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続々登場、GWに行ってみたい新しい大型商業施設

 帰省する人もしない人も、このGWには新しい大型商業施設に行っておきたい。特に今年に入って、注目の商業施設が続々とオープンしている。今回紹介する三越伊勢丹ホールディングスの3つの商業施設以外にも、来年には名古屋に、高級セレクトショップを出店予定になっている。

イセタンサローネ(ISETAN SALONE)

 三越伊勢丹ホールディングスはこの春、東京から大阪まで、相次いで新しい商業施設をオープンした。大西洋・三越伊勢丹ホールディングス社長は、「館でお客さまを待っているのではなく、お客さまのいるところに我々が出て行く」と語り、従来型の百貨店業態に対する強い危機感の現れだ。

 その“ファッションの伊勢丹”を象徴するのが、東京ミッドタウンのリステア跡地に4月3日、オープンした高級ブランドのセレクトショップ「イセタンサローネ」だ。メゾネットの2層構造で、売り場面積は900平方メートル。内装デザインは、現代美術家の杉本博司が手掛け、内装は希少な屋久杉を使用した壁や什器、障子の桟をイメージした壁面など、日本の美を意識している。取り扱いブランドは、1階に「フェンディ(FENDI)」「ヴァレンティノ ガラヴァーニ(VALENTINO GARAVANI)」などのハンドバッグ、「フランク ミュラー(FRANCK MULLER)」「ジョージ ジェンセン(GEORG JENSEN)」「ダミアーニ(DAMIANI)」をはじめとする時計・宝飾品、オリジナルブランド「T.G.I.F Ready for the Weekend」など。2階は「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「エムエスジーエム(MSGM)」「アヴェロン(AVELON)」などのインポート、「サカイ(SACAI)」「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」「トーガ(TOGAWA)」、コスメでは「スリー(THREE)」「コスメ デコルテ(COSME DECORTE)」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」など。個室サロンや大型フィッティングルームを設けている。

【レポート】東京ミッドタウンにイセタンサローネがオープン ▶︎

原宿アルタ(ALTA HARAJUKU)

 竹下通りに3月7日にオープンした「原宿アルタ」も三越伊勢丹HD運営の商業施設ながら、こちらはうってかわってヤング向けのSC。地上3階・地下1階、店舗面積は1450平方メートルと中規模ながら、10~20代のピュアヤングをターゲットにしたアパレルやシューズ、スイーツなど、新業態3店舗を含む19店舗が出店した。初年度の売上高は17億円を計画。厚底シューズの「ラグラスマート(LAGRACE MART)」、スイート系の「イング(INGNI)」、キャラクター雑貨の「スイマー(SWIMMER)」の新業態でスイーツを併設した「チョコチョコ バイ スイマー(CHOCOCHOCO BY SWIMMER)」、古着屋の「3びきの子ねこ」など、いわゆる“渋原系”のブランドを導入。同じ竹下通りにある「キュートキューブ原宿」が、「スピンズ(SPINNS)」や「ポムポムプリンカフェ」などティーンに特化したより原宿らしい趣きに対し、外国人観光客の多い竹下通りらしく、プリクラや駄菓子屋など、日本のお土産グッズ、大人向けの「ディズニーストア」を導入するなど、外国人や親子でも楽しめるようになっている。

【ニュース】原宿・竹下通りに新ランドマーク「原宿アルタ」がオープン ▶︎

ルクアイーレ(LUCUA 1100)

 JR西日本SC開発は、不振が続いていたJR大阪三越伊勢丹跡に、新ファッションビル「ルクア1100(イーレ)」をオープンした。JR大阪三越伊勢丹は、JR西日本と三越伊勢丹HDが共同で運営してきたが、不振が続く中で、隣接するファッションビル「ルクア」の一体開発による仕切り直しになり、ファッションビルの中に三越伊勢丹HDの大型・中型の専門店「イセタン」を出店。「ルクアイーレ」全体の店舗面積3万3000平方メートルのうち、「イセタン」は約1万3000平方メートルを占める。「ミントデザインズ(MINTDESIGNS)」「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」「シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)」など、人気のデザイナーズブランドがインショップ形式で登場している。

【レポート】大阪「ルクアイーレ」オープン!約2000人が行列 ▶︎