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超話題作に違和感!?
8月31日といえば、夏休みの最終日。学生時代、この日になっても「夏休みの宿題が手つかず……」という冷や汗体験がトラウマになり、大人になっても8月31日が来るとドキッとしてしまう人も多いでしょう(私だけですか!?)。しかし今年に限っては、この日を楽しみにしていた人も多いはず。世界的人気漫画「ワンピース」(集英社)の実写版が、ネットフリックスで配信開始される日だったからです。
配信開始時はアクセスが集中し過ぎてなかなか再生できなかったのですが、何とか観ることができました。SNSでは賛否両論が飛び交っていますが、私的には総じて面白かったと思います。しかし、観ている最中ずっと違和感がしていて、エンディングまでその違和感の正体に気付かなかったのですが、最後の最後にようやく気付きました。物語を通したキーアイテムであり、主人公ルフィのトレードマークでもある麦わら帽子の、ツバが短いのです。そのためおしゃれなバケットハットのように見えてしまい、違和感につながっていたのです(個人的な感想です)。帽子って、ちょっとした違いで印象が変わるものなのですね。
同じように、以前から「ちょっとした違いで印象が変わる」と感じていたのが「ニューエラ」です。初めて買ったとき、サイズシールを剥がして捨ててしまい、後でそのままかぶるものだと知りました。実際にかぶった印象も、シールをそのままにしている人と比べて「なんか印象が違う」と感じ、後悔したものです。ところが最近は、シールを剥がす人も多く、店のエントランスに貼って帰る人もいるぐらいだそうです。そうした「ニューエラ」のハウツーが分かる今回の記事、要注目です。
ストリートの正装「ニューエラ」 キャップ”新時代”のハウツー【ファッション&ビューティパトロール】
ストリートファッションといえばスニーカーが定番だけど、実はそれと同じぐらいベースボールキャップも市民権を得ている。その代表格がヤンキースのキャップでお馴染み、米国生まれの「ニューエラ(NEW ERA)」だ。若いときに、「ニューエラ」を目深に被るラッパーに憧れたという人も多いはず。丸いシールを貼ったまま、一文字のピンッとしたツバが暗黙のルールみたいな気がしていたけど、今もそんなルールはあるの?答えはNO!“新時代”の「ニューエラ」は、もっと自由だった。(この記事は「WWDJAPAN」2023年8月28日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

金子淳二郎/ラファイエット社長 プロフィール
2003年、神奈川・藤沢にセレクトショップ「ラファイエット」をオープン。現在は横浜、原宿、新潟、高崎、名古屋、仙台、ニューヨークに店舗を構える。22年にスタートしたキャップ専門店「ホームゲーム」は現在、原宿、横浜、ニューヨークに出店
第2次「ニューエラ」ブーム到来!
ニューエラジャパンが設立された2004年まで、国内に出回っている「ニューエラ」はアメリカで買い付けられた並行輸入品だった。セレクトショップ「ラファイエット」の金子淳二郎社長は19歳のとき、NYで見たヤンキースの「ニューエラ」をかぶる現地の人々に感化され、03年から「ラファイエット」で毎月、600〜700個の「ニューエラ」を販売。その噂を聞いたニューエラジャパンから声がかかり、06年に国内の正規販売店として契約し、最初期の卸先となった。そして昨年、キャップ専門店「ホームゲーム」を始動した、まさに「ニューエラ」の伝道師なのだ。
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「トムウッド」が「ポケモン」とコラボジュエリーを発売 シルバーとゴールドの6型
「トムウッド(TOM WOOD)」は9月28日、「ポケットモンスター」とのコラボアイテムを発売する。「トムウッド」公式オンラインおよび一部取り扱い店舗にて販売する。
同コラボは、「ポケットモンスター」のキャラクター“ピカチュウ”を、シャイ、ハッピー、ハローの3型のチャームに落とし込み、それぞれシルバーとゴールドの全6種類のジュエリーに仕上げている。価格はシルバーが各3万3000円、ゴールドが各4万700円。
「トムウッド」創設者のモナ・ヤンセン(Mona Jensen)は、「ポケモンと『トムウッド』を結びつけるプロセスは、エキサイティングでやりがいのあるものでした。遊び心と優れたクラフツマンシップをミニチュアのオブジェに融合させた、両ブランドへの時代を超越したオマージュが完成しました。ピカチュウ・ハッピー、ピカチュウ・ハロー、ピカチュウ・シャイがコレクターズアイテムとなり、持ち主に喜びと幸せをもたらすことを願っています」と述べている。
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「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。
