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「バーバリー」のCEO退任に驚く
マルコ・ゴベッティ現バーバリーCEOは常にデザイナーとの二人三脚で、指揮するブランドを盛り上げてきました。「ジバンシィ」ではリカルド・ティッシと、「セリーヌ」でフィービー・ファイロと、そして「バーバリー」で再びティッシと。就任から5年ですが、いよいよ新生「バーバリー」が実を結び始めるというタイミングだと思うので、このニュースに驚きました。テッィシはどうするんでしょう?
故郷であるイタリアでの仕事は20年ぶり。今度は「サルヴァトーレ フェラガモ」です。こちらはポール・アンドリューが4月に去って以来、クリエイティブ・ディレクターが不在のままです。さて、ゴベッティCEOが誰とタッグを組むのか。注目です。
バーバリーのCEOが2021年末で退任 フェラガモのCEOに
バーバリー(BURBERRY)は、マルコ・ゴベッティ(Marco Gobbetti)最高経営責任者(CEO)が2021年末で退任することを発表した。後任は未定。退任後、同氏はサルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)のCEO兼ジェネラル・ディレクターに就任する。
ゴベッティCEOは、「バーバリーのCEOとして、才能あふれるチームを率いることができて大変光栄だった。ブランドや事業は盤石であり、今後も成長軌道を進んでいくことは間違いないため、退任するのに良いタイミングだと感じている」と語った。退任する理由の一つとして、故郷であるイタリアに戻り、家族と一緒に過ごしたいことがあるという。
ジェラルド・マーフィー(Gerald Murphy)=バーバリー会長は、「マルコは当社に多大なる貢献をしてくれた。退任をとても残念に思うが、彼は20年近くにわたって外国で仕事をしており、イタリアに帰国したいという意志を尊重したい」と述べた。
ゴベッティCEOは17年1月にバーバリーに入社。それ以前は、セリーヌ(CELINE)会長兼CEOを務めていた。サルヴァトーレ フェラガモでは、ミカエラ・ル・ディヴェレック・レミ (Micaela Le Divelec Lemmi) CEOの後任となる。
「ヴェトモン」から7月に新ブランド 「全てのジェンダーに向けたアイテム」を手掛ける
ヴェトモン(VETEMENTS)は7月22日、新しいブランドを発表する。グラム・ヴァザリア(Guram Gvasalia)共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は、ブランド名は明かさなかったが、コレクションは「ヴェトモン」とは異なる美学を持つと述べた。メンズウエアやメンズのテーラリングに着想をえているものの、「全てのジェンダーに向けたアイテム」を手掛けるという。
新ブランドは、「若い世代が才能を発揮できる多次元プラットホーム」と掲げるヴァサリア・ファミリー・ファウンデーション(Gvasalia Family Foundation)のもとで運営する。ヴェトモンは同ファウンデーションについて、「コワーキングスペースやコラボレーションを歓迎し、従来のコングロマリット(会社)とは異なる形態で運営する。教育、技術開発、生産、サプライチェーンおよび財政支援を提供することで、トレンドや既存の枠組みにとらわれないユニークなブランドを生み出す場」と発表した。なお、今後発表するブランドはファッション系とは限らないという。
「ヴェトモン」は6月25日、2022年春夏パリ・メンズ・コレクション期間中にティーザービデオで新ブランドについて発表。同日に、モスクワのコンセプトストア「KM20(ケーエムトウェンティ)」内のカフェで第二弾となるファーストフードメニューの販売や、同事業のグローバル展開の計画を発表した。
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