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「洋服ぐらいは自分の味方でいてほしい」

 昨日3月8日は国際女性デーでした。#MeToo運動などもあり、ここ数年で国際女性デーの認知はかなり高まっているように感じます。この日に合わせてイベントを行う企業もぐっと増えましたね。WWDJAPANのウェブも、昨日はフェミニズムやフェムテック関連の記事をいくつかアップしました。

 本日紹介する1本目の記事もまさにそんな一つ。フェミニズム本専門の出版社、エトセトラブックスの松尾亜紀子代表のインタビューです。「フェミニズムって、最近盛り上がっているけどつまりこういうことでしょ?」というような、分かったつもりになっている人(私含む)に、ぜひ読んでほしい。「洋服ぐらいは自分の味方で、自分にパワーを与えてくれるものであってほしい」という松尾代表のコメントに、ファッションやビューティ業界がこの文脈でできること、自覚しないといけないことはやっぱりたくさんあるな、と感じました。

「WWDJAPAN」編集委員
五十君 花実
NEWS 01

「みんなのために」じゃないフェミニズム 出版社エトセトラブックス代表が語る日本のフェミニズムとファッション

 2018年12月に設立したエトセトラブックス(etc.books)は、フェミニズム本が専門の出版社だ。これまで聞かれてこなかった“エトセトラ(その他)”の声を発信することを目標に掲げている。同社の松尾亜紀子代表は、同名の店舗を東京・新代田に2021年1月にオープンし、企画や編集、販売、イベントの運営を通してフェミニズムを伝えている。今回、松尾代表にフェミニズム出版社としての想いやファッションとフェミニズムのつながり、自身のファッションについてを聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):エトセトラブックスを設立しようと思った理由は?

松尾亜紀子エトセトラブックス代表(以下、松尾):15年間編集者をした後、「ジェンダーやフェミニズムの本を出す出版社を作る」いう想いを胸に、18年に独立しました。独立への背中を押してくれたきっかけは二つ。一つは、2010年ごろからSNSを中心に日本の多くの女性たちがフェミニズムについての対話を始めたこと。当時、性暴力や職場での性差別について声を上げる人が増え、ジェンダーやフェミニズムに関連する本の感想がダイレクトに届くようになり、フェミニズムの動向も見えやすくなりました。もう一つは、独立系の出版社がたくさん登場したこと。独立した人たちが流通や経営の仕組みを構築して前例を築いてくれたので、フェミニズムだけの出版社を立ち上げて、より直接的に読者に届けたいという気持ちでスタートしました。

WWD:現在の事業は?

松尾:毎年2回発行するフェミマガジン「エトセトラ」は大体3000部から始めて、毎回増刷を重ねて6000部ほど作っています。毎月のイベントには、約60〜100人が集まります。21年1月に開いた新代田の店舗には、学生から70代のお客さままで、幅広い客層が来店しています。

WWD:仕事のやりがいは?

松尾:原稿を一番早く読める、というのは編集者として何より大きな喜び。フェミニズムを専門にしているので、出版のプロセス自体がフェミニズムの実践になります。こうして話を聞きにきてくれる人が増えていることに対しては、いまだに「私はただの一人の編集者ですが……」という気持ですが。

届けたい人がいるから、「みんなのため」にしない

WWD:エトセトラブックスが担う役割とは?

松尾:誰かのフェミニズムを、また別のフェミニストに伝えるのが使命です。書籍では、これまで聞こえなかった“エトセトラ”の声を届け、イベントではそれを読んだ人たちと一緒に理解を深めて思いを共有する。店頭では、自社の出版物だけでは伝えられないフェミニズムの多様さや葛藤を扱うことが目的です。「ここに来たら居場所がある」って思ってもらえるような場所を作りたいんです。

WWD:実際にはどんな反響が届く?

松尾:「お店で生きているフェミニストに会えてうれしい」と言ってもらえたことがありました。今はSNSでフェミニズムを実践する人が多いけれど、実態が見えづらい。だからスタッフやお客さまが、“生身のフェミニスト”として可視化できているのでしょうね。

WWD:ジェンダーやフェミニズムのトピックスを扱う上で工夫していることは?

