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特選消費の凄まじさ、継続中

 日本百貨店協会によると、2021年の全国百貨店売上高は前年比5.8%増だったとのこと。欧米では、5月ごろに“リベンジ消費”の力強さが話題になりましたが、日本の回復はそこまでには至らなかったという印象です。

 ただ、国内富裕層によるラグジュアリー消費に限ると、引き続き非常に好調のようです。今、有力百貨店の特選売り場に21年秋冬商況を取材してまわっていますが、どこもとても声が明るい。読者の方の中には、1月24日号「WWDJAPAN」の30代富裕層特集を見て、その消費力の凄まじさに圧倒されたという方もいらっしゃるかもしれません。富裕層市場は、まだまだいくらでも掘り起こせそうなビジネスのしがいがある市場ですね。

「WWDJAPAN」編集委員
五十君 花実
NEWS 01

百貨店売上高5.8%増 21年、回復は小幅

 日本百貨店協会は25日、2021年の全国百貨店売上高速報を発表した。総額の売上高は前年比5.8%増の4兆4182億円だった。

 商品の品目別では、主要4カテゴリー(衣料品、身のまわり品、雑貨、食料品)が数字を伸ばした。構成比で30.9%を占めた食料品(同4.7%増の1兆3666億円)が、昨年に引き続き26.4%の衣料品(同3.5%増の1兆1664億円)を上回った。

 1年を通じて、新型コロナ感染拡大による幾度もの営業制限を余儀なくされた。4〜5月にかけては東京、大阪などの百貨店が休業を強いられた。秋以降(9月〜)は感染者数の下げ止まりもあって各社の業績は復調傾向となり、防寒着需要が高まった衣料品も下支えした。

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NEWS 02

「ティファニー」が日本上陸50周年イベントで世界最大級128.54カラットのダイヤを展示 丸の内店がイエローに染まる

 「ティファニー(TIFFANY & CO.)」が、日本上陸50周年を祝した特別なイベント「イエロー イズ ザ ニュー ブルー(Yellow is the New Blue)」を丸の内店で開催した。招待者のみ入場が可能で、同イベントを本国のアメリカ以外で実施するのは初めて。店内をイエロー一色で飾り、128.54カラットの巨大なイエローダイヤモンド“ティファニー ダイヤモンド”をはじめとするハイジュエリーを多数展示した。

 “ティファニー ダイヤモンド”は、1877年に南アフリカのキンバリー鉱山で発見され、翌年にティファニー創業者のチャールズ・ルイス・ティファニー(Charles Lewis Tiffany)が取得した。幅は2.5cmを超え、通常のブリリアントカットダイヤモンドよりも24面多い82面のファセットを誇り、現在は合計100カラットを超えるホワイトダイヤモンドをあしらったネックレスのセンターストーンとしてセットされている。地球上で現存する最大のイエローダイヤモンドの一つとして名高く、これまで着用したのはメアリー・ホワイトハウス(Mary Whitehouse)とオードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)、レディ・ガガ(Lady Gaga)、ビヨンセ(Beyonce)の4人のみ。

 ほかにも、1960年代にジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)がデザインした作品“バード オン ア ロック(Bird on a Rock)”にイエローダイヤモンドをセットしたブローチを、今回のために特別に発売した。

 ジュエリーの展示以外には、“ティファニー ダイヤモンド”を着用しているかのように撮影できるVRフォトブースや、「ティファニーカフェ」も併設。“ほうじ茶ラテ”や“ゆず&ペアー”などの日本限定ドリンクが提供された。

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最新号の読みどころ

記録的な熱波に見舞われた今季のメンズ・ファッション・ウイークは、価値観をアップデートする2つの意味での「解放」がキーワードになりました。1つは、堅苦しいイメージも強い伝統的なテーラードスタイルからの解放。もう1つは、「男はこうあるべき」という固定観念からの解放です。「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」に象徴される、繊細さや脆さを併せ持つしなやかなマスキュリニティー(男性性)の表現を起点に、メンズファッションの現在地を総括します。