世界とつながる「ウエラトレンドビジョンアワード 2019」のエントリーがスタート！

ウエラプロフェッショナルが主催する、ヘアサロン業界で最大級のコンテスト「トレンドビジョンアワード（TREND VISION award）2019」がエントリーを開始した。フォトエントリー締切は2019年4月24日となっている。
同アワードは、グローバルに活躍できる次世代を担う才能の発掘と育成を目的としたコンペティションで、フォトエントリー、エリアファイナルなど厳しい予選を勝ち抜いた50人の美容師だけが、日本代表を決める「ジャパンファイナル」に進出できる。「ジャパンファイナル」は「クリエイティブビジョン」と「カラービジョン」の2部門に分かれ、そのトップに立った2人だけに世界へとつながる道が開かれる。ここでは、昨年行なわれた「トレンドビジョンアワード 2018」の概要を紹介する。

「トレンドビジョンアワード」の最大の特徴は、世界への扉が用意されていることだ。「クリエイティブビジョン」と「カラービジョン」に分かれ、それぞれのトップ（ゴールドアワード）に輝いた2人だけが、グローバルなクリエイション共有の場「インターナショナルトレンドビジョンザワールドファイナル」に参加することができる。同イベントは、昨年までは世界各国の代表が集い、世界No.1を決める競技の場だったが、今回から皆で学びあいクリエイションの交流を行う場へと進化した。同ブランドのクリエイティブディレクターには、ファッション業界でも著名なユージーン・ソレイマンやジョシュ・ウッド＝ヘアメイクアーティストなどが名を連ねており、次世代のグローバルアーティストへの道も開かれている。

昨秋、ポルトガルのリスボンで行われた「インターナショナルトレンドビジョンザワールドファイナル」では、世界四大コレクションでも活躍するユージーン・ソレイマン＝トップスタイリストが登場し、「トムブラウン」や「メゾンマルジェラ」などのコレクションを参考にしたヘアトレンド解説を行った。また、グローバルに活躍するサラ・ポテンパ＝ヘアスタイリストがデモンストレーションを披露するなど、サロンで活かせる技術を学べる場になった。

TRENDVISION 2018

award JAPAN FINAL

昨年開催された「トレンドビジョンアワード 2018」の、日本における最大の大会「ジャパンファイナル」は9月11日、千葉・舞浜アンフィシアターで行われた。総エントリー数1118人の中から、エリアファイナルを勝ち抜いた50組の美容師が参加。川島文夫「ピークアブー」代表や山下浩二「ドゥーブル」代表といった著名美容師などによる審査を経て、受賞者が決定した。

「トレンドビジョンアワード 2018」審査員
川島文夫「ピークアブー」代表、雑賀英敏「トニーアンドガイジャパン」代表、奈良裕也「シマ」アートディレクター兼クリエイティブスタイリスト、西村晃一「ニコル」代表、野沢道生「ミチオノザワヘアサロン」代表、山下浩二「ドゥーブル」代表、山田千恵「ダヴ」クリエイティブディレクター、吉田隆司「スノッブ」代表、オーブリー・ルーツ＝ウエラグローバルアーティスト、田中杏子「ヌメロ」編集長

CREATIVE
VISION AWARD

「クリエイティブビジョン」には32組のファイナリストが参加。ショートのフォルムで魅せた、愛知県のヘアサロン「エン（YENN）」の岸川亮・代表がゴールドアワードに輝き、「インターナショナルトレンドビジョンザワールドファイナル」への参加権利を得た。

岸川亮 / エン(YENN)代表

COLOR
VISION AWARD

「カラービジョン」には18組のファイナリストが参加。神奈川県のヘアサロン「グラマラスシーループユナイテッド（GLAMOROUS C-LOOP UNITED）」の大平結花店長兼ディレクターがゴールドアワードを受賞し、「インターナショナルトレンドビジョンザワールドファイナル」への参加権利を得た。

大平結花 / グラマラスシールプユナイテッド
（GLAMOROUS C-LOOP UNITED）」店長兼ディレクター

INTERNATIONAL TREND VISION

THE WORLD FINAL 2018

世界で活躍するメンターを招き、
クリエイションに関する交流が行われた

世界各国で開催した「トレンドビジョンアワード 2018」を勝ち抜いた代表者が集まり、世界の美容界を代表するヘアデザイナーをメンターに招いてクリエイションについて学びあう「インターナショナルトレンドビジョンザワールドファイナル 2018」が、11月2～4日、ポルトガルのリスボンで行われた。43カ国76人のファイナリストが参加し、8チームに分かれて2019年のトレンド解説の講義、共同でのモデル作品の創作などを行った。従来の順位を決める内容と違い、さまざまな価値観を学び、国を超えた関係から生まれたインスピレーションを得る場となった。