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「アディダス バイ カラー」最新作をスニーカー賢者が評価

2017/02/09

 「アディダス(ADIDAS)」と「カラー(KOLOR)」がコラボレーションしたパフォーマンスウエア「アディダス バイ カラー(ADIDAS BY KOLOR)」の2017年春夏コレクションが2月15日に発売する。“クライマライト”“クライマチル”“ブーストフォーム”などアディダスが開発した最新のテクノロジーに、阿部潤一「カラー」デザイナーの独自の感性が融合。今シーズンのテーマ“ビースト”から着想したレオパードやゼブラなどアニマルパターンをキーアイテムに乗せ、ハイテク素材を随所に使用してよりストイックなアスリート仕様へと進化している。

 一般発売に先がけ、「ライゾマティクスリサーチ」の真鍋大度・ディレクター、Origamiの康井義貴・社長、雑誌「アウトスタンディング(OUTSTANDING)」のデッツ松田・編集長という、日本のトップクリエーターたちが最新コレクションをチェック。仕事の合間に身体を動かすことを欠かさない3人が、それぞれの視点で「アディダス バイ カラー」を語る。

ステージや映像でも引き立ちそうな
カラーリングと素材

真鍋大度/
ライゾマティクスリサーチ ディレクター

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1976年生まれ。東京理科大学、国際情報科学芸術アカデミー卒業後、2006年にライゾマティクス設立。15年からライゾマティクスの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを行う「ライゾマティクスリサーチ」を石橋素氏と共同で主宰。10年からはテクノポップユニット・パフュームの演出の技術サポートを手掛ける。これまでにPrix Ars Electronica、文化庁メディア芸術祭など国内外の権威ある賞を受賞している。

 アートとテクノロジーを融合し、数々の有名アーティストのライブやイベント演出の技術面を手掛ける「ライゾマティクスリサーチ」ディレクターの真鍋大度。ランDMCが好きで高校時代から「アディダス」のスニーカーを愛用し、シンガーのビョークにミュージックビデオのプレゼンに行く際に勝負着として「カラー」を選ぶなど、両ブランドにはゆかりが深い。

 海外出張も多く日々多忙を極めているため、運動に取り組む姿勢も個性的だ。「体は動かしたいけど、運動して仕事が進まないのは嫌だった。だから社内にトレッドミルを設置し、運動しながらプログラミングをするというスタイルにたどり着いた」と真鍋は笑う。社内でのトレッドミルや、昨年会社メンバーで始めたダンスサークル時も着用するウエアはシンプルなものを選ぶという。「アディダス バイ カラー」のデザインについては「独特なカラーリングや素材使いが建築的でかっこいい。ステージや映像で引き立ちそう。普段は裏方として地味な服を選ぶことが多いが、自分でDJをする時に着てみたい」と語る。

 過去に「フセイン チャラヤン(HUSSEIN CHALAYAN)」のショーで見たファッションとテクノロジーの融合に影響され、舞台作品にも応用した。「もともとストリートファッションが好きで、テクノロジーがどう応用されていくかに興味がある。だから『アディダス バイ カラー』の素材にもすごく興味がある。体温を逃がす“クライマチル”のウエアが持つ特徴に着目するのであれば、サーモグラフィーで撮影し、どのぐらい色の変化が出るのか演出として試したらおもしろいかも。本格的なスポーツウエアとしてはもちろん、計測器映えする服だと思う」。

『カラー』らしい遊び心と
「アディダス」のテクノロジーとの融合で
見ているだけでも楽しい

康井義貴/Origami社長

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1985年、カナダ・トロント生まれ。10歳から東京で生活。早稲田大学卒業後、米投資銀行リーマン・ブラザーズや米ベンチャーキャピタルDCMを経て、2012年にOrigamiを創業。16年5月にはスマホ決済サービス「オリガミ ペイ(Origami Pay)」の提供を開始。百貨店や大手セレクトショップなど、1500社以上の企業が導入。サービスが広がっている。

 25歳でコマース・プラットフォームOrigamiを起業した康井義貴・社長。2016年5月にはスマホ決済サービス「オリガミ ペイ」をスタートするなど、気鋭の経営者として注目を浴びている。幼少期から数々のスポーツを行ってきたが、特にテニスに打ち込んでいた。

