデ」で調べてみたら、「ミルクティー」「リップ」などの検索ワードでググる人のクリックを狙った、まとめサイトが現れました(笑)。「WEAR」とかを見る限り、「ミルクティーコーデ」は、“ややヒット”くらいのカンジみたいです。

 これが「ミルクティーカラー」になると、髪の毛の写真が大量に現れます。そう、この色は、ヘアでも大人気なのです。ファッション業界のみなさん、ご存知でした?ミルクティーカラーの髪の毛&リップに提案できる洋服、作りたくなりますよね?こういうのが、「ファッションの人に、ビューティも知って欲しい理由」だったりします。

「WWDJAPAN」編集長
村上 要
NEWS 01

「ランコム」を象徴する口紅“ラプソリュ ルージュ”刷新 人気のミルクティーカラーが定番化

 「ランコム(LANCOME)」は2022年1月1日、ブランドを代表する口紅“ラプソリュ ルージュ”をリニューアル発売する(全25色、各税込4730円)。新たに保湿力の高いローズバームを加えるなど、付け心地の良さとしっとり感を向上した。さらに限定発売するたびに即完売となったミルクティーカラーが定番色として登場する。

 “ラプソリュ ルージュ”は1990年に誕生。ブランドのアイコン的アイテムで世界中の女性から支持されている。新生“ラプソリュ ルージュ”は効果の高い新しいケア成分を配合し、クリームとマットの2つのテクスチャーを用意する。

 “ラプソリュ ルージュ クリーム”は15種の保湿成分を組み合わせたローズバームを配合。保湿力の高いモイスチャー ロック コンプレックスも加え、艶やかでクリーミーな質感をかなえる。これまで限定で発売していたミルクティーカラーも定番化する。全19色をそろえる。

 “ラプソリュ ルージュ ドラママット”はマットな仕上がりを美しく保つサブリメイト コンプレックスを配合。ローズエキスも加え唇が乾燥しにくい仕様とした。全6色を展開する。

 パッケージはファインジュエリーをイメージしたエレガントな印象に。ローズのエンブレムは踏襲しながらもサテンマットな質感に変更した。

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NEWS 02

自動車メーカーによる世界初の美容マシンで6サロンが限定メニュー開発 忽那汐里も体験

 自動車部品メーカーのアイシンは、水分子で髪と地肌を整える世界初の美容マシン“ハイドレイド(Hydraid)”を使った施術プログラムを都内6サロンと開発し、2022年3月から提供する。価格は税込1万1300〜2万1500円で、クラウドファンディングのマクアケで購入できる。

 “ハイドレイド”は、アイシンが「自動車業界で生まれた技術をより多くの人の生活に役立てたい」という思いで開発を始め、昨年秋から一部サロンに設置していた。水をキューティクルの隙間よりも小さくして放出し、ブリーチなどによるダメージの軽減やツヤとコシの向上、カラーやパーマ剤の持続性向上などが期待できる。

 施術プログラムを提供するサロンは「レコ(LECO)」「ミンクス(MINX)」「ブリッサ(BRISA)」「ピーク・ア・ブー(PEEK-A-BOO)」「ガーデン(GARDEN)」「リアン(LIEN)」で、それぞれのサロンの強みを生かしたオリジナルメニューを考案した。「レコ」は、カラーチェンジを楽しみたい人に向けて、カットとヘアカラーに“ハイドレイド”を組み合わせている。

 21日には関係者向けの発表会を行い、女優の忽那汐里が登壇した。“ハイドレイド”を試した忽那は「強くブリーチしているときに使いました。水分子は目に見えないけど、髪が明らかに変わって驚きました」と使用感を語り、「10分座っているだけで終わるので、本当に手軽。より多くの人に体験してほしいです」とアピールした。

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最新号の読みどころ

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反した性質はどんな文脈から生まれているのでしょうか。