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接客もデジタル時代!SNSを駆使する「スライ」のアイコン的販売員“スライチックス”とは?

 フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのSNSは、ブランドのプロモーションに欠かせない時代だ。ブランドの事業部やPRだけでなく、売り場の販売スタッフがSNSを使って顧客獲得に努めている。ブランド認知や来店、購買などそれぞれ目的に合わせて、ツールを駆使する。そんなSNSで多くのフォロワーを獲得し、注目を集める販売員が、“スライチックス(SLYCHICS)”だ。

 2014年1月に結成された“スライチックス”は、バロックジャパンリミテッド「スライ(SLY)」のアイコン的存在の販売スタッフ5人組。ブログやツイッター、インスタグラム、ユーチューブなどのSNS上でプロモーションを行う他、ブランドのフリーペーパーやムック本でモデルを務めたり、イベントにも登場する。そんな“スライチックス”の2人に話を聞いた。

“スライチックス”って何?

 店舗に立つと1日に1回は必ず、お客から「インスタグラムを見ています」と声を掛けられると言う岩ヶ谷さんと小根澤さん。ブランドのプロモーター“スライチックス”として活動し始めて2年目になる。ブログやツイッターなどのSNSを使っているが特に反響があるのは、インスタグラムだ。「インスタグラムでは、『スライ』の服だけでなく、プライベートのことも載せるようにしています。特に人気があるのは、“スライチックス”のメンバーで集まったときの写真や私服のコーディネート」と小根澤さん。「プライベートの内容でも、オシャレに見える被写体を選び、服が写るように撮る」と岩ヶ谷さん。

 スライチックスは、所属店舗だけでなく、店舗のリニューアルイベントにも顔を出す。「群馬の高崎店のリニューアルイベントに出向いたとき、お客さんが涙を流しながら『ずっと会いたかったです』と言ってくださり、もらい泣きしてしまった」と岩ヶ谷さん。新宿と渋谷の店舗で働く2人には、地方や海外からの客も特に多い。「北海道からのお客さまで、『いつもブログでアップしている写真のセンスがいい』と伝えに来てくれたときにSNSの力を実感した」と小根澤さん。中国や韓国からの訪日外国人には、「『この服ありますか』と見せられた画像が自分の着用画像だったりすることもしばしば(笑)」と2人。

 SNSのプロモーションを通して、特に売り上げにつながったと実感したのは、新宿店リニューアルオープン限定のミリタリージャケットという岩ヶ谷さん。「発売まで1〜2週間で、ジャケットを着用した写真をこまめにSNSでアップし続けた。その結果、オープン当日には、開店前に100人以上が並び、その商品を即完売させることができた」と振り返る。SNSの魅力は、「『スライ』を知らない人ともつながれること。自分に会いに店舗に足を運んでいただき、ブランドを好きになってもらえたときが一番うれしい」と小根澤さん。

“スライチックス”のSNSフォロワー数

■Instagram フォロワー数

@sly_official

222K (公式)

@miki_iwagaya

11.5K (岩ヶ谷)

@minami_onezawa

13.9K (小根澤)

■Twitter フォロワー数

@SLYOFFICIAL

70K

■Facebook

いいね数

59K

■ショップスタッフ 公式ブログ

月間 210万PV

※フォロワー数は7月22日現在

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