1. ヒカキンがファッション界に興味津々!? トップユーチューバーが語る今後の展開

ヒカキンがファッション界に興味津々!? トップユーチューバーが語る今後の展開

 「ユーチューブ(YouTube)」の動画投稿がきっかけでブレイクしたヒカキンは、コンビニのお菓子や、期間限定の飲料水、ドン・キホーテなどで購入した商品紹介の動画で小中学生から絶大な支持を得ている。得意のヒューマンビートボックスを合間に取り入れた5分前後の動画は、テロップの使い方や色調にキャッチーな編集が加えられ、企業からのタイアップが殺到するほどの人気ぶりだ。現在、「ヒカキンチャンネル(HIKAKIN)」「ヒカキンティービー(HikakinTV)」「ヒカキンゲームズ(HikakinGames)」「ヒカキンブログ(HikakinBlog)」と4つのチャンネルを運営し、チャンネル登録者計550万人、再生回数18億回を記録し、日本で「ユーチューバー」という職業を確立したパイオニアといっても過言でない。実際に小中学生の「将来なりたい職業」にユーチューバーがランクインするほどヒカキンの存在は、子供たちのヒーローとして定着している。

 彼のもうひとつの魅力といえばヒューマンビートボックスだ。2013年にシンガポールで開催された「Social Star Award」のセレモニーではエアロスミスと共演しており、そのライブ映像は200万再生を超えている。他にもアリアナ・グランデ(Ariana Grande)、ニーヨ(NE-YO)、ハイファナ(HIFANA)など国内外の人気アーティストからのオファーが堪えず、アーティストとしての活動も目覚ましい。自身が所属するユーチューバー専門のクリエイターを抱える「ウーム(UUUM)」のファウンダーも兼任している。世界から注目され、勢いのとどまることを知らないヒカキン。「ユーチューバー」として活動するにあたり、今後のコンテンツプランを聞いてみた。


チャンネル登録者計550万人、再生回数18億回を記録したヒカキンWWDジャパン(以下、WWD):動画を投稿するようになったきっかけは?

ヒカキン(以下、H):高校生の時にヒューマンビートボックスに興味を持ち、海外パフォーマーの動画を研究してるうちに、自分でも投稿できないかなと思ったのがきっかけです。特に影響を受けたヒューマンビートボクサーは日本だとAFRA(アフラ)さん、海外だとRahzel(ラゼール)ですね。僕の中で今も神みたいな存在です。

WWD:他のアーティストにはない自身のビートボックスの特徴は?

H:最初はビートボックス=ヒップホップと思っていました。AFRAさんやRahzelをマネしてると完全にヒップホップになってしまいますからね。上京してクラブでパフォーマンスをしていくうちに、日本人にも聞きやすい音源の方が受け入れやすいんじゃないかなと思い、スーパーマリオブラザーズやAKB48といった、お茶の間で流れるような誰もが口ずさめる音を取り入れるようになりました。多分、クラブ文化は海外と比べると日本はまだ少し弱いのかもしれません。

WWD:手掛けているチャンネルの運営状況について教えて下さい。

H:まず、作った順番でいうと「HIKAKIN」で、これはビートボックス専門です。次が「HikakinTV」で、いまメーンとなっているチャンネルで毎日19時にアップされる商品紹介動画です。その次が、「HikakinBlog」、このチャンネルは自分のプライベートなどをスマホで撮って気軽な内容をアップしています。最後が「HikakinGames」。その名のとおりゲームアプリの実況です。最低でもメーンチャンネルとゲーム実況で1日2本の動画をアップしています。編集もすべて自分で行っているので、それ以外のスケジュールをやりくりしながらの作業は本当に大変です(笑)。

WWD:今後新たにチャンネルを増やす予定は?

H:4つのチャンネルを同時に運営しているので、ひとつに凝縮できないかと思っているくらいです。まだ予定は立っていませんが、プロデュース側にまわって同じ所属事務所のユーチューバーや僕が気になる人を集めて、動画制作をすることもいつかやってみたいと思っています。

WWD:ファッションやビューティ系の動画制作に興味はあるか?

H:これはネタバレになってしまいますが……、ファンの方からアイプチを試して欲しいというリクエストが多くきます。僕が一重なので、二重になったらどうなるかという(笑)。少し笑える要素を取り入れるのが僕の動画の特徴なんです。ファッション系だとしたら「ユニクロ(UNIQLO)」を題材にした動画を作ってみたいですね。それこそ極端ですが、3000円でヒカキン流の全身コーディネートを紹介するとか。身近に感じられるアイテム選びを今後も徹底していくと思います。

READ MORE 1 / 1

WWD:自身のファッションのこだわりと、トレードマークでもあるメガネのブランドについては?

H:昔から「アディダス(ADIDAS)」が好きで動画でもよく着用しています。理由は、AFRAさんがよく着ていたから。それだけです(笑)。当時、高校生だった僕は彼のパフォーマンスを観ながら「アディダスかっこいい! 」って、服装まで彼の影響を受けていました。スポーツブランド以外は、セレクトショップに行くことが多いです。ベーシックで少しキレイめなスタイルが好きなので「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」「シップス(SHIPS)」が定番です。メガネは2年くらい前からずっと「ジンズ(JINS)」の黒縁です。たまに動画でも着用するサングラスは「オリバー ピープルズ(OLIVER PEOPLES)」のものです。


WWDジャパン4月20日号を持つヒカキンWWD:所属事務所の「UUUM」で現在ユーチューバー1000人を募集しているそうだが、審査にも携わっているのか?

H:人選に関しては鎌田代表と共有していて、今後はファッションやビューティに強い女性ユーチューバーも増えていくと思います。僕はどちらかというと動画制作側の目線で、ユーチューバーたちに何が必要かを伝えることが多いです。マネジメント側と動画を制作する側では、意識の違いが生じるので、そういった価値観の橋渡し的な存在です。

WWD:注目しているユーチューバーは?

H:ゲーム実況で世界的に有名な、ピューディパイです。彼はスウェーデン人のユーチューブコメディアンで動画の再生回数600万なんてザラですから。ケタが違いますよね!

WWD:これからユーチューバーを目指す人に向けたアドバイスは?

H:もし僕が初心者で今から動画投稿をはじめるなら、まずはトップ10くらいにランクインしているユーチューバーを研究しつくしますね。そこから目指す人を見つけて、その人の魅力を全てピックアップし、自分が得意なジャンルに落とし込みます。技術的には動画の尺の長さを気にすることです。僕の動画は、平均5分くらいなんですが、本来は3分くらいがちょうどいいとかなと思います。

WWD:最後に、今後のプランを教えて下さい。

H:とにかく今は動画制作を「継続」させることに力を注ぎたいです。今後「YouTube」がどうなるか想像もつかないですし、今自分にしかできない強い部分を全力でやっていくことで、まわりの人を巻き込み、次の新しいクリエイションに繋がると思っています。

LINEでフォローして最新ニュースをチェック 友だち追加
メールマガジン登録

毎週月、水、金に注目コンテンツをお知らせするメールマガジンをお届けします。
今ならデジタルデイリーの1週間試し読みもご利用いただけます。
※ @icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。

フォーカスランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間
  1. PICKUP

    「ピッティ」で見た紺ブレの孤軍奮闘

    Created with Sketch.
    コラムコレクション・レポート
ブランド検索
シーズン検索
false false true true true false true true