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祝!大谷今季初アーチ
大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が3日、本拠地ドジャースタジアムで行われたジャイアンツ戦で、今季1号ホームランを放ちました。大谷選手らしい、飛距離131mの豪快な特大弾で、スタンドは大いに盛り上がりました。
開幕41打席目での初アーチは、自己最遅。コンスタントにヒットは打っていたものの、思うように調子が上がらない大谷選手に、監督が「自分らしくやればいい」と声をかけ、リラックスして打席に立てたことが結果につながったようです。大谷選手を広告に起用しているファッション&ビューティ業界の各社も、復調の兆しに胸をなで下ろしたことでしょう。
俳優やアーティストと違い、現役のスポーツ選手を広告に起用する場合、その活躍の程度によってイメージが大きく変わってしまうリスクがあります。その反面、活躍した時の波及効果が大きいことも事実。昨年、WBC制覇にホームラン王&MVP獲得と大活躍を見せた大谷選手を広告に起用したコーセの「コスメデコルテ」が、2023年12月期に過去最高の売上高を達成したのは記憶に新しいところです。
大谷選手が今季初アーチを放ったこのタイミングで明日、「ボス」がアンバサダーを務める同選手とのカプセルコレクションを発売するそうです。要注目ですね。
「ボス」が大谷翔平とのカプセルコレクションを発売 表参道でポップアップもオープン
「ボス(BOSS)」は4月6日、ブランドアンバサダーを務める大谷翔平選手とのカプセルコレクションを発売する。「ボス」公式オンライン、その他一部取扱店で販売するほか、ポップアップストアもオープンする。
同コレクションは、ポロシャツ(3万1900円〜)や半袖シャツ(3万1900円〜)、ジャケット(11万8800円)、トラウザース(4万9500円)、ボンバージャケット(12万9000 円)、ベースボールジャケット(39万500円)など全13アイテムをラインアップ。スマートカジュアルな着やすさと野球を着想源に、アクティブでパフォーマンスを重視したデザインに仕上げた。
大谷選手は同コレクションについて、「自分らしくあること、自分の本能に忠実であることの重要性を、常々理解している。そのおかげで、試合でも人生でもここまで来ることができ、私自身のエートスと完全に一致するブランドとパートナーシップを組めることを、いつも誇りに思っている。この新しいコレクションは、私の野球への情熱と、世界トップクラスの『ボス』のテーラリング、革新的なデザイン、そして私たち皆が知っている『ボス』の定評ある品質が融合している」とコメントしている。
この発売を記念し、4月6日に東京・表参道でポップアップストアをオープンする。アイテムの販売だけでなく、野球場を思わせるキッチンカーや、フォトスポットなどを備えるほか、ゲストのトークショーなども予定している。また4月10日から、百貨店をはじめとする商業施設でポップアップも行う。詳細は公式サイトに記載する。
東コレ初参加「ミスターイット」 招待状が8cmCDのナゾ

2024-25年秋冬シーズン「楽天 ファッション ウィーク東京」が3月11日から16日まで開催された。全43ブランドが参加した中、初登場の「ミスターイット(MISTER IT.)」の招待状が業界内でじわじわと話題になっている。理由は、ゲストそれぞれに懐かしの8cm CDが届いたから。しかも、本人とちょっとリンクしてるっぽく思えなくもない曲が、各人に選ばれている。デザイナーに一風変わった仕掛けの理由を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月1日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
砂川デザイナー&PR担当者を直撃!
まず、8cmCDを送った理由が気になる。展示会が終わり、ほっとひと息ついてるかもしれない砂川卓也デザイナーとPR担当者に、直撃した。
Q.なぜこのような招待状に?
砂川:今季のコンセプトが“クチュールリズム”だったので、「堅いイメージが付きがちなクチュールを、リズムに乗せるように親しみやすく作る」という思いを込めました。だから、招待状でも音を届けたいと考えたんです。「ミスターイット」はアイテム一つ一つのストーリー性を大事にするブランドなので、ゲストの皆さまそれぞれに違うCDを送ったら面白いかなって思ったんですよね。
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「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。
