紫外線に乾燥に……油断大敵の夏到来
健やかな肌はどうすれば手に入る？

田中シェン（以下、田中）

：肌トラブルが起きやすい夏を前におさらいしたいのですが、そもそも「健康的な肌」ってどのような状態のことなのでしょうか？

麻生綾（以下、麻生）

：「センターに戻れる肌」のことでしょうね。ヨガをしている人って体幹が鍛えられていて、芯がある。例えるなら、そんな肌のことかな。肌の不調は誰にでも起きるけれど、そんなときにできるだけ早く元に戻せることが大切だと思います。

田中

：芯がある人って特有のしなやかさがありますよね。これから夏が来ますが、どのようなケアを心掛けるべきですか？

麻生

：夏に限らず一番大切なのは、対症療法よりも肌そのものの機能を育むこと。若い女性であれば、あれこれ塗りすぎたり触りすぎたりせず、「アルティミューン」など美しさを底上げしてくれるものを一点取り入れて。また日中の乾燥には化粧水をひと吹き……ではなく、内側からも対策を。常温以上の水分をしっかり摂って、適度に体を動かして水分を循環させましょう。エアコンや紫外線など、夏の過酷な環境下での「うっかり日焼け」や「うっかり冷え」も大敵。UV＆冷え対策ができるストールなどを持ち歩いておくと安心ですね。

美肌への長い道のりはまさに“自分探し”
みんな違ってみんな良い、自己ベストの肌へ！

田中

：ところでわたしは肌が薄くてすぐ環境に左右されるのが悩みなんですが、肌を厚くすることってできるのでしょうか？

麻生

：それはね、ムリです。肌が丈夫で何をしても荒れない人って確かにいる。けれど肌が薄い人特有の透明感もある。自分の肌質に付き合っていくのが大切です。

田中

：人それぞれの良さがあるということですね。ちなみに、麻生さんが「良い肌」って思うのはどんな肌ですか？

麻生

：“ライブ感”のある肌！全くアラのない紙のような肌より、健やかな土台に締まった毛穴もほど良い脂もきちんとある。そんないきいきとした肌が理想です。生命力こそが人を魅力的に見せてくれるんじゃないかな。

田中

：肌には人の歴史や内面が出ますからね。“ライブ感”のある肌のために、麻生さんが気をつけている生活習慣はありますか？

麻生

：まず、良くないものは食べない。食べるものが体を作るから。あとは胃への負担を軽減するために夜遅くの食事は控えています。朝まで飲んでもおつまみは柿の種ちょこっとで我慢するとかね（笑）。あと、適度な運動。短時間で効果があるパーソナルトレーニングに通っています。偏ることなく、自分に合った質の高いものを取り入れることが成果への近道じゃないかな。

田中

：自分に合ったものを探すって簡単ではない。長い道のりですね。

麻生

：そう、女性の人生はまさに“自分探し”。私もまだまだ自分にとってのベストを探し続けているところです。最近ではひどい肌荒れに1年半ほど悩まされて、ケアに奔走したことも。でも、トラブルが起きても肌を大切にして、できる限りのことをする。努力することでポジティブな自分でいられるから。

田中

：自分を大切にできる女性ってキラキラしていますよね！最後に、新しくなった「アルティミューン」の魅力について教えてください。

麻生

：肌質や年齢、人種などさまざまな次元を超えた“土台ケア”を提案する「アルティミューン」。リニューアル前もすでにすばらしかったのですが、今回のリニューアルでは過酷な環境下でも肌を守り抜き、美肌に導く機能が進化しています。肌のゆらぎを感じて何か変えたい……と思ってる人をはじめ、さまざまな人におすすめしたい一本です。