SUSTAINABILITY SUMMIT 2026
サステナビリティを原動力に
ファッションの未来を描こう!
SAVE THE DATE
Jan.28.2026 FRI.
15:00 - 20:00
@東京ポートシティ竹芝 ポートホール
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Jan.28.2026 WED
東京ポートシティ竹芝 ポートホール
#WWDサステナビリティ
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サステナビリティを原動力に
ファッションの未来を描こう!
「WWDJAPANサステナビリティ・サミット2026」は、グローバルで“豊かさ”の価値転換が進む中、サステナビリティを前提にした“これからのファッションの姿”を探求するリアルイベントです。キーワードは、グローバルな視点と、現場から生まれるリアルな声。今年も、登壇者・来場者・サポーターが同じ熱量で語り合い、共感が波及することで、新たなエコシステムが芽生えていく――そんな時間の創出を目指します。
今年のテーマは「Value by Fashion ―ファッションの力で地域文化を輝かせ、資源に新たな意味を」。混迷する国際情勢のなか、各国が自国の資源を再定義し始めています。日本は「資源が乏しい」と言われがちですが、それは見方次第。実は豊かな地域文化、誇るべき技術、そして廃棄物さえ価値に変えるイノベーションを持つ国です。いま注目される“使い終えた衣料を再び資源に戻す”という発想も、その一例です。
ファッションには、まだ光が当たっていない資源を発見し、ストーリーを生み、価値へと変換する力があります。サステナビリティとは、資源の意味を問い直し、文化の継承と革新を同時に進めるプロセス。どうぞ会場でその瞬間に立ち会ってください。
向 千鶴
WWDJAPAN サステナビリティ・ディレクター
01 FUTURE
新しい価値観に一足早く触れ、
未来を作っているから
02 FASHION
「地球や誰かを傷つける」罪悪感なしに
ファッションを楽しめるから
03 SOCIAL
地域の課題解決など
「誰かの役にたつ」嬉しみがあるから
04 INNOVATION
「こんなことが実現するのか!」という
想像を超えた驚きと出会うから
2013年に「ヴェジャ(VEJA)」に参加し、欧州のセールスディレクターを務めた後に、アジアの子会社を率いるために、ソウルに拠点を移す。現在はVEJAのAPAC(アジア・太平洋地域)の統括責任者として、同地域におけるブランドの成長と、存在感の拡大を指揮している。
1979年東京生まれ。高校卒業後渡英、Royal College of Artでファッションデザイン分野の修士・博士課程修了。京都大学デザインスクール特任講師、慶應義塾大学環境情報学部准教授を経て現職。著書に「サーキュラーデザイン」「サステナブル・ファッション」ほか多数
フランスのエコール・ポリテクニーク卒業後、カリフォルニア・スタンフォード大学で、環境および土木工学の修士号を取得。建設およびコンセッション事業の世界的企業である VINCI グループで11年、世界的な主要インフラプロジェクトに携わり、その後VINCI SA と VINCI Concessionsで持続可能な開発と科学的パートナーシップのマネージャーを務める。2013 年にケリングに入社。グループ全体のサステナビリティ戦略とプログラムの実施をサポートする責務を担っている。国際的な専門家チームを監督し、持続可能な調達や生物多様性の保全、環境負荷の低い生産に関わる革新的なアプローチの創出と戦略的パートナーシップの構築に重点を置き、傘下のラグジュアリーブランドをサポートしている。Entreprises pour l’Environnement (EpE)の生物多様性委員会の委員長であり、Climate Fund For Nature の専門家委員会のメンバーも務める。
国際基督教大学教養学部理学科(物理学専攻)卒業。京都大学博士号(工学)取得。2022年4月から25年3月までソニーグループのCTOを務めたのち、25年4月からはCTF(チーフ・テクノロジー・フェロー)に就く。自身の研究領域においては、カーネギーメロン大学にて大規模データ駆動型AIシステムを超並列計算モデルで構築する研究に取り組み、国際人工知能学会(IJCAI)のThe Computers and Thought Awardを受賞。その後、ソニーCSLおよびカリフォルニア工科大学での研究を通じて、生物学とシステム科学を統合したシステムバイオロジーの新分野を確立。また、AIの専門家として、国連のHigh-level Advisory Body on AI for Secretary GeneralのWorking Group Chairとともに日本政府のAI戦略会議の構成員も務める。RoboCup創設者。La Biennale di Venezia 2000やニューヨーク近代美術館などでInvited Artistとして展示、Prix Ars Electronica ではSpecial Award (2000)を受賞している。