松尾:私の話を聞いて、対話しようとしている目の前の人に向けて話すことです。広く漠然と「みんな」に向けてだと、本来届けたい層とは離れてしまう。マジョリティーのための、ジェンダーの話になってしまいます。

ずっと正しいわけではない。許してくれる仲間やシスターフッドがあった

WWD:日本では特にジェンダーやフェミニズムの話は敬遠されがちだ。発信を続けることに葛藤や恐怖はない?

松尾:恐怖はないですね。活動をする上で何をやりたいかも大事ですが、それ以上に「これはやらない」を決めるのがとても大事。やりたくないことを選ぶようになってから、フェミニストとして発信する葛藤はなくなりました。独立してからは、自分の発信したいことについて、誰かの顔色を気にしないようになれました。

WWD:間違えてしまうこともある?

松尾:私は編集者として本を作る過程でフェミニズムを知ってきたので、学問的・専門的には学んでいません。今でも間違えることはあるし、全然完成形じゃない。だからこそ何かを考えて実践する姿を見せていくことにも意味があると思っています。これから失敗するかもしれないし、迷うこともあるかもしれませんが、エトセトラブックスの成長や歩みはオープンにしていきたい。その過程を共有したいんです。

WWD:日本でフェミニズムを語る難しさとは?

松尾:前からのつながりや歴史について“共有する前提”が足りていないと感じます。例えば、ここ数年「フェミニズムの流れが来ている」「盛り上がっている」という風に言われることも多いですが、これまでずっと闘ってきて、社会を少しずつ変えてきた女性やフェミニストたちの存在があまり語られません。そういう人たちも、みんなが正しかった訳ではなく、間違うこともあった。でもそれを許してくれる仲間の存在やシスターフッドがあり、少しずつ積み上げられてきたものが今のフェミニズムを作っている。歴史への理解を深めることで、連帯がさらに生まれてくるはずです。

「洋服くらいは、自分の味方に」

WWD:ファッションとフェミニズムの関連性は?

松尾:1960年代にアメリカから広まったフェミニズム運動で、「個人的なことは政治的なこと」というスローガンがあります。この考えは、ファッションも同じだと思うんです。どんな装いを選ぶかは、それを社会的要因などによって選べない人がいるということも含めて、政治的ですよね。ファッションは自分らしさを表現する時のツールでもあるし、みんなで共有できる楽しさがある。ものを通して、フェミニストたちをつなぐものでもあると思います。

WWD:自身のファッションに対するポリシーは?

松尾:自分の好きなTシャツと、パンツ、黒い上着が基本の装いです。時々変えることがありますが、基本はこのスタイルが落ち着く。「したくないこと」を洋服に置き換えて選べるようになってから、楽しめたり、心地よく感じられるようになってきた気がします。Tシャツは、エトセトラブックスの店内でも売っているようなメッセージTシャツやスローガンTシャツをよく着ています。

WWD:なぜメッセージ性のあるTシャツを選んでいる?

松尾:フェミニズムTシャツが大好きなのは、気分的に勇ましくなれるし、何より自分がアガるから。誰かに見せるとか攻撃するためではなくて、洋服ぐらいは自分の味方で、自分にパワーを与えてくれるものであってほしい。フェミニストだと公表したら、周りに「もっと明るく、攻撃的ではない服を着た方いい」と指摘されることがありました。短い髪に、好きな革ジャンやパンツスタイルをすると、「いかにもフェミニストだね」と言われたこともあります。でもそういう人たちは結局、自分が思うフェニミストの型にはめようとしているだけなんだろうなと感じましたね。自分のプレジャーになるためのファッションが大事なのであって、お互い「こうでなくてはいけない」と主張し合うのは無駄なはず。

WWD:具体的には?

