Fashion. Beauty. Business.
交通事故に遭って気づくこと
私ごとで恐縮ですが、先週交通事故に遭いまして、(そんなに重篤ではありませんが)現在手足は思い通りに動かず、胸も息をするたびズキッと痛い、そんな状況が続いています。
こんな状態だと、(元来デザイン性の高い洋服が好きなせいもありw)自分一人で着られる療養ウエアがありません!下着以外、毎日同じ洋服&コートで病院に通っています。最も困難なのは、ボタンやファスナーなど、それなりの力を一点に凝縮しなければならない副資材付きの洋服です。今どきそんな課題を解決する副資材はたくさんあるのでしょうが、一般的な日常着には、まだまだ搭載されていないのですね。
というわけで「GU」の子ども服の記事は、いつも以上に熟読してしまいました。今の私も、伸縮性が高い洋服なら、一人で着られるものですから(苦笑)。
I-ne新中計、25年に売上高550億円へ 新領域のスキンケアと海外市場を強化
アイエヌイー(I-ne)は16日、2025年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。ヘアケア・美容家電領域の継続成長を基盤に、スキンケア拡大とグローバル展開の成長加速により、25年12月期の売上高550億円(22年12月期は353億円)、営業利益率13%(同9.2%)を掲げる。3カ年で原価や物流、販促の費用構造を段階的に見直し営業利益率の改善を図る。また、28年12月期から30年12月期を目処に売上高1000億円、営業利益率15.0%を目指す。
具体的な事業戦略は、ヘアケア系カテゴリーは既存ブランド「ボタニスト(BOTANIST)」「ヨル(YOLU)」「ドロアス(DROAS)」においてボディーケアラインやエイジングケアラインなど新商品を投入しブランド拡張を図り、年平均成長率10%を目指す。また、同社の強みであるデジタルマーケティング力を生かしてヘアケア領域の新ブランド開発も進める。同社によると、2年以内に売上高10億円規模達成をヒットとした場合、近年のヒット率は75%まで再現性を上げているという。これらにより、25年12月期の売上高355億円(22年12月期は235億円)を目指す。
美容家電カテゴリーは、基幹ブランドの一つである「サロニア(SALONIA)」の主力商品、ヘアドライヤーとヘアアイロンの市場シェア拡大を図るとともに、EMS美顔器や洗顔ブラシなど中〜高価格帯の商品も拡充する。25年12月期の売上高は140億円(22年12月期は93億円)を掲げる。
スキンケアカテゴリーは、昨年買収した「リンクフェード(WRINKFADE)」を定期購入の新規顧客数拡大と商品ラインアップ拡充により25年12月期の売上高55億円(22年12月期は25億円)を目指す。また、「リンクフェード」のノウハウを生かして現在スキンケア領域で約10ブランドの開発を進めており、今後は新たな注力カテゴリーとして強化する。
グローバル事業は、中国でライブコマースを中心とする新戦略を実施予定。ドラッグストア大手ワトソンズやアリババ(ALIBABA)が運営するECサイト「Tモール」での販売に継続的に取り組む。また好調な台湾を強化する。米国ではアマゾン(AMAZON)でテスト販売を開始した。グローバル事業の25年12月期の売上高は30億円(22年12月期は9億円)を目指す。
「ジーユー」23年春夏ベビーは自分で着やすい“カンタンT”が登場 子ども向け番組「シナぷしゅ」とのコラボも継続
「ジーユー(GU)」の2023年春夏のベビー&キッズは、子育てや子どもの自立心をサポートするウエアが続々登場している。ベビーからは、頭と腕を通しやすい“カンタンT”(990円)が新登場。首回りの開閉を大人の手助けも必要なスナップボタンではなく、伸縮性の強い素材にすることで、子どもの力でも頭を通しやすく設計した。また通園服としても人気の、一枚でサマになる“サマナルパンツ”(790〜990円)は7分丈と10分丈をそろえ、“カンタンT”とセットアップが楽しめるデザインを増やした。
