ファッション

パリコレのフロントローを満喫し、「ルイ・ヴィトン」の真髄に触れる【今月の平山美春さんvol.5】

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 コロナ禍で海外旅行や海外でのショッピングが制限されている。そのため、国内のラグジュアリー市場は活況だ。海外消費ができない富裕層は、国内のどこで、何を消費しているのか?また、百貨店やブランドにはどのようなサービスを期待しているのか?30代富裕層の平山美春さんに、毎月のショッピングやイベント、感動のサービスついて話を聞く。

取材協力:カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京 ※私物に関する店舗への問い合わせはお控えください。

WWD:久々に欧州へ渡航した感想は?

平山美春さん(以下、平山):2年ぶりに、現地の人と風景に触れられてインスピレーションが得られました。パリはアメリカやドイツからの観光客で賑わっていて、マスクもなしでコロナ禍前に戻ったような状況でした。

WWD:約3週間、現地での過ごし方は?

平山:まず、パリに入り約1週間は、散歩したり友人に会ったりしました。それから、ミラノへ行き、パリコレのためにパリへ戻りました。

WWD:パリで、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンが運営するホテル「シュヴァル ブラン(CHEVAL BLANC)」に宿泊した感想は?

平山:セーヌ川が見えるお部屋で、とても気に入りました。ラグジュアリーだけどカジュアルでもあり、それが新しいんです。ラグジュアリーホテルでも、宿泊客の空気を読んだサービスを提供するのが大切。それが、実現されていました。内装も洗練されていて、プールは、すぐそばのセーヌ川と同じ水位。まるでセーヌ川で泳いでいるような気分でした。日中と夜で景色が変わる電子パネルを施すなど、ドラマチックな演出もすてきでした。

WWD:ミラノの滞在は?

平山:「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA 以下、D&G)」のショーを見るのとアルタモーダ(イタリア版オートクチュール)のフィッティングが目的でした。現地で「D&G」のスタッフに、ファミリーのように接してもらっています。内輪のディナーやアフターショーパーティーへ行き、シャロン・ストーン(Charon Sone)を紹介してもらいテンションが上がりました。

WWD:ミラノでのショッピングは?

平山:現地限定のスペシャルピースである、2022年春夏のオレンジ色のジャケットとスカートのセットアップと、レインボーカラーのストーンが付いたバッグを購入しました。

ショッピングは、ショー後の展示会で

WWD:パリに戻ってから滞在したのは?

平山:「ル・ムーリス(LE MEURICE)」のチュイルリー公園が見えるお部屋です。歴史のあるホテルで、自宅に帰ってきたかのように温かく迎えてくれます。

WWD:パリコレ期間中は?

平山:「ディオール(DIOR)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のショーに行きました。現地で「ジバンシィ(GIVENCHY)」のショーが見られることになったので、急きょ、ドレスをオーダーし、サイズを直してもらってショーに着て行きました。ショーでは、それぞれのブランドらしさが発揮されていましたが、「ルイ・ヴィトン」のショーの会場がオルセー美術館で圧巻。感動しました。

WWD:パリでのショッピングは?

平山:とにかくショーで忙しかったのですが、展示会などでショールックをオーダーしました。「ヴァレンティノ」では、ピンクのパンツのセットアップとスタッズ付きの小さめのバッグ、「ジバンシィ」では、シースルーのトップスをオーダー。「ルイ・ヴィトン」では、アースカラーのパンツルック(パンツ、シャツ、ジャケット)と、外側が白で花柄のモノグラムが施された小さいトランクケースのようなカメラバッグを購入しました。「ディオール」では、ショーに着ていくためのイエローのジャケットに合わせるスカートとブラウスを買い足しました。ほか、ショールックで気になったものは、日本に来てから見る予定です。

WWD:今回の滞在のハイライトは?

平山:「ディオール」のモンテーニュ本店に、オープン前に招待されました。広くてレストランもあり、「ディオール」らしいお店でした。また、ずっとリモートでやり取りしていた、オートクチュールの最終フィッティングが本店でできたので良かったです。念願だった「ルイ・ヴィトン」のパリ郊外、アニエールにあるアトリエもすてきでした。トランク全てがそこで作られていると思うと、ブランドの真髄に触れられた気がして感動しました。創業者のルイ家のお屋敷でのお茶も優雅なひとときでした。

WWD:今季のコレクションでは、テーラードの一方、女性性などに注目が集まったが?

平山:自分のボディーラインが出る洋服を着ることは体形を保つモチベーションにもなるので、ビスチエなどにチャレンジしてみたいと思います。時代の流れで肌見せへの抵抗がなくなり、おしゃれを前向きに楽しむムードになりつつあると感じます。ファッションは、毎日自分が前向きになるものを着るべきだと思います。

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