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クリーンビューティへのエントリー
イギリス・ロンドン発のメイクブランド「リンメル」から4月21日、初のクリーンビューティコスメライン“カインド&フリー”が登場します。爽やかなブルーのパッケージが目を引くラインで、幅広い品ぞろえでローンチします。中でも私が注目したのは、滑らかで均一な肌に仕上げる“カインド&フリー コンシーラー”(全3色、税込各1320円)と、爪を保護して健やかに保つ“カインド&フリー トップコート”(税込990円)です。
これらのアイテムを見て感じたのは、「クリーンビューティのエントリー商材にしてほしい」という思い。これまでのクリーンビューティコスメは、“クリーンビューティ”という価値と引き換えに、ラインアップや価格の面では我慢しなければならないケースが多い印象でした。それに対して今回は、コンシーラーとトップコートという比較的取り入れやすいアイテムをそろえ、コンシーラーは3色から選べる仕様。しかもどちらも手に取りやすい価格ということで、「クリーンビューティは気になっているけれどトライできていない」という人の背中を押してくれるかもしれません。
「リンメル」から初のクリーンビューティコスメ“カインド&フリー”登場
イギリス・ロンドン発のメイクブランド「リンメル(RIMMEL LONDON)」は4月21日、”美しさの多様性や個性を尊重し、ありのままの自分を愛する”というブランドのポリシーに基づいて開発された、初のクリーンビューティコスメライン“カインド&フリー(KIND&FREE)”を発売する。
“カインド&フリー”は人・動物・地球に配慮したメイクアップラインで、肌への刺激を抑えた自然由来成分を配合。ミネラルオイルや香料など不必要な原材料を使用しないミニマムな処方配合を目指しているほか、動物実験を行わないクルエルティフリーな商品として、クルーエルティフリーインターナショナルとパートナーシップをとり、リーピングバニーの認証マークを取得。さらにパッケージには環境に配慮したリサイクル素材が含まれており、持続可能な取り組みを推進する
ラインアップは、スキンケアのように潤い、ナチュラルな艶肌に仕上げるファンデーション“カインド&フリー モイストスキンティント”(全3色、税込各1760円)、重ねても厚塗りにならず、気になる肌ムラ・くすみ・くまをカバーしながら、滑らかで均一な肌に仕上げる“カインド&フリー コンシーラー” (全3色、税込各1320円)。メイク崩れ・テカリ防止するさらさら仕上げのエアリーパウダー“カインド&フリー プレストパウダー” (全3色、税込各1430円)のほか、限定でブランド初のビーガンネイル“カインド&フリー ネイルポリッシュ” (全5色、税込各990円)、爪を保護して健やかに保つ70%の自然由来成分(※自然由来指数ISO 16128準拠)を配合した“カインド&フリー トップコート” (税込990円)を扱う。 “クリーンビューティー”という新しい選択肢を提供できるよう、手に取りやすい価格帯と幅広いラインアップをそろえる。
「リンメル」は、1934年に誕生し、現在80カ国以上で展開する。日本には2006年に上陸し、コーセーがコティ(COTY)とライセンス契約を締結。18年10月末まで日本市場での輸入・製造販売を行っていたが、同年11月からはコティが国内の販売を引き継ぎ、現在はコティジャパンが事業を展開。バラエティーショップを中心にドラッグストアなど全国2000店舗以上で取り扱う。
「サンローラン」から新作サングラス ワイドテンプルに“カサンドラロゴ”をあしらう
「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、サングラス“ブレイズ”を発売した。ブラック、ハバナの2色展開で、価格は各11万2200円(税込)。
2022年に発売したバッグ“イカール”が着想源で、シルエットはキャットアイ型だ。“カサンドラロゴ”をあしらったワイドなテンプルについて、「サンローラン」は「ジュエリーを掛けているような印象になる」と説明する。
「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。