ファッション

「ピッティ」発 “フロッキーデニム”は、“さざ波さえ起こっていない”デニム業界のネクストトレンドとなるか?

 「WWDジャパン」編集部のデニム担当ミサワです。デニム、ことにメンズデニムにはここ1~2年、「太い・細い」「濃い・薄い」など目立ったトレンドがありません。そんな中、イタリア・フィレンツェで開催されたメンズファッション最大の祭典「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)」でトレンドの種を見つけました。“フロッキーデニム”です。

 “フロッキーデニム”とは僕が(勝手に)命名したもので、定義としては“デニムに、短い繊維を垂直に差し込むフロッキー加工を施したもの”。はき込むごとに表面のフロッキーが剥がれ、一般的なデニムとは違った経年変化を見せてくれます。

 「PT05」と「ブリリア1949(BRIGLIA 1949)」、共にイタリアのパンツ専業ブランドが発表していました。フロッキーの起毛感には秋冬らしさがあり、ベルベットのような上品さを兼ね備えます。パンツってコーディネートの中では地味な存在で、ファッション誌でも「パンツ特集は売れない」なんて言われています。でも、“フロッキーデニム”はキャラ立ちしており、カジュアルでも、もしかしたらフォーマルでも(!?)着こなしの主役ともなり得る存在。とんと凪いでいるデニム業界に一石を投じてほしい!と期待しています。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2022年春夏速報第二弾は、注目の3大ムードを解説 日本から唯一現地入りしたビームスのリポートも

今週号は、日本からパリコレ入りしたおそらく唯一のショップ関係者であるビームスの戸田慎グローバル戦略部長によるパリコレダイアリーからスタート。来年本格始動する海外ビジネスのために渡航した戸田部長が目にしたパリコレ、展示会、パリの街並みをお伝えしつつ、そこから感じたこと、業界人がみんなで再考・共有すべきファッションへの想いを存分に語ってもらました。トラノイやプルミエール・クラスなどの現地展示会の雰囲気…

詳細/購入はこちら