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「誰とつながっているか」が価値
「ケンゾー」がニューヨークで開いたパーティーのスナップがとても華やかで今っぽいです。新たにアーティスティック・ディレクターに就いたNigoさんのヒップホップ界わい、ストリートカルチャー界わいとのつながりをビシバシに感じさせます。
今の時代、ラグジュアリーのコングロマリットがディレクターに求める要素って、まさにコレなんでしょうね。どんなコミュニティーに所属していて、誰とつながっているかがとっても大切。「ケンゾー」を保有するLVMHも、まさにNigoさんのこうしたつながりがほしかったんだろうなと感じます。
Nigoによる新生「ケンゾー」を祝してパーティーを開催 NY新現代美術館の屋上にて
「ケンゾー(KENZO)」は16日、Nigoアーティスティック・ディレクターが手掛ける新生「ケンゾー」の門出を祝したパーティーを開催した。会場であるニューヨークの新現代美術館(New Museum)の屋上には、Nigoと親交の深いアーティストのプシャ・T(Pusha T)やフューチュラ(Futura)、エヴァン・モック(Evan Mock)らが駆けつけた。
Nigoは「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」の創業者で、2021年9月20日付で「ケンゾー」のアーティスティック・ディレクターに就任。パリ・メンズ・ファッション・ウイーク中の1月23日に、同ブランドで初めて手掛ける2022-23年秋冬コレクションを発表した。コロナ禍の影響で正式な就任パーティーを開いていなかったため、今回は改めて就任とデビューを祝う機会となった。パーティーの様子を紹介する。
キム・ジョーンズが特別にデザインした「ディオール」製トランクス着用のプロボクサーが23戦無敗
「ディオール(DIOR)」は、米国人プロボクサーのライアン・ガルシア(Ryan Garcia)のためにトランクスを作成した。キム・ジョーンズ(Kim Jones)メンズ・アーティスティック・ディレクターが特別にデザインしたもので、「ディオール」が男性ボクサーの衣装を手掛けたのは初めて。
“ディオール オブリーク”(モノグラムロゴ)を全面に施した白のシルクサテン地に、パイソンをエンボス加工した青のレザーをサイドラインとして入れたもので、“DIOR”と“KING RYAN”の文字を刺しゅうであしらった。
ガルシアは「ディオール」製トランクスを着用し、7月17日にロサンゼルスで行われたスーパーライト級マッチで勝利を収め、23戦無敗。KO記録も19に伸ばした。ライト級では現在WBC2位、WBA6位、IBF10位にランクされる。
「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反した性質はどんな文脈から生まれているのでしょうか。