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一文で語れる強さ
「WWDBEAUTY」の毎年恒例企画に、「ヘアサロン版ベストコスメ」という特集があります。都内の人気ヘアサロンの美容師たちに「この1年に使った製品の中で最も良かったものを教えてください」というアンケートを取り、部門ごとのベストアイテムを決めるという企画です。要するに、サロン専売品・業務用アイテムのベスコスですね。毎年盛り上がりを見せる人気企画で、今年も8月28日発売号で実施するのでご期待ください。
サロン専売品というのは、プロである美容師が取り扱うアイテムなので、一般市場の製品よりも機能が特化しているケースが多々あります。そのためでしょうか。上位にランクインするアイテムには、“一文で特徴を表現できる”という共通点があります。例えばヘアオイル部門で5連覇を達成した“エヌドット ポリッシュオイル”は「髪がしっとりと収まるのに重くならない」、美容機器部門で3連覇した“リファビューテック ドライヤー”は「表面はしっかり乾いて内部は潤いのある“レア髪”を作る」、激戦区のヘアカラー部門で連覇を成し遂げた「イノアカラー」は「オイル処方によりカラーリングが艶やかに仕上がる」といった感じです。どれも長い説明を必要としない、分かりやすい特徴を持っています。
先日、サロン取り扱いアイテムでもある“リファロックオイル”シリーズが、累計出荷数100万本を突破したそうです。これも「スタイリングをロックするのに髪がごわごわに固まらない」という明確な個性を持ったアイテムで、今年の「ヘアサロン版ベストコスメ」でのランクインが予想されるアイテムの1つです。今年の同企画は是非、“特徴を一文で表現できるか”といった視点でも注目してほしいです。
“リファロックオイル”シリーズが累計出荷数100万本を突破
MTGは、美容ブランド「リファ(ReFa)」の“リファロックオイル”をはじめとする“リファロックオイル”シリーズが、2023年5月末に累計出荷数100万本(20年10月~の実績)を突破したことを発表した。
20年に発売した“リファロックオイル”は、「アイロン前に使うことで髪を熱ダメージから守る」「スタイリングをロックするのに髪がごわごわに固まらない」といったベネフィットが反響を呼び、数々の賞を受賞。ユーザーからの好評を得てきた。
22年には、よりライトなテクスチャーが魅力の“リファロックオイルライト”や、大容量ニーズに応えた120mL仕様(アマゾン限定)など商品ラインアップを拡充。ヒットカテゴリへと成長した。
百貨店5月度 新型コロナ5類移行で衣料品、化粧品売れる
百貨店主要5社の2023年5月度売上高は、おしなべて前年並み〜1割程度の増収だった。行動制限のない大型連休に加え、5月8日から新型コロナウイルスが5類感染症に移行したことで、来客に一定程度のプラス効果が出た。ラグジュアリーブランドや宝飾・時計など高額品の好調は継続する一方、外出機運の高まりが衣料品や化粧品の売り上げを押し上げている。
各社の前年同月と比較した売上高は、三越伊勢丹が19.1%増(19年同月比16%増)、高島屋が8.3%増(同微減)、大丸松坂屋百貨店が11.5%増(同1.3%減)、そごう・西武が1.5%増(同3.0%減)、阪急阪神百貨店が14.6%増(同10%増)だった。
三越伊勢丹の伊勢丹新宿本店は、衣料品の好調が際立つ。婦人服の売上高は19年同月比33.9%増と大きく伸長した。中国人観光客の購買に支えられていた化粧品は同16.2%減にとどまるものの、「ベースメイクや口紅が好調」(同社)。阪急阪神百貨店の阪急本店も、化粧品が約3割増と高伸した。「マスクを外す場面の増加も背景に、リップや基礎化粧品、ファンデーションなどの動きがいい。耳周りのアクセサリーのニーズも高まっている」(同社)という。
「WWDJAPAN」7月20日号は、夏恒例の百貨店特集です。コロナ明け以降、百貨店のビジネスモデルが少しずつ変化しています。キーワードは「売る力」。デジタルの力も活用しながら、一人一人の顧客に向けて最適な提案を行い、関係性を深める。顧客一人当たりの年間消費額を上げる。あるいは百貨店でしか提供できない体験コンテンツを作り出す。特集では各エリアを代表する7店舗の店長のインタビューなどを通じて、百貨店の「売る力」に迫ります。