BAUM WELLNESS RITUAL RUN & WALK

心上向く、
アクティブな“森林浴”

ひのきをはじめとした樹木の恵みに着目したスキン&マインドブランド「バウム(BAUM)」。「芽吹き」、「新緑」、「生長」、「蓄える」といった「樹木」の四季の営みに寄り添いながら自分らしく過ごすためのマインドや習慣を、“バウム ウェルネス”として提案している。日ごとに日差しが増し、山や森、街路樹の鮮やかな緑に心明るくなる「新緑」の季節。ここでは、みずみずしいエネルギーあふれる季節におすすめの、爽やかで心ほどけるような“森林浴”習慣を “ウェルネス リチュアル”として紹介する。

樹木の恵み × ラン&ウォーク

「新緑」の季節に提案するのは、肌と心身に働きかけるアクティブな“ウェルネス リチュアル ラン&ウォーク”だ。若葉のエネルギーを存分に感じられる初夏。この時季に緑に触れたり森林環境に身を置いたりすることは特に、リラックス効果や癒やしを得られるという。その理由は、樹木が放出する揮発性成分であるフィトンチッド(phytoncide)によるもの。「森林浴における調査では、フィトンチッドの香りによって副交感神経活動が高まり、緊張を和らげることが分かっています」と、樹木医の中村雅俊氏は語る。
今回は、中村氏と姿勢・ウォーキングアドバイザーの坂本亜樹氏監修のもと、「バウム」のアイテムと共に「樹木」と「ラン&ウォーク」を掛け合わせた特別なリチュアルを用意。「ランとウォークを交互に行うことで、普段走らない人も無理なく楽しめるリチュアルを考えました。正しい姿勢を意識することがポイントです」と坂本氏。体を動かしながら行う“森林浴”に、樹木の恵みから生まれた夏にぴったりな「バウム」の2製品を取り入れて、軽やかなマインドケアを。

爽快感と癒やしの
“森林浴ラン&ウォーク”

  • POINT 1

    樹木の恵みの日焼け止めで肌をプロテクト

    ダブルプロテクション デイシールド n をよく振ったあと、手のひらに適量をとり、顔や首、腕、足になじませる。両手で顔を包み込むように覆い、深呼吸をして樹木の香りを感じる。

  • POINT 2

    大地を踏みしめながら肩甲骨〜腕を回す

    足を腰幅に開き、人差し指がまっすぐ前を向くように立つ。
    足裏でしっかりと大地を踏みしめ両手を組み、伸びていく樹木をイメージしながら、手のひらを空に向けて伸ばして背伸び。そのまま、肩甲骨から大きく腕を回しながらゆっくりと手を下ろす。

  • POINT 3

    しなやかな樹木をイメージしながら体側を伸ばす

    手を組み息を吸いながら両手を上げて、息を吐きながら体をゆっくりと横に倒す。
    顔は空に向け、しなやかな樹木をイメージしながら呼吸を続けて左右の体側を伸ばしていく。

  • POINT 4

    樹木のようにまっすぐで美しい姿勢に整える

    肩の上に手を置き、肩甲骨から動かすイメージで肘を下から上に向かって回す。
    次に、後ろに回してから手を下ろすことでまっすぐと伸びた樹木のような美しい姿勢になる。

  • POINT 5

    ひんやりとフレッシュな森の香りをまとい、ウォームアップ

    リフレッシング ボディコロン アクアティック グリーン をよく振ったあと、手のひらに適量をとり、首筋や腕など汗をかきやすい部位に軽くパッティングしながらなじませ、これから動かす筋肉を目覚めさせる。

  • POINT 6

    5分間のウォーキングからスタート

    背筋を伸ばし、まずは5分のウォーキングを行う。足はみぞおちの下から生えているようなイメージで、まっすぐと前にひっぱられるような感覚を意識する。そのままストンと足を落とすように歩く。

