Fashion. Beauty. Business.
ラグジュアリーのような利益構造の韓国ブランド上陸続々
最近はちょっと「タンバリンズ」に押されている印象がありますが、2年ほど前、セレクトショップを中心に広がった「ノンフィクション」も日本に本格上陸です。
昨日発売の「WWDJAPAN」は、韓国特集。それによると、この先も日本に上陸するメジャーブランドがいくつかありそう。取材を担当した本橋記者と話しましたが、洋服の原価率を抑え、代わりにマーケティング費用に充てるなど、利益構造はラグジュアリーのそれに近いのかもしれない中価格帯ブランドが続々やってきます。どんな結果を残すのか?注目です。
韓国発「ノンフィクション」のセンテッドキャンドルが日本上陸 阪急うめだ本店のポップアップで先行発売
ライフスタイルビューティブランド「ノンフィクション(NONFICTION)」は、キャンドルコレクション“センテッドキャンドル”(200g/1万120円、600g/2万7500円)を、5月1〜6日に阪急うめだ本店9階で開催するポップアップ“HANKYU BEAUTY フレグランスフェスティバル2024”で先行発売する。
同商品は自然や空間にインスパイアされたドラマチックなストーリーを共有するキャンドルコレクションで、フランスの調香師、ドミティル・ミシャロン=ベルティエ(Domitille Michalon Bertier)が手掛けている。香りはブラックカラントと草の葉が柔らかく香る“テーブルゲスト”と、サンダルウッドが濃密に包み込む“ピーストーク”、バニラビーンズとカルダモンにスモーキーな余韻を残す“ラプサンソング”の3種類をラインアップ。仏・グラースで生産した天然香料と高い発香力と優れた安定性をもつソイブレンドワックスを使用している。白磁の容器は韓国の陶磁器の名匠が手作業で製作した。
また、本イベントではオードパルファムのミニトリオセットや、、ハンドクリーム&チューブスクイーザーセットも登場するほか、購入者限定特典で韓国のセルフフォトブース「フォトマティック(PHOTOMATIC)」とコラボレーションしたフォトブースを設置する。さらに、店頭で購入するとオードパルファムトライアルキットと「フォトマティック」撮影チケットを、1万1000円以上の購入でオードパルファム(3mL)を3個とオリジナルドローストリングポーチを、2万2000円以上の購入でシトラスコレクションオリジナルエコバッグを数量限定で贈呈する。
◾️“HANKYU BEAUTY フレグランスフェスティバル2024”
日程:5月1〜6日
場所:阪急うめだ本店 9階 祝祭広場
日本ロレアル、急成長「タカミ」とアジア好調の「メイベリン」で コロナ前より成長
日本ロレアルはこのほど、2024年度事業説明会を開催した。ロレアルグループの日本支社で国内18ブランドを展開する同社は、22年に傘下となった日本発スキンケアブランド「タカミ(TAKAMI)」や日本市場に向けた商品開発がヒットしている「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」(以下、メイベリン)が好調だ。本国のロレアルグループ(L'OREAL GROUP)全体も23年12月期決算は、売上高が初の400億ユーロ(約6兆5200億円)を突破し、コロナ禍を経て3年連続で2ケタ成長を続ける。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月22日号からの抜粋です)
日本ロレアルの売り上げは2020年、コロナ禍の影響で大きく落ち込んだものの、23年は19年比で12%増、インバウンドを除く日本市場においても19年比で9%増と復調し、コロナ前を越える成長となった。事業説明会に登壇した日本ロレアルのジャン・ピエール・シャリトン社長は、コロナ禍による美容市場の変革やトレンドを早期に捉えたことが好調要因だと話した。
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「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反した性質はどんな文脈から生まれているのでしょうか。
