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“カリスマ美容師”ブームをけん引したヘアスタイリスト・野沢道生の新たな一歩

 人気ヘアサロン「アクア(ACQUA)」代表として90年代のカリスマ美容師ブームをけん引し、2010年には「Noz(ノズ)」をオープンして話題を集めた野沢道生・ヘアスタイリスト。同氏は新会社「マーキュリー」を設立し、同社が展開する第1号ヘアサロンとして11月、東京・銀座に「ミチオ ノザワ ヘアサロン ギンザ(Michio Nozawa HAIRSALON Ginza)」をオープンした。

 「これまで私は、常にトレンドやエッジィなものを作ってきた。これからもその姿勢に変わりはないが、美容師としての原点に立ち返り、お客さまとの距離感をより大切にしたサロンを作りたいと考えた。提供する技術はハイクオリティーだが、洗練された中にもアットホームな感じがして、お客さまのライフスタイルに真に寄り添えるサロン。例えば、事務職の人にはアップしやすく、下に向いたときも髪が邪魔にならないヘアスタイル、水泳をやっている人には乾きやすい髪型など、その人の生活をワンランク上げるような提案ができるサロンを目指し、新たな展開をスタートさせた」と野沢道生「ミチオ ノザワ ヘアサロン ギンザ」代表。また「ミチオ ノザワ ヘアサロン ギンザ」のオープンにあたっては、“裏テーマ”も設けているという。「美容師のなり手が減少していることが、業界全体の問題になっている。問題を解決に導くには、給料を含めた美容師の待遇を改善することが大切だと思う。まずは自分の手の届くところから、福利厚生を向上させていきたい」。

 一方で、美容師のなり手を増やすには、その魅力を若年層に伝えていくことも重要。そこで16年には、ヘアアレンジのノウハウを紹介するNHKのレギュラー番組に出演予定。また2月7日には、東北で美容の可能性を追求したドキュメンタリー番組「明日へつなげよう」が放送予定だ。「“美容を通して人の生活を豊かにできるか”というテーマを、東北の人たちとのふれあいの中で探る内容になっている。ハートフルな場面も多く、美容の新たな魅力を伝えられると思う」。

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