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「シロ」外箱なし製品を直営全店舗で導入 本体価格3%値下げ

 「SHIRO」を展開するシロは4月1日、公式サイトと一部店舗で導入していた外箱なしの製品販売を全国の直営店に拡大する。それに伴い本体価格を改定し、現在の外箱入り製品から3%を値下げする。さらにショッピングバッグや簡易ラッピング、雨よけカバーは有料化し、環境や社会に配慮した取り組みを推進する。

 同社は、外箱なしで購入すると販売価格を3%オフにする「エシカル割」や、オンラインストアで購入することで削減できるCO2排出量の表示など、エシカルな発想に基づく取り組み「シロ エコシステム(SHIRO ECOSYSTEM)」などに取り組んできた。20年から始めたエシカル割は、導入から1年で約8割の顧客が外箱なしを選択するまでになったため全国に拡大する。

 そのほか直営店舗で無償で提供していたショッピングバッグは有料化。ショッピングバッグを「受け取らない」選択をすると排出せずに済むCO2量は(シロ調べ)、特小サイズ51.13g、小サイズ125.04g、中サイズ185.54g、大サイズ331.29gが想定できるという。簡易ラッピングと雨よけカバーはプラスチック素材が地球環境に与える影響を鑑みて無料での提供を終了する。雨よけカバーはリサイクル素材を使用したものに変更する。

 また、2月24日に発売するカラーメイク製品リニューアル第2弾ではアイブロウパウダー“がごめ昆布アイブロウパレット”(全3色、税込4588円)とハイライター“シアハイライターカラー”(全4色、各税込4481円)は製品に使用するプラスチック使用量を削減。アイブロウパウダーは付属のブラシも廃止した。

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