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【インタビュー】シシド・カフカ、ミュージシャンとしての原点と未来の自身を語る

INTERVIEW
2015/06/24

松岡モナ

“アミュレット ドゥ カルティエ”。美しく輝く7つの石が、職業も世代も超えた今を生きる7人の女性たちの願いを叶え、未来への思いを語る。
「まるで、深海で音と一体となってライブをしているみたいでした」

 シシド・カフカ。黒髪のロングヘアに挑発的な瞳、振り返らずにはいられないそのエモーショナルな美貌とはうらはらに、ドラムを叩くステージでの姿は圧倒的な存在感と力強さを放ち、他の数多くの女性ミュージシャンとは一線を画している。そして彼女の活動はもはや音楽だけにとどまらず、モデルや女優としても幅広い才能を発揮し、その活躍に目を見はるばかりだ。どこか謎めいていて、神秘的な魅力を持つ彼女が深海のように美しいラピスラズリを施した“アミュレット ドゥ カルティエ”に、自身の願いを込める。

「楽しいと思ったことに順応できる、柔らかい頭と心を持ち続けていたい」

maki_th パワフルなドラムボーカルスタイルで見るものを圧倒するシシド・カフカ。彼女の人を惹き付ける力はとてつもなく強い。撮影では、シンプルなブルーのタンクトップにラピスラズリを施した“アミュレット ドゥ カルティエ”を身に着け、巨大水槽の前に組まれたドラムセットの前に、瞑想するかのように静かに座る。「まるで、深海で音と一体となってライブをしているようで、私がドラムを叩いている姿に水槽の魚たちが興味を持ったのか、『何しているの?』と問いかけてきているみたいでした」。ドラムを叩くときのエネルギッシュな姿とはうって変わり、静かな口調で胸元の“アミュレット ドゥ カルティエ”に手を添えて、ミュージシャンとしての自身を語る。「ドラムを叩いている時が、自分の中で一番強いエネルギーを発している瞬間かもしれません。音楽はずっと好きで、幼少期はバイオリンを弾いていました。ドラムに興味を持ち始めたのは10歳の頃です。ドラムの立ち位置って少し地味で、『目立ちたいけど、目立てない、けど目立ちたい』、その行ったり来たりするような、うらはらな私の感情を叶えてくれる楽器だと感じました。それから本格的にドラムを練習するようになったのは14歳の頃。気付いたら8バンドも掛け持ちしていました。ロックからポップスまで、いろんなジャンルに携わりましたから、音楽に対する柔軟性はその頃に養われたのかもしれません」。

 ミュージシャンとしての活動とともにモデル、女優業まで多彩な才能を発揮できるのは、10代の頃からの経験が物語っているのかもしれない。「もちろん、いろんな分野で感性を分散させるのは、とても難しいです。その場その場で出された課題に対して、頭も心も柔軟にならなければいけないですからね。それこそデビューした頃は、自分がこうだと決めて練習してきたことと求められていることが異なり、即座に反応できないこともありました。でも、いろんなことにチャレンジしていくうちに、バンドを掛け持ちしていた10代の頃の柔軟な感覚がよみがえり、それが未来の可能性に繋がるのかなと思うようになりました」。深海を思わせる大きな水槽を見つめるその姿は、未知なる自身の未来を想像しているかのようだ。生き生きとしたエネルギーと、その一方で繊細な面を持ち合わせている彼女が、ラピスラズリが輝く“アミュレット ドゥ カルティエ”にそっと願いを込める。「10年後も、その先も楽しいと思ったことに順応できる、柔らかい頭と心をもち続けていられますように」と。

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