2月20日には、テレビ番組「シナぷしゅ」とのコラボ第5弾として、“カンタンT”と“サマナルパンツ”“ポケッタブルブルゾン”(1990円)を発売する。お腹部分にあるポケットにキャラクターのぷしゅぷしゅが隠れていたり、パンツポケットの中には春の訪れをストーリー仕立てで表現した刺しゅうの絵があったり。またパンツは前後どちらでも履けたり、ブルゾンはポケッタブルでコンパクトにまとめられたりと遊び心と使い勝手のいいアイデアが随所にある。
キッズは、デザイン性にもこだわったポケット付きパンツが充実。ガールズはスカート見えする“ティアードキュロット”(990円)やカットソー素材でほどよいワイドシルエットをつくった“カットソープルオンワイドパンツ”(1990円)、ボーイズはワイドシルエットの“シェフショーツ”(990円)や吸汗速乾素材で作られた膝下丈の“ドライストレッチクロップドパンツ(1490円)”などがラインアップする。さらにガールズは、大人見えするコットンレースやクロシェを使ったアイテムも増やし、ママの服装をお手本にする子どもの要望に応えた。
ガールズをメーンにしたティーンは、Y2Kやスポーティーといったトレンドを取り入れつつも、ボトムスの丈感や脇周りのカッティングの広さなどを考慮し、大人目線でも安心して着せられるアイテムを多数そろえた。
「ジーユー」のベビー&キッズでは毎月、顧客との座談会「部活プロジェクト」を実施している。育児中の服選びのあるあるや子どもと服の向き合い方などの意見交換を通し、「こんな商品がほしい」「こんなデザインが使いやすい」「こんなシーンで使いたい」といった声を開発に取り入れている。今シーズンは、子どもの自立心向上や大人の付きっきりのサポート軽減のために生まれた“カンタンT”、膝のケガを防ぐための丈感や機能素材を採用した“ドライストレッチクロップドパンツ”、大人らしいトレンドアイテムに挑戦したい子どものおしゃれ心に応えた“カットソープルオンワイドパンツ”などが新商品として生まれた。
また、行楽が増えるおでかけシーンなどに向け、親子やきょうだいでのリンクコーデを積極的に提案する。ガールズはウィメンズで人気のキャミソールワンピース、ボーイズはメンズで定番の“スウェT”のキッズサイズ(100~160cm)を新たに加えた。キッズは機能性だけでなく、大人服と同じ、ファッション性の高い服を増やすことで、スタイリング提案やセット購入を促す。
ユナイテッドアローズの「シテン」が初の実店舗オープン ららぽーと立川立飛、湘南平塚、海老名に3店舗
ユナイテッドアローズのブランド「シテン(CITEN)」は、初の実店舗をオープンする。3月31日オープンの立川立飛店を皮切りに、4月7日に湘南平塚店を、4月14日に海老名店を出店する。各店舗の面積は約46坪。
「シテン」は2021年秋冬シーズンにデビュー。“FUTURE ESSENTIALS.”をテーマに、ECを中心にカジュアル軸のウィメンズ・メンズのウエアと雑貨を取り扱う。ロゴ入りのアイテムが人気を集め、特に“パデッド トートバッグ”は、22年8月の発売以降、累計1万5000点以上を売り上げるヒット商品となった。
継続的に開催してきたポップアップの反響が大きく、来場客から「いつでも、もっと気軽に『シテン』のアイテムに接する機会が欲しい」という声があったことから、実店舗のオープンに至ったという。
■CITEN ユナイテッドアローズ 立川立飛店
住所:東京都立川市泉町935-1 ららぽーと立川立飛 2F
オープン日: 3月31日
■CITEN ユナイテッドアローズ 湘南平塚店
住所:神奈川県平塚市天沼10-1 ららぽーと湘南平塚 2F
オープン日: 4月7日
■CITEN ユナイテッドアローズ 海老名店
住所:神奈川県海老名市扇町13-1 ららぽーと海老名 2F
オープン日: 4月14日
「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反した性質はどんな文脈から生まれているのでしょうか。