Fashion. Beauty. Business.

TOPICS

“触角マジック”に期待

髪色は当たり前のようにコロコロ変える時代になったのに、髪型を変える人は少ないですよね。理由は分かっています。髪型を変えるには髪を切らなければいけないイメージがあり、そう気軽にはできないと思われているからです。その点、気軽に戻せるエクステでイメージを変える人は多いですよね。

最小限のカットで最大限にイメージを変えるには、前髪を変えるのがおすすめです。前髪を作るか作らないか、眉下・オン眉・眉上のどこで切るか、厚めにするかシースルーにするか、などなど。中でも美容師のテクニックが発揮されるのが、“触覚”の作り方です。基本的に小顔に見せる効果があると言われていますが、顔の輪郭を作るものなので、毛量やカットラインを少し変えるだけで印象が変わります。

触覚のカットラインを強調させた「姫カット」、前髪から触覚へと儚げにつなげる「フェザーカット」、触覚がないように見えて実は触覚がポイントとなる「ワイドバング」、などなど。“触覚”というと若めの世代向けと思われがちですが、美容師の技術は日々進化しており、大人世代に合ったさりげない触覚も作ってくれるので、是非美容室で相談してみては。

「WWDJAPAN」 ヘッドリポーター
中村 慶二郎
NEWS 01

「姫カット」「切りっぱなしボブ」「ワイドバング」 今夏はヘアスタイルを遊ぶ絶好のチャンス!【ファッション&ビューティパトロール】

無料で読める

「姫カット」「切りっぱなしボブ」「ワイドバング」 今夏はヘアスタイルを遊ぶ絶好のチャンス!【ファッション&ビューティパトロール】

ヘア業界では長らくハイトーンカラーブームが続き、話題の中心はヘアカラーだった。フォルムを変えるとしたら長さくらいで、サロンユーザーから「次の髪色どうしようかな」「どれくらい切ろうかな」といった会話はよく耳にするけれど、「次どんな髪型にしようかな」といった会話はほとんど聞こえてこなかった。ところがハイトーンカラーも“ブーム”から“スタンダード”になった今、ひさびさに髪型を変える女性が増えてきた。そこで、「WWDJAPAN」編集部がヘアサロンへの取材を通して導き出した、今季のトレンドスタイルを紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2023年7月3日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

#姫カット

今季のイチオシスタイル。アニメカルチャーから生まれ、海外セレブや韓国アイドルが取り入れることでトレンドに。短くカットしたサイドヘア“姫毛”が特徴で、吉澤比奈スタイリストは姫毛をリップラインにそろえるスタイルを提案。

大手メーカーのご意見番も認めるトレンド!

姫毛を耳にかけるなど目立たなくするアレンジも可能で、個性的なルックスの割に取り入れやすい。大人女性でもチャレンジする人が増えている。

コレクションにも登場!

#姫カット×顔周りウルフ

顔周りだけをウルフにした、ウルフよりもチャレンジしやすいスタイル。暖色カラーと組み合わせることで、柔らかく動きのあるルックスに。

この続きを読むには…
残り538⽂字, 画像18枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
トップページに戻る
NEWS 02

ロート製薬から新エイジングケアブランド「ブルーミオ」誕生 世界初の独自成分「ブルーセラミド」配合で“ポジティブ肌”へ

ロート製薬は9月10日、新エイジングケアブランド「ブルーミオ(BLOOMIO)」を発売する。同ブランドは独自成分「ブルーセラミド」を配合した導入美容液、化粧水、クリームの3品をそろえ、肌の中で日々生まれるエイジングサインの根本にアプローチする。「ブルーミオ」は全国のドラッグストアと公式ECサイトで展開する予定だ。

ロート製薬のスキンケアビジネスは、2022年で売り上げ個数1位、金額は2位(インテージ SRI+ 化粧品計〈5カテゴリー〉 2022年1〜12月推計販売規模金額・数量)。10代や男性、年配層などスキンケア人口の裾野の広がりに貢献している。「これは効果や成分、価格を重視する消費者に受け入れられた結果である。また、これまでのエイジングケアはブランド主義や若さ主義だったが、今は合理主義や本質志向になっている。納得感を重視する消費者に向けて、ドラッグストアで手軽に求めやすい価格でエイジング向けのスキンケアを提供したい」(同社コーポレートブランド戦略室・岡野亜矢子室長)と、「ブルーミオ」を開発した。

「ブルーミオ」の誕生に向け、同社は加齢によるさまざまなエイジング悩みに着目。外的刺激からバリア機能をサポートして肌の潤いを支える重要な役割を担うセラミドに光を見出した。バリア機能と細胞間脂質の研究を進める中で、同社は大豆や小麦などを原料とする醤油(白醤油)の醸造発酵粕由来である天然セラミドに注目し、新セラミド成分として「ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン」を発見。天然セラミドを高圧ナノ化処理し、製剤への溶解性を高めた潤い成分「ナノ化発酵セラミドプラス」を新たに開発した。その「ナノ化発酵セラミドプラス」に、潤い成分の「グアイアズレンスルホン酸Na」を組み合わせ、世界初の独自成分「ブルーセラミド」を完成させた。「ブルーセラミド」は、肌本来の健やかさや潤う力をサポートするほか、水や油にも溶けにくいセラミドを高圧ナノ化処理したことで、化粧水や美容液にも配合しやすいという特徴を持つ。

ブランド名の「ブルーミオ」は、BLUE(青)、BLOOM(開花)、MIO(わたしのもの)を組み合わせた造語。健やかな肌になることで気持ちが上向きになり、内側からにじみ出る自信と輝きのポジティブな美しさが開花するようにという思いが込められている。ヒーローアイテムの導入美容液“ディープブーストセラム”(25g、3850円)は、「ブルーセラミド」をシリーズ最高濃度で配合。ジェル状のテクスチャーが肌に素早く浸透し、柔らかさと潤いを保つ。化粧水“ディープブーストローション”(145mL、3520円)は、肌との親和性が高い保湿成分を厳選配合し、潤いと明るさを感じさせる肌に導く。“モイストリペアクリーム”(30g、4400円)は、健やかな肌をサポートするナイアシンアミドや複数のオイルを含み、乾燥を防いでふっくらとした艶やハリをもたらす。

この続きを読むには…
残り0⽂字, 画像0枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
トップページに戻る

最新号の読みどころ

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。