「イルミナカラー」から遂に登場した“王道ブラウンベージュ”が話題 人気美容師が提案する新色“アース”と「ライトニングシステム」で完成する夏スタイル


新色アースおすすめの夏スタイル
ウエラプロフェッショナルが展開するヘアサロン専用のヘアカラー剤「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」に、トレンドの“王道ブラウンベージュ”を1本でかなえる、新色“アース”が登場した。美容師からは「ブラウンとベージュが絶妙にミックスされたカラー」「肌をきれいに見せる透明感が魅力」「ブラウンの表現の幅を広げてくれる色」などの声が聞かれ、3月の発売からまだ3カ月にもかかわらず、その人気は既に全国に広がっている。
“アース”は、「イルミナカラー」で最も汎用性が高いニュートラルカラーを目指して開発した。トレンドを踏まえつつ、より髪本来の美しさを引き出したいという消費者のニーズをかなえると同時に、既存色とアレンジしてバリエーション豊かなブラウンベージュを表現できるのも魅力だ。また“アース”をアレンジすることで、褪色時に出やすい黄味を抑え、艶やかな美しい髪色と質感を持続させることができる。
また、ライトナー*1 より高いリフト力を持ちながら、ダメージにも配慮した「イルミナ ライトニングシステム」と「イルミナカラー」を併用する“ダブルイルミナカラー”もヘアスタイルの幅を広げるメニューとして人気が定着。これまでブリーチによるダメージ*2 を気にしていた人が、新しいヘアカラーに挑戦する後押しとなっている。
ここではトレンドをリードする人気スタイリストの3人が、“アース”を使用した夏スタイルを披露。座談会では、その魅力や活用法、今後のトレンドの行方についても語ってもらった。
*2 従来のウエラブリーチとは異なるサービス

EARTH×OCEAN×
LIGHTNING SYSTEM

マネージャー
濁りのない純粋なカラー
“アース”は軽やかなウェーブヘアとの
相性抜群
モデルのはっきりとした顔立ちと透き通るような肌色を生かした、くすみ過ぎないクリアでヘルシーなベージュを表現したくて12レベルの“アース”を選んだ。“アース”は純粋なベージュ系で濁りのない色。補色を入れなくてもクリアな色味を表現しやすい。

RECIPE/STEP1 ライトニングシステム+ox3%、ライトニング後14-15Lv
STEP2 アース12Lv:オーシャン12Lv=1:1+ox3%
※以下、oxは全てイルミナ クリームデベロッパー
“オーシャン”を加えたのは、若干赤味が出やすい髪質と感じたので、それをほんのり抑えて外国人の地毛のようなナチュラルブロンドを狙ったため。髪が硬く赤味が強い場合は、“フォレスト”を1:1でアレンジしオリーブっぽいベージュにすることも多い。
強めのウェーブを崩してふわふわっとした透け感のあるスタイルに仕上げたが、巻いたヘアと“アース”の印象は抜群。スタジオの照明でも艶感が十分に分かるが、太陽の下で見るとさらに良い感じだと思う。
ブリーチ&ハイトーンの流行が長く続いたが、お客さまも美容師も飽きがきている。ここ1年くらいはレイヤーやウェーブなど動きのあるブラウンベージュヘアに関心が移り、パーマの需要も高まっている。その点、ブリーチだとパーマは難しいが、「ライトニングシステム」*3 ならダメージも抑えられてパーマもできるうえ、明るい色が表現できる。デザインの幅がぐんと広がるので、「雰囲気を変えたい」というお客さまの期待に十分応えられる。

EARTH×OCEAN×
LIGHTNING SYSTEM

ディレクター兼店長
“アース”は今までにない
新たなブラウンベージュが表現できる
肌に馴染む赤味のない中明度のブラウンベージュを取り入れたレイヤースタイルが今夏のトレンド。38㎜ヘアアイロンで内巻きにして、毛先にいくにつれて細い束感がたくさんできるI(アイ)ラインのシルエットを「ミンクス」でも推している。