富士銀行(現 みずほフィナンシャルグループ)、ドイツ証券、ベンチャー企業でM&Aや経営企画などに従事。発酵技術を学ぶために東京農業大学応用生物科学部醸造科学科に入学、09年3月卒業。同年、株式会社ファーメンステーション設立。東京都出身、 ICU卒業。ファーメンステーションは、独自の発酵技術を活用し、未利用資源を機能性のある素材や製品にする事業に取り組み、サーキュラーエコノミーの実現を目指すテクノロジースタートアップ。事業性と社会性を両立したビジネスの実現を追求し、B Corp認証取得。経産省選定J-Startup、J Startup Impact。
東京都出身、ICU卒業。
1978年生まれ。音楽活動とジュエリー業界を経て2008年に細尾入社。12年、京都の伝統工芸を担う同世代の若手後継者によるプロジェクト「GO ON」を結成。16年からMITメディアラボ・ディレクターズフェロー。17年、ミラノデザインアワードベストストーリーテリング賞受賞。21 年、著書「日本の美意識で世界初に挑む」(ダイヤモンド社)を出版。24年に「Forbes JAPAN日本の起業家ランキング特別賞」、「BoF 500」に選出
1979年群馬県生まれ。東京モード学園卒業後 、企業デザイナーとして経験を積み、その後MIHARAYASUHIROにて 靴・アクセサリーの企画生産を務める。その後「doublet」を立ち上げ、2013S/S展示会よりデビュー。 2013年「2013 Tokyo新人デザイナーファッション大賞」プロ部門にて最優秀として選出 2017年「Tokyo Fashion Award2017」に選出され、パリでの展示会開催及び2017秋冬東京ファッションウィークにて、初のランウェイショーを開催する。 2018年アジア人で初め「LVMHprize」にてグランプリを受賞 2020年パリコレクションデビュー「FW2020」2022年「DANIEL ARSHAM」とのアートコラボや「MARK JACOBS」とのコラボレーションを展開
1985年生まれ、東京都出身。文化ファッション大学院大学修了後、2010年三宅デザイン事務所入社。13年に「イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)」のデザイナーに就任し、6年にわたりチームを率いる。20年同社を退社後、CFCLを設立。21年第39回毎日ファッション大賞 1新人賞・資生堂奨励賞及び「ファッション プライズ オブ トウキョウ2022(FASHION PRIZE OF TOKYO 2022)」を受賞。22年よりパリ・ファッションウィークに参加。24年、「Vogue Business 100 Innovators: Sustainability thought leaders 」の1人として、25年には「The BoF 500 Class」に選出された。
15:00 - 15:10
OPENING
開場は14:15、
イベントは15:00にスタートします。
15:10 - 16:10
#SESSION1
HOSOO COLLECTIVEが次世代養蚕始動、
“未来の伝統産業”は京都から生まれる
HOSOO COLLECTIVEが京都府与謝野町で始動する国産シルクを生産するプロジェクト「KYOTO SILK HUB」。西陣織を基盤にシルクと工芸文化の革新をけん引してきた細尾氏の「美の探求」は、江戸期の最高品質を現代に再現しながら、シルク産業を更新し未来の産業基盤を築いていく挑戦へと発展。本セッションでは、細尾氏に加え、このプロジェクトを技術面から支えるAIなど幅広い科学研究に精通した北野氏、そしてデザイン研究者の水野氏がシルク産業の再編を越え、地球規模で持続可能な産業モデルを構築し、京都から世界に向けた新しい活動をいかに創出するかについて語り合います。
MASATAKA
HOSOO
HIROAKI
KITANO
DAIJIRO
MIZUNO
16:50 - 17:30
#SESSION2
革新素材の料理人、井野デザイナーに聞く、そのアイデアはどこから来るの?