 現在も「健康な魂は健康な体に宿る」という考えのもとに、テニスに加えて週3回のペースでヨガやワークアウトを行うなどスポーツは継続中。ジムでは「アディダス バイ カラー」のウエアも愛用しているという。「今までのスポーツウエアに無いような素材の組み合わせやカラーリングが『カラー』ならでは。ただ機能性を追求しているだけではなく、見ているだけでも楽しいデザインでモチベーションも上がる。今行っているテニスクラブは真っ白のウエアじゃないとだめだが、本当はこういうウエアやシューズを着たい(笑)」。

 普段から親交のある阿部デザイナーについては「服の基本や歴史的背景をしっかりと理解したうえで、遊び心を加えている。話していて服が本当に好きなんだなと感じることも多く、阿部さんらしさが今回のコレクションにも生かされている」と話した。

 「アディダス」に対しても、人一倍強い思い入れを持つ。「テニスをやっていたので、選手としてのスタン・スミスが好きでスニーカーを履くようになった。それ以来スタンスミスは今でも履いているし、スーパースターやキャンパスも買っている」。また最近は再び「アディダス」熱が上がっているそうで「個人的に『アディダス』がスポーツブランドの枠を超えて、さらに進化していると感じる。『アディダス バイ カラー』や『イージー ブースト(YEEZY BOOST)』、3D技術を搭載したシューズなど、テクノロジーと遊び心が融合されていて、着るのも見るのも楽しい」と語った。

素材と柄の大胆さと
繊細なディテールを兼ね備えている

デッツ松田/
「アウトスタンディング」編集長

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三重県生まれ。「アサヤン」(ぶんか社)や創刊メンバーとして携わった「ヒュージ」(講談社)など、さまざまなファッション誌で編集・ライターとして活動する。自身の編集プロダクション、ダウトエブリシングを立ち上げ後、2011年9月にメンズ誌「アウトスタンディング」を創刊。年2回のペースで発行し、16年10月発売号で5周年を迎えた。

 数々のメンズファッション・カルチャー誌に携わってきた編集者のデッツ松田。2011年に自ら編集長として立ち上げた「アウトスタンディング」では、アウトドアやスポーツテイストにストリート感覚をプラスした独自の世界観を作り続けている。数々の機能性ウエアを見てきた同氏は、「アディダス バイ カラー」について「『アディダス』はこれまで数々のコラボレーションを行っているが、機能性素材を一番上手く利用しているコレクションだと思う。予想外の新しい3ストライプスの使い方で、普段着としても着たいと思わせてくれるデザインだ」と話す。実際にプライベートでも着用し、周囲から好反応だったという。「フードがシルバーの“クライマヒート”を搭載したパーカをクラブやバーに着ていくと『どこのブランド?』とよく聞かれた。デザインが個性的なので、アイテムをSNSにアップすると『いいね!』もたくさんつく」。

 昨年春から自身の体型維持と健康管理のためにランニングを始めた。1日5kmのランを月に20日行い、毎月100kmを目標に現在も継続している。「昨年5月に友人に誘われて駅伝大会に出場したのがきっかけ。食生活は一切変えていないが、ランニングのおかげで月に1kgずつ痩せている。大会に出るとか、仲間と走りたいとかではなく、1人でストイックに走るのが好き」。ランニング時に着用するウエアも独自のこだわりがある。「個人的にトレーニングウエアはタイトなものより、『アディダス バイ カラー』のようにゆったりしている方が好き。インパクトのある大胆な素材の組み合わせや柄と、よく見るとわかる繊細なディテールを兼ね備えているのが『カラー』らしい。『アディダス』らしいハイテク機能も生かされていて、汗をかいても抜けが良く爽快」。

 

「アディダス バイ カラー」新作アイテム

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日本限定アイテム

 
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 「アディダス バイ カラー ウルトラブースト(右)」と「アディダス バイ カラー ウルトラブースト アンケージド(左)」は日本限定のモデル。爆発的なクッション性と反発性を兼ね備えたブーストフォームを100%搭載し、かかとから弾むような推進力が感じられる。この2モデルは、独特なカラーリングが特徴で、ゴールドとシルバーのヒールパーツ、目を引くソールのカラーリングが個性的なフィットネススタイルを完成させる。その他、アイコニックなトレイルランニング・シューズ「レスポンス トレイルブースト」も、「アディダス」が持つイノベーションと「カラー」が持つファッション性を組み合わせ、耐久性とスタイリッシュさを両立。本コレクションの真骨頂ともいえるシューズだ。
 

PHOTOS BY KENTA MATSU

問い合わせ先
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