松尾:装いに関するところでは、女性に限った話ではないですが、就職活動のリクルートスーツが自分たちの世代よりもっと画一的になっていて驚きました。しかも衝撃だったのが、基本の装いであるスーツはガチガチにルールに縛られたままなのに、ピアスやヘアースタイルで“おしゃれ・個性をプラス”とうたう記事を見たこと。そのギャップに、鎖に繋がれた中の自由、そして「それで満足せよ」と若者に言っている社会の圧が詰まっている気がします。ファッションで何かを主張したい人はすればいいと思いますが、誰かにさせられているファッションなら早く脱いだ方がいい。“脱げる社会”をつくらないといけないと思いますね。

メッセージには、尊厳とプレジャーの視点が大事

WWD:当事者に寄り添う発信のつもりが、攻撃的なアウトプットになってしまうケースもある。どう気をつけていくべき?

松尾:女性を題材にして炎上するものは、とにかく尊厳がない。マイノリティーの尊厳とプレジャーを本当に大事にしているのか、気にかけなければいけません。キャンペーンや広告、アイテムのきれいな見かけが、メッセージの危うさを隠してしまうことがあります。

WWD:情報を見分けるには。

松尾:商業主義や新自由主義にまみれた“フェミニズムぶったもの”には注意が必要。女性の体を利用したビジネスが多くあります。脱毛や痩身などの広告や情報ばかりが増え、自分の体を守れなくなっていってしまうんですよね。フェムテックも、女性の身体を商業的に利用しているように見える会社もあります。例えば、ホームページにはきれいな言葉が並んでいても、役員は全員男性で、社外顧問というポジションだけに女性を据えるような組織の体制は信用できないですね。

出版のプロセスがフェミニズムであり、社会運動

WWD:エトセトラマガジンのトピックはどのように選んでいる?

松尾:長田杏奈さんが責任編集を務めた「エトセトラVOL.3 私の私による私のための身体」では、美容ライターとして活躍する長田さんの考えにフェミニズムを絡めて制作を依頼しました。「エトセトラVOL.4 韓国ドラマで私たちは強くなれる」は、自分や周囲の女性たちがコロナ禍で韓ドラにはまったことから始まりました。最新号の「エトセトラVOL.6 ジェンダーとスポーツ」は反オリンピックの運動の一環として、時事的なことをきっかけに発行しました。

WWD:マガジンの特徴的な表紙デザインはどういうアイデア?

松尾:この表紙がプラカードになるイメージで制作しています。2017年に参加したウィメンズマーチ(国際女性デーに世界各国で、ジェンダーに基づく暴力・差別に反対の意思を表明するデモ行進)で、現在デザインを手掛ける福岡南央子さんに出会いました。福岡さんが当時持っていた自作のプラカードのデザインに惹かれて、「絶対この人に頼もう」と決めていたんです。書店で表紙が並んだり、誰かが電車で読んだりしているときに、周囲には社会へのステートメントとして映るよう願いを込めています。

WWD:これからの目標は?

松尾:まずは続けることですね。5年、いや10年先も今やっていることを続けていきたい。ハリウッド発信で#MeTooが広がる前に、日本で伊藤詩織さんは声を上げていたし、石川優実さんの#KuTooも独自に広まっていきました。日本は海外ほどフェミニズムが広がらないとか、#MeTooが不完全燃焼とかよく言われますが、私自身も伊藤詩織さんに連帯を表明できなかった、応援しきれなかったという後悔があります。そういった後悔も共有しながら少しずつ進んでいるのが、今の日本のフェミニズムなのかもしれません。私が関わっているフラワーデモ(毎月11日に、性暴力根絶を目指して全国で同時に行われるデモ)は#MeTooの一つですが、まず寄り添うための#Withyouがないと、#Metooは発展しません。今は一緒に声を上げていく土俵として、#WithYouを創っているところなのだと思います。

松尾代表が選ぶおすすめの書籍3点

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NEWS 02

30代、40代のフェムテック これが使って良かった!生理グッズ、膣トレ、プレ更年期、妊活……【働くママのざっくばらん“本音”トークVol.13 ビューティ編 最終回】

 日々進化している話題のフェムテック製品。各社から続々登場している吸水ショーツや月経カップって使い心地は?膣トレアイテムを実際試してみると?これから産む?産まない?自分の体のことをもっと知るには?育児中のライターの2人がとことん話しました。

生理期間の過ごし方が変わった! 吸水ショーツ

野島一美(以下、ひとみ):吸水ショーツ使うようになったって言ってたよね。使い心地はどう?

