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できることを、自分たちらしく。

 ヘアサロン業界を取材していて思うのが、美容師たちはボランティアや社会貢献活動にものすごく熱心だということ。チャリティカットなどは年間を通して行われています。しかしSDGsに関しては、「自分たちに何ができるか」と悩む声をよく耳にします。

 世間では地球環境保護や資源ロスの削減、リサイクルなど規模感が大きな取り組みが話題になっているため、なかなか自分事に落とし込めない人が多いのだと思います。

 そんな中、ヒントになるニュースを見付けました。ビーエックスが、環境イベント“アースアワー 2023”に協賛したというニュースです。“アースアワー”は、世界中の人々が同じ日・同じ時刻に消灯することで、地球温暖化防止の意志を示す消灯アクションです。ビーエックスでは複数のサロンを巻き込んで、3月25日の20時30分~21時30分の60分間、消灯アクションを実施したそうです。

 1時間の間電気を消す。それだけのことですが、「明るく華やか=電気を使う」ヘアサロンらしく、かつ意志を十分に示せるイベントだと感じました。

「WWDJAPAN」 ヘッドリポーター
中村 慶二郎
NEWS 01

ビーエックスが“アースアワー 2023”に協賛 ヘアサロンとともに消灯アクションを実施

 ロレッタなどのヘアケアブランドを多数展開するビーエックスは、公益財団法人世界自然保護基金ジャパンが主催する環境イベント“アースアワー 2023”に協賛した。“アースアワー”は、世界中の人々が同じ日・同じ時刻に消灯することで、地球温暖化防止と生物多様性保全の意志を示す世界最大級の消灯アクション。

 同社では、3月25日の20時30分~21時30分の60分間、各拠点およびサロンを巻き込んだ消灯アクションを実施した。今後もヘアサロンとともに、持続可能な社会の実現に向け取り組んでいく予定だ。

 イベントに参加した「フィルムス(FILMS)」の白井咲恵CSRチームリーダーは、「電気を消す行動一つで、地球や生きものを考えるきっかけになるのですごく簡単だし、積極的にできると毎年思っている。また、決まった時間があることでカウントダウンのような“時間を待つ”という楽しさが、スタッフの興味や活動意欲につながる気がしている。個人的には、こうしたアクションに参加することで、今をちゃんと生きていると感じるし、たくさんの生きものに対して優しい気持ちになることができる。また、電気が簡単に得られることが当たり前ではない、ということも同時に考えられる」とコメント。

 「ウタリ(utari)」の松本善人COOは、「当サロンでは、スタートアップサロンとしての取り組みの一つに、積極的なSDGs運営をCSへ転換する施策を日々考えており、この度“アースアワー 2023”に参加できたことを誇りに思う。美容業界は、美容師とメーカーがさまざまなことに挑戦し続け、従来不可能だと思っていたことを可能にしてきた業界。今、1人がやっても無駄だと思うなら人に伝え、発信していきましょう」とコメントしている。

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NEWS 02

雑誌「ファイン」が1990年代を再現 45周年を記念して人気企画を復活させた増刊号を発売

 日之出出版は、月刊「ファイン(Fine)」の創刊45周年を記念し、増刊号「45th Anniversary Year Fine」を4月1日に全国の書店とコンビニで発売する。増刊号は1990年代の「ファイン」の世界観を体現しており、Z世代には新鮮に、当時を知る世代には懐かしく感じるような1冊に仕上げたという。

 昨今、Z世代の間で90年代のファッションの人気が再燃し、当時を思い起こさせるハイビスカスなど、懐かしさを感じるデザイン回帰も起きている。特別号では90年代のムードを取り入れて現代的にアップデートしたファッションを紹介しており、アスリートや人気ユーチューバー、一般公募で集った読者モデル(=インフルエンサー)も登場する。

 現代ならではの内容も多く用意している。90年代にストリートのムーブメントに過ぎなかった横乗りスポーツは、近年オリンピック種目に選出されるなど盛り上がりを見せている。そこで、誌面では夏、冬のオリンピックで活躍したメダリストインタビューや次世代アスリートを紹介する。また、3S(サーフィン・スケートボード・スノーボード)スタイルに欠かせないブランドとして「ロキシー(ROXY)」や今年50周年を迎える「ムラサキスポーツ」からクローズアップした「プーマ(PUMA)」などのアイテムを紹介する。

 そのほかにも、「ファイン」に載りたい読者が数百人以上集まった「読者SNAP」企画や、DJやクラブなど音楽情報を紹介した「クラブ・イン・パラダイス」、サーフィンを終えたあとの時間を楽しむための「湘南・千葉カタログ」、巻末付録「カセットレーベル」など、かつて読者から人気があった連載や企画を再現したページも設けている。

 「ファイン」は日之出出版が1978年に創刊した、若者向けの情報雑誌。3S(サーフィン・スケートボード・スノーボード)の横ノリ系スポーツカルチャーを融合した内容で、男女問わず楽しめる雑誌として90〜2000年代初頭にかけて人気を博した。

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最新号の読みどころ

「WWDJAPAN Weekly」最新号
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「WWDJAPAN」7月20日号は、夏恒例の百貨店特集です。コロナ明け以降、百貨店のビジネスモデルが少しずつ変化しています。キーワードは「売る力」。デジタルの力も活用しながら、一人一人の顧客に向けて最適な提案を行い、関係性を深める。顧客一人当たりの年間消費額を上げる。あるいは百貨店でしか提供できない体験コンテンツを作り出す。特集では各エリアを代表する7店舗の店長のインタビューなどを通じて、百貨店の「売る力」に迫ります。