2018年、アジア人として初めて「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ」でグランプリを受賞した「ダブレット(DOUBLET)」の井野将之デザイナー。キノコの菌糸体由来の人工レザーや、スパイバーの人工タンパク質繊維「ブリュード・プロテイン」など、サステナブルな次世代素材をいち早く取り入れ、ユーモラスなアプローチでファッションへと昇華させてきました。さまざまなハードルがある中でも、革新的な素材に挑み続けるその理由とは。最新コレクションを軸に、井野デザイナーのデザイン思考と制作の背景をひもときます。
MASAYUKI
INO
17:50 - 18:40
#SESSION3
CFCL×VEJA ブランド哲学と仕組みから読み解く新しいファッションの基準
世界のサステナビリティ×ファッションの最前線に立つ日本発「CFCL」とフランス発「 ヴェジャ(VEJA)」。それぞれのブランド哲学と具体的な仕組みから、これからのファッションの「新しい基準」を読み解きます。「CFCL」は無駄を生まない設計思想や長寿命デザインを通じて“循環”を文字通り実践しています。一方「ヴェジャ」は、素材、労働、地域コミュニティとの関係性に対する責任を、企業のあり方そのものとして位置づけてきました。異なるアプローチを持つ2社が語るのは「正解はひとつではない」未来へのヒントです。
YUSUKE
TAKAHASHI
ARTAUD
FRENOY
19:00 - 19:45
#SESSION4
ケリング・ジェネレーション・アワードが選ぶ“世界基準” 最優秀受賞のピッチがこれだ
日本で初開催となった「ケリング・ジェネレーション・アワード」を題材に、ケリングのサステナビリティ戦略の中枢に触れながら、世界基準で“選ばれる”スタートアップとは何かを解き明かします。ジェラルディン・ヴァレジョ氏が語る審査の裏側や日本のスタートアップの強み、そして酒井氏が実際に受賞を通じて得た成長と学びは、イノベーションを生み出す現場のリアルそのもの。酒井氏によるピッチ再現を見ることができるのも本セッションならでは。大企業とスタートアップがどう補完し合えば未来は開けるのか、一緒に考えましょう。
LINA SAKAI
GERALDINE
VALLEJO
20:00 - 20:50
MEET-UP
会場ではトークセッション以外にサステナビリティを体感する
コンテンツをご用意します。ぜひお楽しみください。
「Good Ethical Company」をビジョンに掲げる船場は、商業施設をはじめオフィスや空港、病院、学校、公園、図書館等のさまざまな空間づくりにおいてエシカルデザインを推進しています。人・地域社会・自然環境への“おもいやり”を起点に、サプライチェーン全体を再考し、資源循環の仕組みを独自に構築しています。今回の展示では、船場が実践している空間づくりにおける廃棄物をゼロに近づける取り組みと再生・再活用のための試みを紹介します。「未来にやさしい空間」を見て、触ってください。
会場の洋服展示に使用するのは、彩ユニオンの紙製マネキン「カミ トカシ(Kami - tocasi)」。紙製の卵パックなどに用いられるパルプモールド製法を採用しています。ぜひ近くで見て、質感を感じてみてください。92年の歴史を持つ彩ユニオンは、空間デザインを通じて持続可能なライフスタイルの実現を目指す企業です。竹と紙貼りで製作した和装マネキンを原点に、伝統的な和装マネキンの技術と張り子の技法を融合し、新たなマネキン表現を追求してきました。製品は紙・木材・スチールのみを使用し、石油由来素材を使わない設計とすることで、使用後は分解・リサイクル・リユースが可能です。
https://saiunion.co.jp/ https://www.instagram.com/saiunion_official/?hl=ja
井野将之デザイナーが手掛ける「ダブレット」は、さまざまな次世代素材をデザインの力でファッションに落とし込んできました。過去のコレクションの中から、キノコの菌糸体由来の人工レザーや卵の卵殻膜由来の素材など、革新的な素材を用いたアイテムを厳選して展示します。完成したプロダクトだけでなく、原料や素材サンプルもあわせて紹介。さらにトークセッションとも連動することで、井野将之デザイナーのユーモアに満ちたデザインの背後にある試行錯誤や、素材と向き合うデザインアプローチをより深く理解できる内容になっています。
December 13, 2024 Fri
「WWDJAPAN サステナビリティ・サミット2024」は会場に「東京ポートシティ竹芝 ポートホール」を選びました。同ホールは「サステナブルな活動の拠点」を掲げて2020年にオープン。イベントで使用する電気は再生可能エネルギーを使用しております。本サミットでは、CO₂が排出されない再生可能エネルギーを導入している証明として、グリーン電力証書の発行も完了しております。また、東京ポートシティ竹芝は生物多様性の取り組み「竹芝新八景」を発信しています。
Jan.28.2026 WED 15:00 - 20:00
参加方法 : 事前登録制