髙田翔子(以下、しょうこ):一度使い始めたらこれがすごく快適で、紙のナプキンがなかなか減らなくなったよ。メーカーやタイプによって吸水量がさまざまだから、生理がはじまりそうなときとか、量が多いときとかで使い分けてる。今使っているのは台湾発のブランド「ムーンパンツ(MOONPANTS)」のハイウエストタイプ。お腹まですっぽり隠れてカイロも入るから、冬場や冷えの気になる時にも。

ひとみ:吸水ショーツ、最近は300円ショップでも売っていて気になっていたんだ。

しょうこ:GUやUNIQLOでは千円台から購入できるからトライしやすいよね。生理用ショーツ感のないデザインの「ナギ(NAGI))」も好き。外出時間が長い時や旅行の時は紙ナプキン、家で仕事するときは吸水ショーツや月経カップって使い分けるようになったよ。

ひとみ:お手入れが大変じゃない?

しょうこ:基本的なお手入れは、すすいでネットに入れて洗濯機で洗えちゃうタイプが多くて。ズボラな私でもそれくらいならできるんだよ。汚れがひどいときはつけおきするけれど経血が落ちやすい素材だから洗濯しやすいよ。

ひとみ:下の娘はまだ幼稚園児だけれど、小学生くらいの子どものいるママたちに聞くと、「娘の生理がはじまったけれど、学校でトイレに行くときポーチを持ち歩くと目立つ」なんて悩みもあるみたい。吸水ショーツならナプキンを持ち歩かなくていいからいいよね。

しょうこ:私も使っている「ベア(Bé-A)」はジュニア用ラインもあって。ボクサーパンツタイプで、スパッツとかショートパンツ感覚で一枚履きできるから初潮がきた子にも良いかも。

月経カップ、膣トレボール……実際試してみたら?

しょうこ:「ツノ(TSUNO)」はオーストラリア発のおりものシート。天然の竹とトウモロコシの繊維で作られた素材で、肌が敏感になりやすいときにも下着と同じような感触で心地いい。今年の干支、トラのパッケージがかわいいよね。

ひとみ:月経カップはどう?お店で見たけれど私はやっぱり挿入して使うのはちょっと抵抗があって……。

しょうこ:私も最初はえ??って思ったんだけど、取材で「すごくいいですよ」って聞いて買ってみたの。使ってみると意外と簡単で、タンポンより漏れにくい。畳んで小さくしてから入れると自然と元の形に戻るから痛みとか違和感がなかったよ。私が使っている「メルーナ(MELUNA)」はドイツ製。私はアマゾンで購入したよ。身長や出産経験の有無から自分にぴったりのサイズを選べるの。

ひとみ:へえ、それは良いかも。

しょうこ:石けんで洗えるし電子レンジで煮沸消毒できるからケアもそんなに面倒じゃなくて。中身がたまったらトイレで流して、すすいでまた装着すればOK。繰り返し使えるのがいいよね。

ひとみ:こっちの「エミギ(EMIGI)ラブパール」は? 膣トレアイテムだよね?骨盤底筋が鍛えられるらしいと気になっていたんだ。

しょうこ:これも良かったよ。私、子どものころに日本舞踊を習っていて、しょっちゅう「丹田に力を入れなさい!」って言われていたんだけど、試してみて「あ、こういうことか‼踊りの先生に言われていたのと同じ」って分かったの。「膣トレ」と聞くとそれだけで躊躇してしまう人もいるかもしれないけれど、自然にインナーマッスルを鍛えられそうだから、お腹まわりが気になるとか、産後の尿モレが……という人にもいいかも。世代を問わず色んな人にすすめたい。

しょうこ:「アルジタル(ARGITAL)」の「5DAYクリーム」、これは? 気になる商品名!