  • POINT 7

    ランとウォークを交互に繰り返す

    足はみぞおちの下から生えているようなイメージで、まっすぐと前にひっぱられるような感覚を意識。縄跳びをしながら走るイメージで体重移動をする。人と笑顔で会話ができるぐらいの速度で走り(ジョギング)、立ち止まらずに今度は歩くを繰り返す。歩きながら自然を感じ、呼吸を整える。
    5分(歩く)→ 1分(走る) / 4分(歩く)→ 1分(走る) / 3分(歩く)→ 1分(走る) / 2分(歩く)→ 1分(走る) / 1分(歩く)→ 1分(走る)

  • POINT 8

    森の中を流れる風を感じながらクールダウン

    リフレッシング ボディコロン アクアティック グリーン を手にとり首筋や腕、足などになじませ、森に流れる爽やかな風を感じる。アキレス腱を浅くゆっくりと伸ばし、その後深く伸ばしていく。続いて、右足を左足の前に組み、そのまま前屈して太ももの裏やお尻の筋肉の伸びを感じる。(反対側も同様)

  • POINT 9

    体側を伸ばして、空に向かって伸びをしながら大きく呼吸

    左手首を右手で持ち、そのまま手のひらを空へと伸ばすようにしながら横に倒し、体側をしっかりと伸ばす。(反対側も同様)
    最後に、樹木が生長するように背伸びをしながら空へ向かって伸びる。息を大きく吸い、吐きながら脱力。これを3回繰り返す。

いつでも、どこでも、
“森林浴”習慣を

美しい自然に目を向けて大切にすることはもちろん、私たちは自然から恵みを得て、そこから学ばせてもらう存在だ。奥深い森まで行かなくとも、公園や都会の街並みなど身近な場所でも緑を見ることができるはず。今回、“ウェルネス リチュアル ラン&ウォーク”を監修した樹木医の中村氏に樹木が持つ力や恵みについて聞いた。
「『森の精気』とも呼ばれるフィトンチッドは、植物が細菌や昆虫などの外敵から守るために放出する揮発性物質の総称です。植物の根や幹に含まれ、主に葉から放出されます。植物自身の自己防衛のための物質ですが、防虫や抗菌作用、消臭作用、抗酸化作用などさまざまな働きを持つほか、人間にとってはリラックス効果をもたらしてくれます」。
フィトンチッドの放出が最も多いのは、春から夏にかけて。特に、新芽や葉が生い茂る「新緑」の季節がおすすめだという。「ヒノキやヒバなどの針葉樹に多く含まれるフィトンチッドは、交感神経を抑制し副交感神経を活性化する作用があり、心身のバランスを整える効果を期待できます。忙しい日々の中でも気分転換に緑のある公園に出かけたり、また、樹木由来の香りが配合された『バウム』のアイテムを取り入れたりすることで、深い呼吸と共にフィトンチッドを取り込みやすくなり、都会であっても森林浴に近い空間を作り出すことができますよ」。

中村雅俊(樹木医)

中村雅俊 樹木医

樹木医として、全国の公園や街路樹、神社仏閣の御神木、天然記念物に指定された樹木に至るまで多様な樹木の診断・治療・維持管理を手がける。海外のアーボリカルチャー技術を取り入れたロープワークによる高所作業や繊細な樹木の保全技術に定評。都市部で生活する人々と樹木とのより良い関係を育むことをテーマに、講演・講座なども積極的に行い、樹木の生態や魅力について専門知識をわかりやすく伝える啓発活動にも尽力。株式会社トシ・ランドスケープ 代表取締役

坂本亜樹(姿勢・ウォーキングアドバイザー)

坂本亜樹 姿勢・ウォーキングアドバイザー

姿勢・ウォーキングアドバイザーとして、体の使い方や心と体の向き合い方を指導し、個々の魅力やパフォーマンスを引き出す。元モデルで、20年にわたりモデル・タレントのマネジメントに携わる。現在はTYCOON runningのコミュニケーションディレクターとして活動中。
資格・認定:日本ランニング協会ウォーキングアドバイザー、カラダ取説マスター(ジェネラル)、BTEC認定チャイルドマインダー、VEX123 Certified Educator