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“エコフレンドリー”は簡単ではない

 「サステナブル」「環境に優しい」は、日本でも最近本当によく見かけますが、「それは本当?」「何が基準?」と思うこともありますよね。使用素材の表示間違いは厳密に調べれば分かりますが、本当に環境に優しい商品ってどんなものでしょう?知れば知るほど、難しい課題だなと思います。

 4月25日&5月2日合併号のウイークリーは、「サステナブルな素材って何?」特集です。天然ならいいのかな?再生できるならいいのかな?考えるための材料となる特集になりそうです。どうぞお楽しみに。

小田島 千春
NEWS 01

米公正取引委員会、大手小売り2社に罰金6億円 “エコフレンドリー”な不当表示で

 米連邦取引委員会(Federal Trade Commission以下、FTC)は、ウォルマート(WALMART)とコールズ(KOHL‘S)が環境に配慮した商品かのように見せかけた表示や広告が消費者の誤解を招くとして、コールズに対して250万ドル(約3億1500万円)、ウォルマートに対して300万ドル(約3億7800万円)の課徴金納付命令を下した。

 FTCによると、コールズは素材にレーヨンが使用されているシーツや枕、バスマット、タオルの広告に「100%または一部に竹を使用」と表記。「サステナブル」「高い再生可能性」「環境に優しい」といった謳い文句を使用していたという。また、ウォルマートは、シーツやタオル、ブランケット、授乳ブラなどの商品について、コールズ同様、使用していない竹素材の表記やミスリーディングな広告を行っていたという。

 これに対してコールズは、「FTCと和解し、引き続き規制を真摯に受け止めていく」と短いコメントを発表した。また、ウォルマートは、「われわれは最も信頼される小売業者であるために努力しており、これらの指摘を真摯に受け止める。こうした問題が提起された際には説明責任を果たしていく」「商品説明に関するプログラムを強化し、サプライヤーには表示に関する法令を含むすべての法令を順守した商品を提供するよう求めている。われわれはFTCとの関係を重視し、これらの問題解決のためにFTCと協力できたことをうれしく思っている」とコメントしている。

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NEWS 02

夏もサラッとはけて本格仕様 「アンダーソン アンダーソン」の和紙ジーンズ

 毎年暖かくなると、「白いTシャツにジーンズでさわやかに決めよう!」と思い立つのだが、現実はそうはいかない。ジーンズは、ムレる。うだるような暑さの中、汗ばんだ肌にデニム生地が張り付くのはご免だ。

 ジーンズ愛好家には「頻繁に洗わないほうがいい」と語る人も多い。洗濯の回数を減らすことで「ヒゲ」や「クモノス」と言われる、色落ちした部分とそうでない部分のコントラストによる模様がきれいに現れる(らしい)。だが、真夏に大量の汗や皮脂を吸ったデニムを放置すればどうなるかは、ちょっと想像したくない。

 そんな夏のジーンズの「ムレ」「におい」の解決策となる“和紙ジーンズ”(男女兼用、ともに税込1 万9800円)が、マッシュスタイルラボの「アンダーソン アンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」から発売された。タテ糸にインディゴ染めコットン、ヨコ糸には和紙糸を使用。見た目はジーンズなのに、和紙特有のシャリっとした肌当たりで、綿100%のデニムのようなごわつきがない。和紙は高い吸水速乾機能も備え、汗や皮脂が原因で雑菌が繁殖しにくいのもポイントだ。

 和紙ジーンズは、すでに他の大手ジーンズメーカーなども商品化している。「アンダーソン アンダーソン」の和紙ジーンズが先行商品と差別化できているポイントは、その本格仕様にある。中西孝史デザイナー自身が広島・福山や岡山といったデニムの生産地に赴き、質感や風合いにこだわったセルビッジ生地(一部カラー除く)を使用している。リベット(ポケット部などにあしらわれる鋲)もビンテージのように鈍い輝きのものを選んでおり、細部へのこだわりが高級感を漂わせる。「和紙デニムは、綿100%のジーンズとはまた違った風合いや色落ちを楽しめる。たくさんのジーンズをはいてきた人も、新鮮な気分ではけるはず」(中西デザイナー)と薦める。

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