「私の夢は、日本の美しさをクリエイトしたファッション雑誌を作ること。日本の女性は奥ゆかしくて美しいのに、自分たちの魅力に気づいていない人がほとんどのような気がしていて。ファッションにしても生き方にしても、どこか保守的なイメージ。私はもっと、日本人本来の美しさや伝統、アングラなカルチャーを世界に伝えたいし、なにより日本人がもっと自分たちに誇りが持てるような雑誌を作りたい。どうせ作るならパーフェクトなものを作りたいから、1ページ1ページ、アートピースのように丁寧に時間をかけるつもりです。もうひとつの夢は、これからもできるだけ旅を続けること。異国で新たな文化や人々に出会うことは、自分自身の学びになります。私が旅を通して気付いたことは、人種も国籍も関係なく、求めているものはみんな“愛”なんだということ。私もいつか、愛するパートナーと家族を作り、母になりたい。そして10年後は家族に愛情を注ぎつつ、自分の仕事も両立させていたいですね」。

マスキュランなロングコートは、1枚で主役級の存在感。ミニマルな白シャツとデニムを合わせれば、よりシャープで都会的な印象に。「デニムは時代によってはき方が多様化し、女性の生き方が投影されるアイテム。カジュアルにもドレッシーにもスタイリングできるのが楽しいですね」（国木田彩良）　デニム “アニバーサリー” [ 26403-akd] 1万9000円／レッドカード（ゲストリスト 03-6869-6670）、コート 11万円／ピンコ（ピンコ ジャパン 03-5778-9861）、シャツ 3万9000円／シー ニューヨーク（ブランドニュース 03-3797-3673）、ピアス 1万6500円／マンデーエディション（ジェムプロジェクター 03-6418-7910）、シューズ／スタイリスト私物

「ここ最近の一番の変化は、名前をIZUMIから夢野いづみへ改名したことですね。夢野という名字は、林海象監督につけていただきました。もともとモデルを中心に活動してきましたが、お芝居をするようになってからは、体全体で表現することを意識するようになりましたね。女優としての今後の目標は、三谷幸喜監督の作品に出演すること！中国や香港、台湾の映画にも出演してみたい。そのために、中国語と韓国語と英語を勉強していきたいと思っています。言葉を学ぶことで相手との距離も近くなるし、自分の世界がグンと広がりますから。私はまだ30歳になったばかりですが、すでに10年後が楽しみなんです！だって、今よりもっと、仕事も恋愛も経験を積んでいるはずだから。むしろ20代より、30代や40代の方が人間として魅力を感じるんです。私はいくつになっても、自分が『やりたい！』と思ったことを諦めたくないし、真剣に向き合っていきたい。それが私の生き方だし、これから先もきっと変わらないと思います」。

立体的な色落ち具合が魅力のデニムは、秋冬ファッションをとびきりヒップに見せてくれる。ロングコートのインナーには、サイケなプリントトップスを合わせ、ニュアンスの異なるレイヤリングを楽しんで。 「正統派のデニムだから、何にでも合わせやすいですね。大胆な柄にも溶け込みやすいので、幅広いコーデが楽しめそう！」（夢野いづみ）　デニム “アニバーサリー” [26403-akd] 1万9000円／レッドカード（ゲストリスト 03-6869-6670）、コート 5万円／ラインヴァンド（エムエイティティ info@THE-MATT.COM）、ブラウス[参考商品]／ツモリチサト（エイ・ネット 03-5624-2617）、リング [人差し指] 6万8000円／トーカティブ（トーカティブ 03-6416-0559）、リング [中指] 3万8000円／フレーク（フレーク 03-5833-0013）、腰に巻いたスカーフ 5800円／ユニヴェールイグ（エスティーム プレス 03-5428-0928）