Fashion. Beauty. Business.
TSIと日本のモノ作りを支える若者たち
「WWDJAPAN」最新号では“メード・イン・ジャパン”を特集しています。その巻頭を飾ったのがTSIホールディングスの宮崎工場で働く「技能五輪」入賞の2人の若い女性です。彼女たちのような人たちに支えられて日本のモノ作りが成立しているんだと再認識し、価値を上げていくことが必要だと強く思いました。
そんなTSIホールディングスの百貨店販路が回復傾向にあるのは、彼女たちにとっても、きっと良いことですね。特集についてはこのメールの下部にあります。ぜひ読んでください。
TSIの3〜11月期、百貨店販路の売上高が44%増
TSIホールディングスの2022年3〜11月期連結業績は売上高が前年同期比11.1%増の1154億円、営業利益が同28.9%減の37億円、純利益が同15.4%減の46億円だった。営業減益は本社移転費(8億7000万円)、雇用調整助成金の金額差(4億1000万円の減少)が影響した。
コロナ禍以降、特に苦戦を強いられていた百貨店販路の売上高が前年同期比44.3%増と大きく伸長した。ブランド別では「パーリーゲイツ(PEARLY GATES)」が同13.8%増、「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」が同16.0%増と好調。「ハフ(HUF)」はブランド20周年の年間施策が実を結び、売上高が同2.3倍と躍進した。一方、「ナノ・ユニバース(NANO・UNIVERSE)」は同17.2%減と低迷が続く。
連結通期業績予想は、売上高1540億円(前期比9.7%増)、営業利益18億円(同59.5%減)、純利益24億円(同2.3倍)の予想値を据え置く。足元では秋冬物の消化と春夏物の早期立ち上げを両軸で進めている。16日にオンラインで行われた決算説明会で「メリハリのあるMDがカギになる」と下地毅社長は話した。
【WWDJAPAN Educations】
オンラインセミナーのご案内
「米・欧・中・東南アジア 最新リテール動向2023
ファッション&ライフスタイル販売戦略のヒント」
全4回オンラインセミナー
講義日時
2023年1月27日(金)13:30~15:00
2023年2月3日(金)13:30~15:00
2023年2月10日(金)13:30~15:00
2023年2月17日(金)13:30~15:00
2年以上に及んだコロナ禍がようやく一息つき、日常を取り戻しつつあります。ただ人々の暮らしや意識が元通りになることはありえず、小売業には変化に応じたアップデートが求められます。
本セミナーでは、アフターコロナの時代に小売業が進むべき針路を米国、欧州、中国、東南アジアの4エリアの最新事例から報告します。パンデミックさえも小売業の革新の材料にし、次々に新しいビジネスモデルを発明する米国。サステナビリティの意識が加速した欧州。政府の徹底したゼロコロナ政策のもと、たくましく試行錯誤を続ける中国。そして経済発展によって強大な消費市場に変わりつつある東南アジア。具体的なケーススタディを現地駐在の専門家が解説します。現地でのビジネスの参考になるだけでなく、日本の今後を占うヒントも満載です。
※お申し込み、お支払いはPeatixでのお手続きとなります
※全受講および第1回のお申し込みは1月26日(木)12時、第2回以降の単発受講はそれぞれ前日の12時をもって受け付け終了となります。
オンワードが通期業績予想を上方修正 「23区」「自由区」が回復
オンワードホールディングスの2022年3〜11月期連結業績は、売上高が前年同期比4.9%増の1303億円、営業損益が43億円の黒字(前年同期は9億4800円の赤字)、純利益が66.3%減の27億円だった。最終利益は、不動産売却などで特別利益213億円を計上した前年同期の反動減。
全社的なグローバル事業構造改革によるコストの削減、在庫圧縮や値引き販売抑制などにより、売上総利益率は3.1ポイント改善した。中核事業会社オンワード会社の売上高は前年同期比10.4%増の748億円。主力ブランドが軒並み2ケタ伸長で、「23区」が同23.4%増、自由区が同12.6%増、ICBが同12.3%増だった。EC在庫から取り寄せて試着できる「クリックアンドトライ」導入店舗の販売が特に好調に推移した。
好調を受け、23年2月期通期業績予想を上方修正する。修正後の売上高は1750億円(修正前は1738億円)、営業利益は50億円の黒字(同41億円の黒字)、純利益が26億円の黒字(同22億円の黒字)。
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2023年2月17日(金)13:30~15:00
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「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹底特集します。
