Elegance of Woman

東京を代表するファッションフォトグラファー、宮崎裕介。仕事がら多くの女性を撮影してきた彼が今回切り取ったのは、結婚という人生における大きな決断をする女性の真剣な気持ち。強い意志をもつエレガントな女性の姿に注目したい。

リング(人さし指)“エピュール”(WG、ダイヤモンド)28万8000円、(薬指)“ポン ドゥ パリ”(PT、ダイヤモンド〈センター1.03ct〉)355万円

気鋭のフォトグラファーが撮る
決断する女性に宿るエレガンス

 ロンドンから帰国して、東京でのフォトグラファー生活5年目を迎えるファッションフォトグラファーの宮崎裕介。ファインダー越しに女性を捉え続けてきた彼にウエディングをテーマにした撮影を依頼すると、「決断する女性を撮りたい」と返ってきた。「結婚はもちろん幸せなこと。ただ本当に結婚する時の女性について考えると、人生において大きな決断をするという強い意志がある。そしてそんな女性はとてもエレガント。今回はそんな“強い女性”を撮りたかった」と言う。「数年前に結婚したのですが、その時にせっかくだからと4×5インチのカメラで彼女の写真を撮ることになったんです。その時に彼女自身が欲しかった写真は、いわゆる満面の笑顔ではなかった。どちらかというと地味かもしれないくらいの、現実と向き合うような写真だったのです。それをきっかけに、決断する、強い女性にこそエレガントさが宿るのだと思うようになりました」。

 数え切れないほどのモデル撮影を行なってきたファッションフォトグラファーは、人を撮影することにこだわる。「いつも“いいハプニング”を撮りたいと思っています。それは何度も打ち合わせを重ねてもいい、街中でも自然の中でもスタジオでもいい。撮影前にできることを全部したとしても、最後は人がいるからこそ起こるその時々の化学反応が楽しいのが写真。東京はやりたいことを実現できる街だから、当面はここで“いいハプニング”を狙いたいですね(笑)」。

イヤリング “リエール ドゥ パリ”(WG、ダイヤモンド)126万円、リング(人さし指)“エピュール”(WG、ダイヤモンド)28万8000円、(薬指)“ポン ドゥ パリ”(PT、ダイヤモンド〈センター1.03ct〉)355万円

ドレス51万4000円、ベール4万円、シューズ(参考商品)/以上マリアラブレース(03-3780-5380)

リング (人さし指上)“キャトル ラディアント”(PG)21万5000円、(人さし指下)“クル ド パリ”(YG)17万7000円、(中指上)“セルパンボエム”(PG)9万3千円、(中指下)“セルパンボエム” (WG)10万1000円、(薬指上)“ファセット”(PG、ダイヤモンド)24万円、(薬指下)“エピュール”(YG、ダイヤモンド)109万円、ブレスレット(左腕)“キャトル クル ド パリ”(PG)77万円、(右腕)“キャトル クル ド パリ”(WG、ダイヤモンド)171万円

ドレス94万円/テンパリー・ロンドン(ノバレーゼ銀座 03-5524-1117)

リング(人さし指上)“キャトル ラディアント”(PG)21万5000円、(人さし指下)“クル ド パリ”(YG)17万7000円、(中指上)“セルパンボエム”(PG)9万3000円、(中指)“セルパンボエム”(WG)10万1000円、(薬指上)“ファセット”(PG、ダイヤモンド)24万円、(薬指下)“エピュール”(YG、ダイヤモンド)109万円、ブレスレット(左腕)“キャトル クル ド パリ”(PG)77万円

リング(上)“キャトル ラディアント”(PG、WG、ダイヤモンド)55万円、(中)“ピヴォワンヌ”(WG、ダイヤモンド〈センター0.2ct〉)78万円、(下)“キャトル ラディアント”(WG、ダイヤモンド)56万円

ドレス75万円/マリアラブレース(03-3780-5380)

「じつはスタジオマン時代、今日の撮影をした、このスタジオの上にあった寮に住んでいたんです(笑)。当時は東京といってもこの街しか知らなかった」という宮崎裕介。信頼するスタッフとともに今回の撮影を担当した

PROFILE:宮崎裕介(Yusuke Miyazaki):フォトグラファー。フォトグラファーを目指して上京、東京都内でスタジオ勤務を経てロンドンへ。2003年に帰国後、ファッションフォトグラファーとして活動。雑誌や広告を中心に活躍する今の東京を代表するフォトグラファーの1人

Boucheron Makes You
Determined

(左)パリの恋人たちが愛を誓い合う伝説的な橋がインスピレーション源となった “ポン ドゥ パリ”は、優雅な曲線が印象的。美しく情熱的な愛を祝福する“ビーラブド”は、4つ爪のセッティングがダイヤモンドを際立たせる (右)シャクヤクの花びらの中心にダイヤモンドが輝く“ピヴォワンヌ”は、可憐なブライドにぴったり。ダイヤモンドがぐるりと囲むエレガントな“エピュール”。どれもエレガントな女性にぴったりの永遠の愛を表すウエディングリング
(左)リング“ポン ドゥ パリ”(PT、ダイヤモンド〈センター0.3ct〜〉)90万円〜、リング“ビーラブド”(PT、ダイヤモンド〈センター0.2ct〜〉)39万9000円〜 (右)左のリング“ピヴォワンヌ”(WG、ダイヤモンド〈センター0.2ct〜〉)78万円〜、右のリング“エピュール”(WG、ダイヤモンド)28万8000円
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8月18日(土)〜9月2日(日)の期間中、全国のブシュロンブティックで「ブシュロン ブライダルフェア」が開催される(銀座、表参道、名古屋、心斎橋のフラッグシップブティックは8月3日金曜から)。2018年の新作をはじめとしたブライダルコレクションが充実する他、独自のオーダーメードサービス「パリ ダムール(Paris d’amour)」を利用すると、デザインや素材、ダイヤモンドを組み合わせて世界で1つだけのソリテールリングをつくることができる。フェア期間中に対象商品を購入するとスペシャルな特典も

Secret Story of Boucheron

1887年に行われたフランス王家の宝飾品オークションにて、フランス人で唯一の落札者となった創業者のフレデリック・ブシュロン。なかでも、ユージュエニー公の髪飾り(写真)の一部であった約6.28カラットという大きくクオリティーの高いダイヤモンドは、どの顧客の手に渡るのかとパリ中のうわさになったという。しかし、フレデリックが選んだのは最愛の妻ガブリエル。そのダイヤモンドはリングへの姿を変え、本当に愛する女性に結婚14周年の記念として贈られたのだった

photographs : Yusuke Miyazaki(sept)
styling : Chie Atsumi
hair : Jun Goto(ota office)
makeup : Nobuko Maekawa(perle)
model : Lina Hoss(bravo)

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Boucheron Paris 160 Years Anniversary -ブシュロン160年の軌跡-

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