「ランコム」が魅せるのは色気を秘めたリップメイク

撮影時には、制服姿という等身大の姿で現れたジャズミン。「Gamine girl」（おてんば）をキーワードに、幼さの残る彼女から大人と子供の間の、色気が見え隠れする女性をイメージした。今回は、メーンアイテムとして「ラプソリュ ルージュ C102」のピンクベージュを使用している。テクスチャーはシアーとマットの中間のクリームで、色気を演出するために、唇上部の山の部分をオーバーに丸みを持たせて描いている。オーバーした部分が光に反射し、ふっくらとした厚みのある唇を作る。目元もキャットアイに仕上げることで色気をプラス。肌なじみの良い艶のあるブラウンを上下のインサイドに仕込み、目尻にもポイントとしてブラウンを入れている。少女さを残すために、上下のまつ毛には根元を中心にたっぷりのグランディオーズマスカラ。一方眉毛は、彼女が持つはっきりとした力強い眉毛を生かし、自然に仕上げて少年さと強さを出した。あえてアーチをつけないことでフェミニンになりすぎず、幼さも残している。
　
肌は、シアーな透明感があり肌トーンを引き上げてくれるベース「UV エクスペール トーン アップ」に、クッションファンデーション「ブラン エクスペール クッション ファンデーション H」をオン。両アイテムを使うことでより透明感が増し、毛穴もしっかりカバーしてくれる。だからといって重たさや厚塗り感もなく、ナチュラルで美しい仕上がりがかなう。
　
メイクのポイントとなったリップは、2種のローズを融合して生まれたカラー。彼女にこのリップを塗ったとき、“少女から初めて男性を意識したような女性らしさ”へと一気に表情が変わった。初めて自分が女であることに気付いたような雰囲気をまとったのが印象的だった。彼女自身も、鏡に映った自分を見て感性が動かされ、色気を秘めた表情に自然となったのだろう。そんな、新たな女性らしさをもたらすアイテムが「ランコム」にはそろっている。