ファッション

「グッチ」がハイジュエリーに参入 2019年夏に

 アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が率いる「グッチ(GUCCI)」が、2019年夏にブランド初のハイジュエリーをスタートさせると「グッチ」を擁するケリング(KERING)のフランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)が仏新聞「ル・フィガロ(LE FIGARO)」とのインタビューで明らかにした。

 ピノー会長兼CEOは「著名なファッションブランドは、準備が整ったらハイジュエリーに参入している。この業界に参入するには、成熟したブランドでなければならない。アレッサンドロ・ミケーレが描く豊かでユニークな世界観は、ハイジュエリーにもぴったりだろう」と同インタビューで語り、ハイジュエリーのファーストコレクションはイタリア製で200ピースを予定しており、カラーストーンを用いたものになると明らかにした。

 ケリングは、「グッチ」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」といったファッションブランドだけでなく、ジュエリーブランド「ブシュロン(BOUCHERON)」やウオッチブランド「ジラール・ペルゴ(GIRARD-PERREGAUX)」を擁している。

 マルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)=グッチ社長兼CEOは6月に行われた株主総会で、中期目標で年間売上高100億ユーロ(約1兆2800億円)を目指すと発表。9月にはビューティ専用のインスタグラムアカウントを開設したばかりだ。

 「グッチ」は1970年代に業界に先駆けてファッションウオッチをスタートし、ミケーレの監修のもとにファッションジュエリーも扱っている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。