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「バレンシアガ」の最高なゲストたち

 「WWDJAPAN」のファッション・ウイーク期間中では恒例企画になりつつある来場者スナップに、「バレンシアガ」が登場しました。まずは記事の写真をご覧ください。何という濃い世界観を持った来場者たちなのでしょう。今シーズンはほかにも「リック・オウエンス」「コム デ ギャルソン」「ドリス ヴァン ノッテン」という強力ラインアップの来場者スナップを公開していますが、群を抜いて個性的です。

 そして、ブランドからの提供で着せられてる感がなく、完全にものにしている人が多いのもポイントが高い。ショー会場でそのブランドの服を着用している人が多ければ多いほど、お祭りムードは高まります。お祭りムードが高まれば、ビジネスにつながるチャンスも当然増えるでしょう。そういう視点でスナップ記事を見てみるのも面白いかもしれません。

大塚 千践
NEWS 01

「バレンシアガ」ショー会場にはセレブ大集結 レッドカーペットに負けない豪華な装い

 「バレンシアガ」が10月2日(現地時間)、2023年春夏コレクションをパリで発表した。会場となったのは、シャルル・ド・ゴール(Charles de Gaulle)空港近くにある大きな展示会場。ショルダーを誇張したビッグサイズのアウターや、シューズとグローブが一体化した全身黒ずくめのボディースーツ、体のラインを強調するタイトなロングドレスなど、レッドカーペットさながらの装いが目立った。ファッション、音楽、映画界から多くのセレブリティが来場したが、最もフラッシュを浴びていたのはカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)のようだった。また、会場がパリの中心地から離れていたにもかかわらず、多くのカメラマンとセレブリティのファンが駆けつけていたのも印象的だ。

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NEWS 02

ゴルチエ、クチュールのゲストデザイナーにハイダー・アッカーマンを招へい

 デザイナーのハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)は、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)のゲストデザイナーとして、来年1月に2023年春夏オートクチュール・コレクションを披露する。

 ゴルチエは20年1月に、20年春夏オートクチュール・コレクションのショーが「私の最後のものとなる」と発表。同年3月、今後はゲストデザイナーを招いてオートクチュールを披露することを明らかにした。これまで「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナー、「ディーゼル(DIESEL)」および「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるグレン・マーティンス(Glenn Martens)、「バルマン(BALMAIN)」のオリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)=クリエイティブ・ディレクターを迎えており、今回で4回目。

 ゴルチエは、「以前からハイダーの作品を敬愛しており、特にテーラリングが素晴らしい。卓越したクチュール・コレクションとなることは間違いなく、その出来上がりが待ちきれない」と語った。

 アッカーマンは、「ジャンポール・ゴルチエの存在を抜きにファッションを語ることはできないし、その先進性やアバンギャルドさに心からの敬意を抱いている。クチュールを手掛けることは私の昔からの夢であり、それをジャンポールのゲストとして行えるのは信じられないほど名誉なことだ」と述べた。

 アッカーマンは1971年コロンビア生まれ。著名デザイナーを数多く輩出してきたベルギーの名門校、アントワープ王立芸術アカデミー(Royal Academy of Fine Arts Antwerp)で学んだ後、2001年に自身のブランド「ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)」を立ち上げた。20-21年秋冬シーズンまでコレクションを発表し、21年2月にはベルギー発のウィメンズウエアブランド「メゾン ウレンス(MAISON ULLENS)」のクリエイティブ・コンサルタントに就任。また、16年から18年には「ベルルッティ(BERLUTI)」のクリエイティブ・ディレクターも務めていた。シャープなシルエットや美しいドレープ使いに定評があり、最近では俳優のティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)やティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)がイベントなどに登場する際、アッカーマンによるカスタムメイドの衣装を着用していることでも話題となっている。

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最新号の読みどころ

記録的な熱波に見舞われた今季のメンズ・ファッション・ウイークは、価値観をアップデートする2つの意味での「解放」がキーワードになりました。1つは、堅苦しいイメージも強い伝統的なテーラードスタイルからの解放。もう1つは、「男はこうあるべき」という固定観念からの解放です。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」に象徴される、繊細さや脆さを併せ持つしなやかなマスキュリニティー(男性性)の表現を起点に、メンズファッションの現在地を総括します。