自分では知り得なかった、
新たな魅力を輝かせる
「パンドラ」はこれまでも、女性にいかに自信を与えるかという点において、独自のクリエィティビティーを発揮してきた。その最たるものが「カスタマイズ」だ。本田翼は女優として、さまざまな役柄に沿うように自らを変える。その際大事にしていることは“興味があることはなんでもやってみる”という進取の精神だ。最近まで、初めて激しいアクションを必要とする役柄にチャレンジしていた彼女は「新しいことに対しては構えずに、とにかくやってみます」と語る。「例えば先日も、監督さんから『回し蹴り、やってみて』っていきなり言われて(笑)、自分なりにやってみたんです。そしたらそれが、すごくしっくりきたみたいで。アクションに慣れていないことが、かえって生々しい“荒々しさ”につながったようです。時には“ありのまま”でぶつかってみることがプラスになると気付けた瞬間でした」