ひとみ:シチリア生まれのオーガニックコスメで、ネーミングのとおり、生理中とかお腹の冷えなんかが気になるとき専用のクリームなの。塗ってマッサージすると、じわーっと効く感じ。

産む? 産まない? いつ産む?……今の体のことを知るために。

しょうこ:私はいま39歳。今すぐ子どもを産む予定はないけれど、そうはいっても年齢的にタイムリミットはあるわけで、自分の体が今どんな状態なのか気になって……。産婦人科でAMH検査(卵巣予備能検査)を受けてみたの。これは卵子の数があとどれくらいあるのか目安を知るような検査。AMHは原則自費診療だから、プランのある病院を調べて行ってみたよ。

ひとみ:どうだった?

しょうこ:年齢相応の30代後半から40代の数値、ということだった。実際に数字を見てみると、「そうか、そうだよね」と言う感じ。息子を産んでから、毎日があっという間に過ぎていったからすっかり忘れていたけれど、体も確実に年を取っているということを実感したよ。ただ、数値がいいから妊娠しやすい、悪いと妊娠できないとも言い切れないのよね。それから「ソイチェック(SOYCHECK)」でエクオール検査もしてみたよ。これは大豆イソフラボン由来の成分に似た腸内細菌が体内で作られているかどうかを調べる検査。検査キットを購入して郵送するだけなので自分でできて簡単だったよ。結果は「体内でエクオールは作られていない」ということだった。数字がすべてじゃないけれど、自分の人生とか体のことを考えるきっかけになるなって思う。

ひとみ:私は3人目の子を思いがけず妊娠したのは40才のとき。周囲の40代になってから3人目4人目を産む人という人も多いよ。ずっと子どもが欲しくて不妊治療を続けてようやくという人もいれば、予想外に妊娠して10年ぶりに出産という人も。

しょうこ:医療技術は進んでいるけれど、こればかりは授かりものだものね。

ひとみ:ほんとそれ、だよね。お医者さんから子どもができにくいと言われていたのに、そのあとで何人も産む人も周囲にいるし。一方で、生理周期や出血量が若い頃と変わったり、更年期の症状が出始めていたりするという声もよく聞く年頃……。

しょうこ:ままならないこともあるし、生理中とか体調がいまいちなときもあるけれど、自分でできるケアもしながら、なるべく気分良く過ごしたいところよね。

ひとみ:最近、香水代わりに「ザ・レディ(The LADY.)ウーマンバランスコンプリート」を使ってるの。フェムテック×オーガニックブランドのアロマオイル。甘い香りで気持ちがふわっと楽になるよ。

しょうこ:あ、これはいいかも。ロールオンタイプで小さいからポーチに入るね。

ひとみ:幼稚園帰り、娘を抱っこしたとき「あれ、ママいい香りがする。なんの匂い?」っていわれたよ。

しょうこ:今は季節の移り変わりの時期。メンタル的に落ち込む日も自分の体に合うアイテムを見つけて上手に乗り切りたいね。

髙田翔子(たかだしょうこ):1982年東京都東村山市生まれ。大学卒業後、ビジネス・実用書出版社勤務を経てフリーライターに。主に女性誌、書籍、WEBでインタビュー、読み物記事などを執筆。肌年齢だけは20代の診断。旅と読書とお酒が好き。電車好き1男の母

野島一美(のじまひとみ):1976年東京都杉並区生まれ。幼少期を香港、NYで過ごす。大学卒業後はテレビ制作会社で報道映像資料編集等に携わった後、東京大学生産技術研究所で教授秘書に。結婚後はフリーのライターとして雑誌VERY(光文社)で育児・早期教育について等執筆。和太鼓にはまる2男1女の母

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最新号の読みどころ

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。