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工場見学は、透明性と体験、そしてUGC戦略
「ラッシュ」や「シロ」は、化粧品の製造過程を見せる工場見学やツアーを企画・開発しています。こうした取り組みは、透明性をアピールする手段でありながら、ファンにとっては1つの体験型コンテンツ。横浜に住んでいると、作ったカップヌードルをクッションバッグに入れて大切に持ち歩いている家族連れやカップルを時々見かけますが、おんなじですよね?
以前もお話しましたが、食品の世界ではバーチャル工場見学が人気コンテンツとなっています。その中で体験型の「ラッシュ」、観光のコンテンツにもなり得る「シロ」の取り組みは、SNSでのUGCにも繋がるのです。
私たち「WWDJAPAN」も、校了日にはオフィスを解放しても良いんですけれどね。ただ、そんなにドラマチックじゃないので、面白いかどうか?は別の話かもしれませんw。
当選倍率214倍!?「ラッシュキッチンツアー」が期間限定で復活 人気のバスアイテムなど製造過程を見学・体験
ナチュラルコスメブランド「ラッシュ(LUSH)」は2022年1月29日と2月12日、同ブランドのメールマガジン会員を対象とした工場見学「ラッシュキッチンツアー」を開催する。
同ツアーが開催されるのは5年ぶり。新鮮な野菜や果物を使った100%ベジタリアン対応の人気のバスアイテムやコスメの製造過程の見学や体験ができるもので、過去の開催時には当選倍率214倍にものぼる人気を博した。
ツアーでは、キッチンでハンドメイドするシェフから原材料のこだわりや商品にまつわる秘話も聞ける。各日午前の部、午後の部の2回開催。参加費は無料。
参加応募期間は1月14〜19日で、12日までにメールマガジン会員になると応募方法がメールで送付される。
1月26日には、一部店舗で商品の製造体験ができる「インストアワークショップ」も開催し、実施店舗で14日から予約を開始する。
ショッピングセンターの施設数 3年連続で減少
日本ショッピングセンター協会は、2021年の国内のショッピングセンター(SC)の総数が3年連続で減少して3182施設になったと発表した(12月23日時点の速報値)。1年間で24施設が開業し、37施設が閉鎖された。ただ、閉鎖のうち20施設は建て替えによるもので、総面積や総テナント数は増えている。
21年に開業した主なSCは、アミュプラザくまもと(熊本県)、イオンモール白山(石川県)、イーアス春日井(愛知県)、イオンモールNagoya Noritake Garden(愛知県)など。
SCの開業は、17年48施設、18年37施設、19年46施設、20年41施設、21年24施設と推移している。22年は31施設が開業する予定で、三井不動産が5月に「ららぽーと福岡」(福岡県)、秋に「ららぽーと堺」(大阪府)を開く。
「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。