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刺し子がつなぐ未来への想い
今日で東日本大震災から15年が経ちます。復興支援を源流とする“大槌刺し子プロジェクト”から生まれた「サシコ ギャルズ」をご存知でしょうか?岩手県大槌町を拠点に活動する、40代から70代の女性を中心とした刺し子職人集団です。「ニューバランス」との取り組みでは、一点一点刺し子でカスタマイズを施した限定スニーカーを製作したり、「ザ・コンランショップ」とは、ソファや椅子に刺し子を加え、販売したりするプロジェクトなども行ってきました。
3月31日にオープン20周年を迎えるラルフ ローレン 表参道では、限定アイテムとして「サシコ ギャルズ」とのコラボレーションバッグを発売します。岩手県で育まれた“大槌刺し子”の文化を継承し守りながら、国内外の企業やブランドの価値を高めていく取り組みを続けています。
ラルフ ローレン 表参道のオープン20周年を記念した限定アイテムや「サシコ ギャルズ」とのコラボバッグが登場

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のフラッグシップストア、ラルフ ローレン 表参道は、3月31日でオープン20周年を迎える。それを記念して同日に限定アイテムを本店舗で発売する。さらに、「サシコ ギャルズ(SASHIKO GALS)」とのコラボレーションバッグもそろえる。
本店舗は、メンズ、ウィメンズ、キッズに加え、「ラルフズ コーヒー(RALPH’S COFFEE)」を併設し、ライフスタイルブランドとしてのタイムレスなアメリカン ラグジュアリーを体現し続けてきた。ニューヨークのアッパーイーストサイドでみられる伝統的で豊かな建築構造にインスパイアされ、約2000平方メートル、2フロアで構成されている。
ブランドのアイコンと日本の手仕事が融合した限定アイテム
本アニバーサリーでは、デザイナーのラルフ・ローレン(Ralph Lauren)と、妻でありブランドのミューズでもあるリッキー・ローレン(Ricky Lauren)のスタイルをオマージュした限定アイテムを用意する。ラインアップは、メンズのセーター(29万8100円)やピーコート(74万2500円)、ウィメンズのドレス(50万8200円)やトレンチコート(72万7100円)など、全11型のアイテムをそろえる。
さらに、日本の刺し子アーティスト集団の「サシコ ギャルズ(SASHIKO GALS)」とコラボレーションしたリミテッドエディションバッグを展開する。「サシコ ギャルズ」によるアートワークが施されたテキスタイルを用い、イタリアで仕立てている。今回登場したバッグは、リッキー・ローレンにちなんで名付けられた“リッキーバッグ”と、ラルフ・ローレン本人の名前が冠されたバッグ“ザ ラルフ”の2種類だ。“ご縁のつながり”を意味する“七宝つなぎ”や“麻の葉”などの縁起の良いモチーフに加え、「サシコ ギャルズ」の発祥でもある岩手県大槌町を連想させる“菱青海波(ひしせいがいは)”などの模様がコラージュされた絵柄は、手仕事により、丁寧に縫い込まれている。
「サシコ ギャルズ」について

岩手県大槌町を拠点に活動する、40代から70代の女性を中心とした刺し子職人によるクリエイティブコレクティブ。2024年3月11日に発足し、東日本大震災の復興支援を源流とする「大槌刺し子プロジェクト」から生まれた。発足時15人だったメンバーは現在23人へと広がり、オリジンを大槌町としながらも、東京など各地に新たなメンバーが加わっている。日本の伝統技術である刺し子を“次の時代へとつなぐ文化”として再解釈し、スニーカーや帽子、アートピースなど、素材やジャンルにとらわれない多様なプロダクトを制作。
◾️店舗概要
「ラルフ ローレン 表参道」
営業時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-15
定休日:不定休
「ラルフズ コーヒー」のみ月〜火10:00〜19:00、金〜日、祝日9:00〜20:00
ワークマンのリカバリーウエア、3月だけで210万点の販売見通し 6年ぶりCMで攻勢
ワークマンは、6年ぶりとなるテレビCMを11日から放送する。リカバリーウエア“メディヒール”をタレントの武井壮と元女子レスリング選手の吉田沙保里を起用して集中的に売り込む。“メディヒール”は店頭で品切れを起こすほどの人気を博しているが、「大量入荷」をアナウンスして店頭やECサイトに誘導する。
10日に都内でCM発表会が行われた。同社は20年までテレビで製品紹介のCMを流していたが、21年以降は広告をSNSなどのデジタルマーケティングに切り替えていた。よく知られる演歌歌手・吉幾三のCMは1987年から2013年まで。タレントを起用したテレビCMは13年ぶりとなる。
ワークマンは「リカバリーウエアで業界No.1を目指す」(土屋哲雄専務)と宣言している。昨年9月から販売を開始した“メディヒール”は4カ月で319万点の販売を達成したものの、店頭では欠品が相次いだ。この反省から26年は、目標販売数2100万着(販売金額350億円)という大増産に踏み切った。1〜2月で214万点を売り、3月は単月で210万点を見込む。
「WWDJAPAN」4月6日号(vol.2466)は、これから新しい一歩を踏み出すフレッシャーズはもちろん、変化の激しい現代を生き抜く全業界人へ贈る、熱量たっぷりの「ファッション&ビューティ業界入門 2026」特集です。業界で働くとは、つまり「プロ」として生きていくこと。そのためにまず把握しておくべき「業界のアウトライン」を知るための最新データとエッセンスをぎゅぎゅっと凝縮しました。