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また偉大な創業デザイナーがブランドを去る
「3.1 フィリップ リム」創業デザイナーのフィリップ・リムが、2025年春夏シーズンをもって自身のブランドを去ります。創業デザイナーの退任といえば、今年はドリス・ヴァン・ノッテンやアルベルタ・フェレッティらもブランドを去ると発表しました。偉大な功績をたたえると共に、やはりどこか寂しさがあるのも正直なところ。それぞれブランドは今後も継続し、「3.1 フィリップ リム」は共同創業者のウェン・ゾウCEOが引き続き経営を指揮します。
フィリップ・リムとは1年前に香港のイベントで会い、「日本でも新しいプロジェクトを予定しているんだ」と話していました。それがブランドとしてなのか、個人としてなのかは分かりませんが、まだまだファッション界の前線で活躍してほしいですね。
フィリップ・リムが自身のブランド「3.1 フィリップ リム」を離れる
「3.1 フィリップ リム(3.1 PHILLIP LIM)」の創業デザイナーであるフィリップ・リム(Phillip Lim)が、2025年春夏シーズンを最後に同ブランドのクリエイティブ・ディレクター職を退任する。
退任にあたりフィリップは、長年のパートナーである最高経営責任者(CEO)のウェン・ゾウ(Wen Zhou)と共同コメントを出した。両者は「ブランドが新しい章へと歩みを進めるにあたり、これまで築き上げたものと、本物のコミュニティの強さに大変誇りを感じている。共有するビジョンと努力によって、私たちは独立を保ちながら、絶え間なく変化し挑戦を続ける業界で驚くべき成功を収めることができた。創業当初より、意義あるものを創り出すことが私たちの目標だったが、その過程で、創造性、責任感、協力を推進することで前向きな変革をもたらすことができると気づいた」とし、「この20年間にわたる私たちの影響力を大変誇りに思い、そして永遠に感謝している」とメッセージを綴った。
今後については「それぞれが新たな目標と未来への異なるビジョンを持っている」とし、フィリップ自身は新規事業の立ち上げを示唆する一方、ゾウ共同創業者兼CEOはブランドに残り引き続き経営を担うとした。
フィリップの経歴について
フィリップは、1973年に中国人の両親のもとに生まれた。カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で学んでいた際、「カティヨン アデリ(KATAYONE ADELI)」でインターンをしたことをきっかけに、同ブランドのデザインチームに加わった。その後、自身の初めてのブランド「ディベロップメント(DEVELOPMENT)」をロサンゼルスで設立。4年後にニューヨークに移り、2005年にゾウ共同創業者兼CEOと「3.1 フィリップ リム」を立ち上げた。
なお、フィリップは、CFDAファッションアワード(CFDA Fashion Awards)で08年にはウィメンズ部門の、12年にはメンズ部門のスワロフスキー賞を、13年にはアクセサリー部門でデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
J.フロントがコメ兵と合弁会社 ブランド品買い取りに参入

大丸松坂屋百貨店やパルコを運営するJ.フロントリテイリング(JFR)がリユース事業に本格参入する。JFRは13日、ブランド品リユース最大手のコメ兵と合弁会社を設立すると発表した。合弁会社が買取専門店を大丸、松坂屋、パルコに出店し、顧客からリユース商品を買い取り、コメ兵に売却する。2025年夏に1号店を出店する。
合弁会社の名称は未定。資本金および資本準備金は6億円の予定で、JFRが51%、コメ兵が49%を出資する。
百貨店の顧客はラグジュアリーブランドや時計・宝飾品をたくさん保有していても、フリマアプリや既存の買取専門店とは縁がない場合が多い。百貨店の信用力で、買い取り経験のない顧客に機会を提供する。循環型社会が進む中、百貨店は売って終わりではなく、回収の部分も担っていく。コメ兵は良質な商品を集められるメリットが大きい。
JFRは22年からリユース事業参入の検討を始め、23年からコメ兵と協議していた。検証のため、24年3月から大丸神戸店で試験的に買取店を営業したり、外商客に対して訪問買い取りを実施したりした。想定を上回る買い取り品が寄せられ、事業収益性を確認できたという。
3月30日発売の「WWDJAPAN」は、2026-27年秋冬東京コレクションの特集です。他にも「バーバリー」のジョシュア・シュルマンCEOや、そごう・西武の田口広人・社長へのインタビューを掲載。エスティ ローダーとプーチが合併協議など話題を豊富に収めています。