RECIPE/STEP1 ライトニングシステム+ox6%、ライトニング後13-14Lv
STEP2 アース10Lv:オーシャン10Lv=1:1+ox3%
艶出しスプレーやオイルで、ウェットとドライの中間のような軽い質感にすることで旬な感じを出すのがポイント。最近は大人世代もレイヤースタイルが定着し、ミディアムでもこのスタイルを提案することが増えた。
“アース”は既存色との相性も良く、今回はより赤味を抑えて明るさを出すために“オーシャン”をアレンジしたが、サロンワークではニュートラルなブラウン系にしたいときは“ビーチ”、ラベンダー味のあるピンクベージュにしたいときは“トワイライト”とアレンジすることも多い。日本人の髪でブラウンを施術して褪色するとオレンジになる傾向があるが、それがなく、次に入れる色に影響が出にくいのも“アース”が従来のブラウン系と違うところ。また「ライトニングシステム」は複雑な履歴がある髪とも相性が良い。これまでは明るいベージュ=ブリーチという概念だったが、「ライトニングシステム」を使ったダブルカラーという新しい選択肢を提案でき、今までにないブラウンベージュが表現できる。それも“アース”の大きな魅力だ。

EARTH×ORCHID×
LIGHTNING SYSTEM

CEO兼クリエイティブスタイリスト
深みとまろやかさのあるブラウンが
トレンドのワンホンスタイルにマッチ
ハイレイヤーなスタイルを全部フォワード巻きに。最近はレイヤーを入れるのが当たり前になり、一歩先を行っている人はレイヤー+滑らかなウェーブが印象的だ。“アース”は艶が出るうえ深みもあるので、レイヤースタイルとの相性がすごく良い。

RECIPE/STEP1 ライトニングシステム+ox6%、ライトニング後14Lv
STEP2 アース8Lv:オーキッド6Lv=1:1+ox3%
“アース”単色で使うことも多いが、今日“オーキッド”とアレンジしたのは紫を発色させたいわけではなく、深みとより艶を出すため。僕の中で今、ブラウンはトレンド。これまでは寒色系の中でおすすめの色を探していたが、今は“まろやかさ”が求められる。“アース”が登場したことで、やっと「イルミナカラー」でイメージ通りのブラウンが表現できると思ったし、暖色系に行き過ぎないブラウンは、日本人の肌に合う色だ。
これまで韓国アイドルがトレンドをリードしていたが、今はワンホン系(中国のインフルエンサーが取り入れているヘアスタイル)が流行っているし、サロンでもワンホンの写真を持ってくる人も増えた。その写真の髪色は加工されているが、「ライトニングシステム」の後、“アース”を重ねるとまさにそれに近い色が出せる。軽さのあるカットスタイルに、色でニュアンスを出してバランスをとる感じが、深みの出る“アース”の特性とすごくマッチしていると思う。今のトレンドど真ん中の色なので、これからさらに広めていきたい。
TREND STYLE
今夏のトレンドスタイル
INTERVIEW
人気スタイリストがサロンでの
“アース”×「ライトニングシステム」の
活用法を語り尽くす

