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シャンプーの“大人コラボ”に注目
バラエティーショップやドラッグストアで、売れ筋となっているシャンプーの価格帯が変わってきました。数年前までは1000円以下の商品が主流だったのですが、「ボタニスト」の登場以来スタンダードが上がり、最近では1500円前後が主流となりました。それにともない、個人的に「変わったなあ」と感じているのがコラボレーションのクオリティーです。
美容液ヘアケアブランド「エイトザタラソ」は4月1日、「ポケットモンスター」スペシャルボトル(シャンプー&トリートメントキットで各475mL、税込3080円)を、一部バラエティーショップとドラッグストアで先行発売します。クリアなボトルに、人気キャラクターが1種類ずつ金色でプリントされている、シンプルで洗練された“大人デザイン”になっています。
そのほかに思い出されるのが、以前に登場した、メンズケアブランド「マーロ」と人気TVアニメ「呪術廻戦」とのコラボシャンプーボトル(全6種、各税込1650円)です。人気キャラクターが1種類ずつ、おしゃれなタッチのイラストで描かれたスタイリッシュなデザインで、大人も集めたくなるクオリティーに仕上がっていました。そうしたニーズに応えて、全6種類がセットになった“コンプリートセット”(税込9900円)も登場しました。価格帯のアップにともない、コラボデザインのクオリティーも意識の高いものになっています。
「エイトザタラソ」の「ポケモン」限定ボトルが登場 ピカチュウやイーブイをデザイン
ステラシードが手掛ける美容液ヘアケアブランド「エイトザタラソ(8 THE THALASSO)」は、「ポケットモンスター」スペシャルボトルを数量限定で発売する。3月27日にステラシードの公式サイトで発売後、4月1日から一部のバラエティショップとドラッグストアで先行販売する予定だ。
限定ボトルには、ピカチュウやイーブイ、ポッチャマ、ヤドンなどの人気キャラクターが登場。それぞれのボトルに1種類ずつデザインされている。対象商品は、しっとりタイプとさらさらタイプの各シャンプー&トリートメントキット(各475mL、税込み3080円)、インバスとアウトバスにも使える導入保水ヘアミスト(250mL、税込み1540円)、タオルドライ後の濡れた髪に使う先行乳液、保水型ヘアミルク(145mL、同)、しっとりタイプとさらさらタイプのヘアオイル(各100mL、同)がラインアップする。
「エイトザタラソ」はシリーズ累計出荷数1900万本を突破(2022年4月末時点)した同社の看板商品。スキンケア発想の美容液ヘアケアブランドとして、ファンを集める。
オーストラリア発自然派スキンケア「スノー フォックス スキンケア」からブルーライトの影響を防ぐ2in1美容液登場
オーストラリア発自然派スキンケア「スノー フォックス スキンケア(SNOW FOX SKINCARE)」は4月20日、ブルーライトの影響による肌ダメージを防ぎながら、化粧下地の役割も果たす美容液 “フローラル フェイス プライマー セラム” (30mL、税込9570円)を発売する。
同商品は、「スノー フォックス スキンケア」のスター商品の一つであり、一日の化粧崩れを抑え、艶やかな肌に整えてくれるシートマスク“桜&ホワイトティー スムージング マスク”から着想を得て誕生。肌をしっかり保湿する美容液の役割だけではなく、メイク前の肌を整え、ファンデーションのノリを良くする化粧下地の役割を兼ね備えているほか、ブルーライトによるダメージを防ぎながら、肌を守るのが特徴だ。
スペインで商標登録されたブルーライト保護技術を採用し、シャクヤクの根に含まれる高濃度のペオニフロリンとトレハロースを組み合わせ、傷ついたミトコンドリアを排除するマイトファジーにアプローチする。さらにシャクヤクの花や桜、ローズウォーターなど、花が本来持っている美容成分もカプセル化して配合。イタリアで独⾃開発し、従来のヒアルロン酸よりも肌への浸透率と保湿力が高いことが証明されているバイオ発酵ヒアルロン酸 のCube3、紫外線によるくすみをケアし、肌の透明感を引き出すオリゴペプチド68 をなども配合し、ハリと艶のあるみずみずしい肌を作り上げる。
同ブランドは2016年にオーストラリアで誕生。敏感肌向けに⽪膚科医と共同開発し、無添加にこだわり開発された、植物学と⽪膚科学を融合したハイブリッド型スキンケアで、日本には21年に上陸。地球第⼀主義を理念に、ビーガン・エシカル・クルエルティフリー・クリーン・プロフェッショナル・オーシャンセーフの 6つの哲学を商品開発理念に掲げている。
「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。