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株価は5分の1以下になりましたが

米国の上場企業で株価をベンチマークしている企業がいくつかあるのですが、VFコープもその1つです。「ザ・ノース・フェイス」の親会社で、アウトドアやストリートに強く、サステナビリティへの取り組みも先進的。でも、コロナ禍から立ち直れていません。

2020年1月3日に99ドルだった株価は現在18ドルです。つまり5分の1以下。20年11月の「シュプリーム」買収で一時的に持ち直すも、下り坂を転がり続けています。新CEOはプロ経営者。経歴は記事を参照のほど。どんな手腕で立て直していくのか、注目です。

小田島 千春
NEWS 01

「ヴァンズ」や「シュプリーム」の親会社が新たな社長兼CEOを任命

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「シュプリーム(SUPREME)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)は、新たな社長兼最高経営責任者(CEO)として、スイスを拠点とするロジテック・インターナショナル(LOGITECH INTERNATIONAL以下、ロジテック)のブラッケン・ダレル(Bracken Darrell)社長兼CEOを任命した。同氏は2022年12月に退任したスティーブ・レンドル(Steve Rendle)前会長兼社長兼CEOの後任として、7月17日付で就任する。これに伴い、ベンノ・ドーレ(Benno Dorer)暫定社長兼CEOは取締役に戻り、リチャード・カルッチ(Richard Carucci)暫定会長は会長に就任する。

ダレル新社長兼CEOは、12年に社長としてロジテックに入社し、13年からCEOを兼任。10年にわたる任期中にさまざまな分野に進出し、売上高を倍以上に、時価総額を約10倍に成長させた。それ以前には、プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE以下、P&G)が擁するブラウン(BRAUN)の社長を務めたほか、P&Gの傘下ブランド「オールド スパイス(OLD SPICE)」の立て直しに貢献。キャリアの初期には、アーサー・アンダーセン(ARTHUR ANDERSEN)やペプシコ(PEPSICO)などで経験を積んだ。

カルッチ新会長は、「経営トップとして幅広い経験を持ち、国際的な感覚に長け、さまざまな業界で実績を上げてきたブラッケンは、当社の才能あふれるチームを率いていくのにぴったりの人物だ。その指揮の下、私たちはエキサイティングで新たな未来に向けてさらなる成功を収め、社員、投資家、ステークホルダーを誇らしい気持ちにできるものと確信している」と語った。

ダレル新社長兼CEOは、「世界中にいる何百万もの人々と同様に、私はVFコープが擁するアイコニックなブランドの数々のファンだ。創業120年以上におよぶ歴史の中で、傘下ブランドを常にカルチャーの中心的な存在として発展させてきた手腕に感銘を受けている。取締役会やマネジメントチーム、優秀な社員の皆さんと緊密に連携し、業績をさらに向上させ、力強く持続的な成長と株主価値の拡大を実現したいと考えている」と述べた。

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NEWS 02

六本木が大きく変わる “第2六本木ヒルズ”2030年竣工

森ビルなどによる「六本木五丁目西地区」(東京都港区)の再開発計画の概要が明らかになった。関係者の間で“第2六本木ヒルズ”とも呼ばれるこの再開発計画は、外苑東通り、芋洗坂、鳥居坂などに囲まれた約8万平方メートルのエリアが対象。超高層ビルを中心に、オフィス、住宅、商業施設、文化施設、公園などで構成する。延べ床面積は約108万平方メートルにおよぶ。2025年度に工事に着工し、30年度の竣工を目指す。

六本木交差点やロアビル、芋洗坂の飲食店街、麻布十番寄りの国際文化会館など広いエリアが対象となる。A〜Eの5つの街区に分けられ、A街区には高さ327m、B街区には高さ288mの超高層ビルがそれぞれ建設されてランドマークになる。

A街区の超高層ビルは商業、オフィス、ホテル、文化化施設などが入る複合施設、B街区の超高層ビルは主に住宅になる。六本木交差点と東京メトロ六本木駅に面したA街区は、現状にはない滞留空間や歩行者の導線を設けるとともに、低層部には屋上庭園を作る。A街区の低層や地下などに商業施設が入る。

森ビルは今年4月で六本木ヒルズ開業から20周年を迎えた。長らく夜の歓楽街だった六本木は03年の六本木ヒルズ、07年の三井不動産による東京ミッドタウンの開業で街の姿を大きく変えた。30年の“第2六本木ヒルズ”の竣工はこれらに匹敵するインパクトになる。

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「WWDJAPAN」7月13日発売号は、京都・西陣織の老舗HOSOO特集です。「More than Textile」を掲げ、織物の可能性を拡張し、人々がまだ見たことのない西陣織の美を追求しているHOSOO。その探究の中で出合ったのが、江戸時代の絹(シルク)や大麻(ヘンプ)で織られた着物でした。その品質を現代に再現し、さらに超えることを目指し、絹、大麻ともに日本の在来種を用いて、原料生産から取り組むといいます。加えて、ソニーコンピュータサイエンス研究所をはじめ、研究者や企業、職人らとの共創体制を構築。AIやロボティクスなど最先端の科学技術を活用しながら、素材が本来持つ個性を生かす工芸的なものづくりを実現し、日本ならではの多様な美を世界へ提示しようとしています。