![マセラティ,MASERATI,菜々緒](https://media.wwdjapan.com/wp-content/uploads/2025/12/03132529/1_top_s-1.jpg)
1988年10月28日生まれ、埼玉県出身。2023年、日本人女性として初の「ジバンシィ」ジャパン・アンバサダーに就任。テレビ朝日系金曜ナイトドラマ「無能の鷹」で、主人公の鷹野ツメ子を演じた
伝統と革新、そして日常を調和させた
トップクラスのハイブリッドSUV
「マセラティ」の本拠地・モデナの名を冠した“グレカーレ モデナ”は、スポーティーかつラグジュアリーな装備が特徴的だ。そして“グレカーレ”のコンセプトである“The Everyday Exceptional.(毎日が格別)”を、エレガントかつ都会的なモデルとして象徴している。一瞬で引きつけられるスタイリッシュな佇まいには、メード・イン・イタリーの繊細な美学と先鋭的なデザインが光る。見る角度によって濃淡が艶めくブルーは、古都・モデナのイメージカラーであり、イタリアを囲う地中海や晴れた空、王家への敬意を表すナショナルカラーに着想。“ブルー・インテンソ”と名付けられたこの色は、国産にこだわる「マセラティ」のアイデンティティーを示す欠かせない要素だ。
インテリアには天然皮革をぜいたくに使ったシートや高級オーディオメーカー「ソナス・ファベール」のスピーカーに加え、使い勝手の良いタッチ式の大型ディスプレーやフルデジタルのメーターを搭載した。またスポーティーでパワフルなエンジン・マイルドハイブリッドシステムは、燃費効率に加え機敏な走りをサポート。信号の多い街乗りや低速運転に適し、電力モーターの出力を発進時に活用することで、滑らかで力強い加速をアシストする。
1958年にF1で史上初の女性ドライバーを起用した「マセラティ」らしく、自らの可能性に挑戦し続ける現代女性に寄り添ったデザインや仕様で、スポーツカーの魅力をより身近に楽しめることを実現。子どもの送迎や毎日の通勤、週末の長距離ドライブなど日常使いにも最適で、子育てと仕事を両立する女性にも高く支持されている。快適さとスポーツカーらしいパワフルさを兼ね備えたトップクラスのSUVだ。
「テクノロジーと安心感、
上質さを兼ね備えた憧れの車」
by 菜々緒
「ラグジュアリーブランドらしい大人の艶感と、高級感あふれる鮮やかなブルーがとても印象的でした」と“グレカーレ モデナ” のファーストインプレッションを語った菜々緒。また、気持ちを整えるための空間づくりにこだわる彼女にとって、車内での体験は格別だったと振り返る。「イタリアの芸術的で卓越した職人技は、日本の技術にも通ずるところがあるのではと思います。実際にこの車を見て、ディテールへのこだわりと技術の高さ、デザイン力を随所に感じました。ハイテクで近未来的な装備がそろいながらも、ふかふかとしたシートには心地よさを感じ、安心感を与えてくれます」。
多くの女性が憧れる、凛とした強さを持つ彼女と「マセラティ」が創造してきた女性像には、いくつもの共通点がある。「このブランドが描く“自立した女性像”に深く共感しました。私自身も助手席に乗るのではなく、ハンドルを握り自分で運転したいと思うタイプです。運転は気分転換にもなるので、R&Bを聴きながらドライブする時間は日常の大切なひととき。これまでにさまざまなSUVを見てきましたが、私にとっての一番の憧れは『マセラティ』。“グレカーレ モデナ”のような上質な車を乗りこなす女性になれるよう、しなやかに前進し続けたいと思います」。
「マセラティ」創業110年の軌跡
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1910~20s
始まりは1914年。イタリア北部の中心に位置する歴史と文化の街・ボローニャで、マセラティ兄弟が自らの名を冠したブランドを誕生させた。この10年後、ブランドのシンボル“トライデント”が生まれる。26年には、F1の前身となるグランプリ・マシンをベースに、自らレーシングマシンを製造。“ティーポ26”と名付けられた自社製レーシングカーで見事デビュー戦優勝を果たす。
1930~40s
レースで活躍の場を広げ、世界最速レース“インディ 500”にも参戦した30年代。47年には、レーシングカーのパフォーマンスを備えながら長距離を快適に移動できるグランドツアラーの原点“A6 1500”を輩出。このモデルは現在の「マセラティ」の車づくりにも受け継がれ、ブランドのDNAの原点となる。
1950~60s
58年、F1世界選手権 “ベルギーグランプリ”にて、“マセラティ 250F” がデビュー。モータースポーツ界の中で世界初の女性ドライバー、マリア・テレーザ・デ・フィリップスが活躍した。同時期、グランドツアラーを進化させ、“3500GT”をはじめとしたよりエレガントでラグジュアリーなモデルを生み出し続ける。イラン皇帝の要望に応じてつくられた“5000GT”も話題に。
1970~90s
グランドツアラーの DNAを引き継ぎながら、“ギブリ” “ボーラ“”カムシン“”ミストラル”など数々のスポーツモデルが登場。さらに偉大なるデザイナー、ガンディーニがデザインしたスポーツクーペを披露した。アグレッシブなデザインと強力なV8ツインターボエンジンを搭載しており、当時のデザインを受け継いだ“ギブリII”は、日本でも人気を博した。90年代に入ると、現代の「マセラティ」につながる象徴的なグランドツアラーが登場。このモデルに採用されたブーメラン型テールライトは現行モデルにも継承されている。
2000s~
グランドツアラーとしてのDNAを受け継ぎ、快適さ、万能さを備える“レヴァンテ”、ブランドの象徴となるV8エンジンを搭載し、現代の「マセラティ」のグランドツアラーを体現する初代“グラントゥーリズモ”が登場。さらにスーパースポーツカー“MC20”の登場とともに新生「マセラティ」の時代が始まる。モータースポーツへの回帰とともに、新型 SUV や、2代目“グラントゥーリズモ”などのモデルが続々とラインアップする。
時代をリードする
新生「マセラティ」ファミリー
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新型SUVの決定版“グレカーレ”
イタリアの伝統と気品漂う“グレカーレ”は、現代を代表するSUVといえる。混沌とした現代社会を凛々しく走り抜ける姿は、ドライバーのライフスタイルを豊かにさせるパワーさえ感じる。
進化を続ける“グラントゥーリズモ”
ブランドのスピリットとともに、時代を超越する進化を遂げてきた代表モデル。誰もが憧れる洗練されたボディーや革新的パフォーマンス、上品なインテリアは、未来へ受け継がれるマスターピースだ。
どんな走りも実現する“グランカブリオ”
オープンカーならではの開放感あふれるモデルは、 レーシングカー譲りの疾走感を存分に体感できる。日常使いからスリリングなスポーツモードなど、4つのドライブモードで完璧な走りを思いのままに。
胸高鳴る“MC20”“MC20 Cielo”の音とスピード
雷鳴のような速さと、羽根のような軽さ─ ダイナミックなエンジン音とともに、刺激的で爽快に感じるスピードは唯一無二。110年間培った実力のたまものともいえる、未来に誇るシリーズだ。
ピアス18万5900円、イヤカフ5万5000円、リング7万3700円/
以上、ジバンシィ(ジバンシィ ジャパン0120-218-025)、
その他 スタイリスト私物
STYLING : KAZUHIRO SHIBATA(DRAGONFRUIT)
HAIR & MAKEUP : MAKI YOSHIDA(KURARASYSTEM)
TEXT : RIE KAMOI
マセラティ ジャパン