Fashion. Beauty. Business.

TOPICS

ディストリビューターの役割

 ニュース記事ではなくて恐縮ですが、リンク1本目の通り、現在「WWDJAPAN」は、2022-23年秋冬展示会で撮影した新作ルックの投票を受け付けています。皆様、奮ってご参加ください。

 私も、今シーズンは後輩と一緒に22-23年秋冬展示会に、これまでよりも積極的に伺っています。印象的だったのは、気づいたらいろんなブランドのディストリビューターが変わっていること。そして、なんとなくコロネットと豊田貿易にブランドが集まっていること、でした。卸より小売、特にまずは東西の百貨店、そして数店の路面店というビジネスに関する強さなどが影響しているのかな?と考えました。この辺りはもう少し取材を続け、記事にしようと思っています。

「WWDJAPAN」編集長
村上 要
NEWS 01

【投票期間終了!】あなたのベストルックはどれ? 総勢32ブランドの2022-23年秋冬新作を一挙公開

 「WWDJAPAN」6月27号は「2022-23年秋冬 ベストルック総選挙」(仮)。百貨店やセレクトショップ、ファッションビル、ショッピングセンターを販路とするファッションブランドが打ち出す2022-23年秋冬の新作について読者投票で人気ナンバーワンを決定し、同号で結果を発表します(ウェブ版では有料会員限定で公開予定)。

 本記事では、編集部が各社の展示会を回り、撮影・セレクトした総勢32ブランドの新作ルックを一挙紹介します。じっくりご覧になった上で、記事下部の専用フォームから投票してください。1人につき3票まで。投票基準は「人それぞれ」です。ファッションラバーの「これかわいい!」の1票も、プロ目線での「これは売れる!」の1票も歓迎します。投票期間は6月12日まで。あなたの1票をお待ちしています!


ノミネートブランド

トップページに戻る
NEWS 02

伊藤忠・繊維カンパニー、2つに分かれていたブランド部門を統合

 伊藤忠商事・繊維カンパニーは7月1日付で、第一と第二の2部門に分かれていたブランドマーケティング部門を一つに統合する。統合後のブランドマーケティング部門長には、武内秀人・執行役員が就任する。

 統合後の繊維カンパニーはファッションアパレル部門、ブランドマーケティング部門の2部門体制になり、ブランドマーケティング部門は2つのブランドマーケティング部と繊維資材・ライフスタイル部の3部体制になる。同社は統合の理由を「環境の変化に、より機動的に対応するため」とし、「課や人員の数は、統合前と変わらない」という。

トップページに戻る
NEWS 03

ダイソンがパナソニックにドライヤー広告の差し止め請求 パナソニックは「コメントは差し控える」

 ダイソン(DYSON)は6月9日、パナソニックのヘアドライヤー「ナノケア」の“EH-NA0G”の広告が不正競争防止法に違反するとして、東京地方裁判所に広告の差し止めや抹消を求め提訴した。同製品の広告表示が消費者に誤解を与えると主張している。これに対してパナソニックは、「訴状が届いていないため、コメントは差し控える」としている。

 ダイソンは、同製品のナノイー技術が髪への影響や髪の潤い、髪の保護に与える影響に関する複数の広告表示が不正確であり、公正な競争を阻害するものであると主張。「EH-NA0Gで使用されている高浸透技術により『水分発生量が従来の18倍』になる」「EH-NA0Gは『髪へのうるおい、1.9倍』を与える」「『枝毛発生率も低減』し、180回の洗髪と乾燥後の枝毛発生率は、イオンなしのドライヤーで乾燥した髪よりもEH-NA0Gで乾燥した髪の方が低くなる」「EH-NA0Gを使用して乾燥させた髪は、イオンなしのドライヤーを使用して乾燥させた髪と比較して『ヘアカラーの色落ちを抑えます』」の表現が該当するという。その裏付けとして、独立した第三者機関による試験結果を証拠として提出したとしている。ダイソンは、「消費者が購入する商品は広告に表示されたとおりの性能を有しているべき。これまでも消費者に対する虚偽表示や誤解を招く表示に対して異議を申し立ててきた歴史がある」とコメント。ダイソンはこれまでパナソニックの代表者に直接懸念を伝えてきたが解決に至らなかったため、法的措置を選択したという。

 パナソニックの「ナノケア」シリーズは2005年に誕生し、20年にはシリーズ全体の国内累計販売台数が1300万台を突破。“EH-NA0G”は「ナノケア」の最上位機種として21年9月から販売している。

 一方ダイソンは、同社初となる美容家電としてヘアドライヤー“スーパーソニック”を16年から販売を行なっている。

トップページに戻る

最新号の読みどころ

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反した性質はどんな文脈から生まれているのでしょうか。