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貝印がSDGsの一環で紙カミソリを開発 「いい刃の日」に特設サイトも

 刃物メーカーの貝印は、SDGs(持続可能な開発目標)推進の一環として「紙カミソリ」を2021年春に販売する。価格は未定。公式サイトで先行販売し、一般販売は来秋を予定している。使い捨てカミソリ分野において30年までにCO2排出量の半減を目指すべく、今回の開発に至った。

 紙カミソリは、紙のハンドルと金属の刃で構成。ハンドルの持ちやすさや刃の切れ味など安全性に配慮し、ハンドル形状を新たに設計した。ハンドル部分は組み立て式で、かさばらない平らなパッケージを採用する。

 発売に先駆けて、「紙カミソリ」のお披露目と、「いい刃の日」の11月8日10時に公開する特設サイト「KAI Edge Museum ~刃物で切り開く未来~」を紹介するオンラインイベントを開催した。女優の夏木マリとモデルの冨永愛が登壇し、特設サイトのためにコラボしたアイテムを紹介した。夏木は、自身が立ち上げた途上国の子どもたちを支援する社会貢献プロジェクト“One of Love”のテーマカラーである赤とロゴを施した紙ハサミ“MARI KAMI HASAMI”を考案した。「日常で使うもので環境に配慮したアイテムを作りたかった。金属やプラスチックに変わるものを考え、紙を採用しました」と説明した。

 一方で冨永は、交換式のアイブローレザーを片面に設け、 反対側はそれぞれ毛抜きとハサミをスライドで取り出すことができるアイテム“AI brow tool pen”を提案した。「これ一つで眉のケアができるように考えました。ジェンダーレスで使える、日常に溶け込むアースカラーにこだわりました」と話すと、夏木は「眉は女の命ですから。私は眉がないですけど……持ち運びもできていいですね。すばらしいアイディア!」と絶賛した。

 同サイトは、“未来に向けて刃物の新たな可能性を提案する”場として新設。サイト内には、貝印の考える未来の刃物のデザインやコンセプトに触れる特設展 「美しきKAI Design展」、切る音に着目したサウンドコンテンツ「KAI Sound Lab」、夏木と冨永が登壇したオンラインイベントの模様を紹介する「Gallery Talk」、貝印の歴史を紹介する常設展「KAI History」 などを用意する。