それぞれの客層は?
山崎佑太「ダブ アオヤマ」マネージャー(以下、山崎):年齢層は25〜35歳くらいが多い。デザインカラーを中心に提案していることもあり、ナチュラル過ぎるのは嫌だけれど、攻め過ぎるのも嫌という、こだわりが強めなお客さまが多い。
花岡瑠斗「ミンクス 渋谷スマートサロン」ディレクター(以下、花岡):年齢は20代後半〜30代前半。カジュアルキュートなスタイルが得意で、ブリーチカラーもやるが、最近は「ライトニングシステム」を使ったダブルイルミナカラーが多い。
小山内亮「コティ」CEO(以下、小山内):同じく25歳〜30代が中心。東京・表参道にあるのでトレンドミックスの方が多く、SNSの影響もあってスタイルは、ほぼロング。
今夏から秋にかけてのトレンドは?
小山内:2025年のトレンドカラーはモカムース。深みのあるブラウンが当サロンでも人気になっている。アッシュからベージュへと完全にトレンドが移行しているし、メイクもモカムースが似合うイエベ系が人気。その流れに、黄味でもない赤味でもない“アース”がすごくハマる。
山崎:レイヤーとウェーブを組み合わせたミドルトーンで、動きのあるスタイルを推していきたい。透明感があって外国人っぽい雰囲気で、カラーはやはり王道のブラウンベージュ。
花岡:最近はファッショントレンドにも変化があり、I(アイ)ラインシルエットを好む傾向だと思うが、ヘアスタイルもそれと連動して縦っぽいイメージのヘアを求める人が増えた。ワンカールで毛先に動きがあるスタイルをオーダーいただくことが多い。手入れの楽さも重視され、色持ちが良い、扱いやすいなども大切な要素。その点でも“アース”は相性が良く、サロンでも本当によく使っている。
ダブルイルミナカラーは、どんなお客さまにお勧めしたい?
花岡:ブリーチはしたくないけれど明るくしたいというお客さまはすごく多いので、そういった方に提案するとすごく喜ばれる。
山崎:ブリーチは便利なツールだけれど、スタイルの幅を狭めるというデメリットもある。その点「ライトニングシステム」はパーマもできるし、カットスタイルの幅も広がる。元々のメラニンを残しながらカラーすることで、アジア人ならではの良さを生かしたハイトーン・ミドルトーンが出せる。
小山内:これまでブルーブラックにしていたお客さまが多く、その方がベージュにしたいときに「ライトニングシステム」を使うと一発でOK。色は抜けるのにダメージに配慮されていて、透明感も出せる。
ほかのブラウン・ベージュとは違う、「イルミナカラー」の“アース”ならではの良さとは?
小山内:ちょうど良い、思い通りの色が出せる。ベージュは思ったより薄くなったり、グレーっぽくなったりしがち。ちょっと前のベージュはそれで良かったが今は違う。コントロールが必要になると美容師のスキルが求められるが、それも必要ない。
山崎:良い意味でニュートラルなところ。補色もあまり入っていないので、ブリーチでも「ライトニングシステム」でも使いやすい。クセがなく、他色とも組み合わせやすい。
花岡:日本人のイエベ肌に馴染みやすい色。当サロンは海外のお客さまも多いけれど、アジア圏内の方全般にすすめやすい。褪色もきれいで色持ちが良い、艶が出るなど利点はいろいろあるが、肌馴染みが良いところが一番大きい。それに4レベルがあるのも良い。ブリーチをした人や縮毛矯正をした人は、色がすぐ流れてしまう。髪が傷んで色が入りづらいところに、4レベルを塗布してすぐ流すだけで仕上がりが安定する。
“アース”のおすすめの使い方を教えてください。
花岡:夏に向けて明るくしたいお客さまが増えるが、複雑な履歴を持つ場合がよくある。その時に、染料の濃さで調節したり補色で調整したりしなくても、仕上がりがブレることがないのが“アース”のダブルイルミナカラーの魅力。お客さまにも安心して提案できるし満足してもらえる。
山崎:最近インスタグラムにあげて人気だったのが、ボブをヘアアイロンで緩く巻いてクセっぽいウェーブをつけたスタイル。「ライトニングシステム」の後、“アース”12レベルと“フォレスト”12レベルで明るめのカーキっぽいベージュにした色がかわいくて、反響も大きかった。
小山内:ハイトーンにしてもミドルトーンにしても、世代を問わず艶を重視されるお客さまはとても多い。その点、“アース”はくすまないし明らかにきれいに仕上がる。これまでブラウンベージュは使ったことがある方が多いけれど、今年は下に厚みのないレイヤーと“アース”の組み合わせを提案したい。軽く動きのあるスタイルが今っぽさを出せると思う。
WHAT'S ILLUMINA COLOR
これからのスタンダードカラーとなる
ブラウンベージュ
「イルミナカラー」新色“アース”

「イルミナカラー」は、艶感・透明感、柔らかな質感の表現に優れた、美容師から高い支持を得るヘアカラー剤。特に赤味が出やすい日本人の髪でも、赤味を感じないシアーで透き通った、外国人のような髪色に仕上げることができる。“高機能ヘアカラー剤”の先駆け的存在であり、“外国人風カラー”ブームのきっかけになったことでも広く知られる。
3月に登場した新色“アース”は、赤味と黄味を抑えた絶妙なバランスが特徴で、ベージュのような柔らかさとブラウンの濃厚さを兼ね備えた上品なブラウンベージュ。明るい髪に使用しても、肌に馴染むブラウンベージュを忠実に表現できる。単品使いはもちろん、「イルミナカラー」の既存色とアレンジすることで、2025年のトレンドの色味と質感が簡単に表現できるのも多くの美容師から支持される理由だ。「イルミナカラー」の特徴である艶と透明感はそのまま、トレンドのカラーを実現する“アース”は、これからのスタンダードカラーと言える。
ウエラ プロフェッショナル
0120-733810
受付時間:10:00~12:00/13:00~17:00
(土日・祝日はお休み)
TEXT:YOSHIE KAWAHARA